時は平成10年夏休み
9歳の少女、彩は、親戚の家を周る一人旅に出発
道中、余りにも危険な道草として、廃病院などのホラースポットを巡っていく
「井戸」作者の新作。「井戸」ほどではないが、なかなか怖い
だがアイテムであるラジオを使うと、妙に陽気なBGMが流れ、雰囲気を緩く出来る
怖いのが苦手な人は、使う事をおすすめ
ホラーゲームとしては、難易度は高めかなぁ…
アイテムが光るようなヒントもなく、唐突にダンジョンに放り込まれるので、基本ノーヒント
謎解きはないが、探索はなかなか難しい
ストーリーは、寄り道した恐怖スポットで、怪奇現象の謎を解く事がメイン
中には人為的な物もあり、私は廃病院のおじさんが一番怖かった
「カイジ」のハンチョウにめっちゃ似てる彼には、ある秘密がある
是非皆さんの目で確認して欲しい
彩の衣装にはバリエーションがあり、グラフィックも勿論変わる
かなり変わった子で、白骨死体を見つけても冷静なのに変質者相手に驚いたり、いくら相手が犯罪者とはいえ人をナイフで平然と刺したり、掴みどころがない主人公だったね
プロローグで危ないところに行くなと忠告されたことを平然と無視するし、危険な目に遭っても、まだ廃墟巡りを止めないし…
恐らくこのあたりのキャラ設定は、真エンドで解けるのではないか
エンディングは1種類だが変化や分岐が多いようなので、クリア後もプレイを続けます
評価C
60点
面白かったです。
害虫や汚いトイレなどの表現が多いので、心霊よりもむしろ、汚い物、気持ち悪い物で嫌悪感を煽るタイプのホラーゲームかもしれませんね。
携帯電話も出てこないし、平成元年くらいの時代イメージでプレイしてました
平成10年といえば、セガ最高の名機、ドリームキャスト発売の年…
SMAPやGLAYのCDが、飛ぶように売れていた時代…
このゲームの雰囲気は、もっと昔のような気がしますね…
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