まあ控え目にいって…
「逆転裁判」オマージュ史上、最高傑作でしょう
「逆転裁判」を題材にした二次創作はゲームだけではなく動画など色々あるが、「逆転裁判」の再現度…
いや正確には「逆転裁判っぽい他の何か」…
「巧舟っぽいシナリオとテキスト」に関してはこれ以上のものはないというくらいの雰囲気と、面白さ
ウィットに富んだ会話劇と、異議あり!の応酬による法廷バトルが実に面白い
「逆転裁判」のお約束はすべて押さえている。事件解決後に1つ、真の証拠品を出すのも同じだ
「なんですってェェェェ!」の代わりに「なんだってェェェェェ!」と叫んだり、細かなオマージュもある
ところが「OR逆転裁判」は「逆転裁判」の二次創作で「はじめての逆転」をモチーフにしてはいるものの、キャラクターはアウチと裁判長以外オリジナルで、オリジナリティは高いと感じた(むしろ、恋人同士の悲哀などが絡み、ストーリーは「はじめての逆転」よりも、練られていると思ってしまった…「逆転裁判」は大好きな思い出のゲームなのに…)
オリジナルキャラクターも個性派だ。
主人公のひつぐりちゃんは小さな体で頑張る姿が良い。前のめりになり過ぎる余り、机に乗り上げるのが、可愛すぎ
やるときはやるし、何気に頭脳派だ
クールだが実は面倒見のいいショチョウも、なかなかに魅力的。
法廷でのアドバイザーとしても、精神面でも、良き師匠って感じ
依頼人も犯人も、一癖も二癖もある。
そしてなんと、音楽まで自作だ
この、ただの模倣に留まらない本物の熱量。手に汗握る法廷バトル
是非味わってもらいたい
評価A+
80点
露骨な伏線を張って終わった。全5話を予定しているそうだが(DS版と同じ流れにするのかしらん…?つまり、ショチョウは2話で…)、これはただのオマージュの枠には収まらない、とんでもない良作が出てきたな…
何を言っても巧い事返すセンスが面白くて、推理攻略に失敗してでも、全部の台詞を読みたくなる…
こんなところまで「逆転裁判」と同じで、驚くほどよくできたゲームです
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「OR逆転裁判」は「逆転裁判」のオマージュ作品で最高傑作だと思ってます。ただの模倣ではなく、オリジナリティが非常に高いことも美点。タイトルこそ「逆転裁判」が入っていますが、キャラクターも裁判長以外全員オリジナルですしね。
その昔、まだふりーむ!が出来るか出来ないかくらいの時代に、「2ch版逆転裁判」「学級裁判」などの、もはや絶滅危惧種の良作Flashゲームが存在しましたが、それらより格段に面白いです(余談ですがこの2作は、私が自作ゲームにハマるきっかけでもあります。ゲーム自体はその前から作ってましたが)。
2話も勿論やりました。共依存というテーマが「逆転裁判2」の依存症のキリオ。相手検事と過去に何やらありそうだったり、オマージュが多くみられました。悪党の犯人を追い詰める快感、暴力による支配への対抗……トリックだけではなく、キャラクターまでもが逆転する、まさに「逆転裁判」。「ですぜ?」が口癖の男性主人公からスタートし、真打登場でひつぐりちゃんに交代するのも、マンネリ化の解消に一役買ってましたね。
「ドールリコレクト」も完成し、「OR逆転裁判」は2話まで完結。「本質探偵-情報愛者の夢-」のような新作も出ましたし、最近は良質な推理ADVが多く出てくれるので、嬉しいです。
(p.s ところで管理人さんは2話は遊ばれましたか?(もう遊んでらしたらゴメンナサイ。。。))