▼アイリ編クリアしました
分岐がかなり終盤の選択肢なんで(しかもこのゲーム最後の選択肢)ストーリーの違いはほぼなし
しかも終盤も共通ルートがあるので大幅な違いはなし
▼アイリを目覚めさせるため、知恵を絞る優人達
優人と秋穂はそれぞれの考えでアイリの消息を辿る
理子「じゃあ私は家で待ってるね」
いや、せめて手伝えよ。
秋穂編に続き、理子、アイリ編でも役に立たない
▼秋穂の家で見つけた、アイリの幼いころの日記に優人の事が書かれており、現実世界での接点が病院にあったことを思い出す
おお、ここで主人公が病弱だった設定を拾うとは上手い
優人はアイリを目覚めさせる為の方法として、かつてアイリに歌ってもらった子守唄を歌う(凄い記憶力だな)
だがアイリは目を覚まさない。何かが違う、何かが足りないと焦燥感にかられる
そんなとき、病室に姉妹の母親が入ってくる。激怒している母親は顔が姉妹にとてもよく似ている
え?似ている、って、誰ですかこれは?
かまいたちの夜かな?
そもそもこのシルエット素材、女性には到底見えないんだが…
なんか荒木っぽくね?
▼せや!母親や!子守唄は母親じゃないとあかんのや!
という優等生のひらめきで、
必死に懇願し、子守唄を歌ってもらう。
アイリは無事に目を覚ます
秋穂編だとスルーだった親子の確執は、アイリ編だと案外あっさりと解消
終盤のペースでいけばこんなもんだが、上手く行き過ぎて拍子抜けかも
▼ラストはいきなり数年後、大人になった2人が幼いころの記憶通り、結婚式を行う。思い出のあの場所で…
FIN
うーん、
非常に綺麗なストーリーで面白かった。アイリとの関係もここで初めて発覚するし、シナリオの謎が解けるという意味でもアイリがメインヒロインかな
ラストの台詞、「この、世界の果てまで」もカッコいい(でも秋穂編のラストに相応しい台詞かも)
でも、現実離れしたファンタジーな存在のアイリが実は幼馴染だった、って落しどころは微妙かも。主人公のキャラクターも、まるで少女漫画に出てくる乙女キャラみたいで、他とちょっと違うし
アイリのシナリオはもっと雰囲気の違うものを想像したが(舞台も夢の世界だと思ってた)、全てが現実世界で行われ、他のヒロインとプレー感覚も同じだ
普通に健康になって結ばれてしまうのも、なんか、儚げなヒロインという個性が死んでる
ぶっちゃけ、アイリのキャラクター性はサブとしての悲劇のヒロインのほうが向いてるんで、メインヒロインの器だったかというとどうも…
でも面白かった
評価 80点の良作です
惜しいのはやっぱり、絵が少なすぎる事。
母親もシルエットだし、幼女アイリが現在と同じ絵ってのはありえないでしょ。しかもその同じ絵が数年後の秋穂にまで使われてる。年齢の幅、どんだけあるんだよ
スタッフロールでも「製作者」はライターの名前しか書かれてないし、キャラデザ担当が殆ど仕事をしていない…
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