病室の窓から今日も自由に思いを馳せる。
それを叶えてくれるのは、灰音という少年だった。
午前零時、今日も少女は少年を待っている。
▼まず最初に目を引くのはグラフィック
めっちゃオサレやねん
タイトル画面のデザインと音楽に、のっけから引き込まれたね。
独特の雰囲気のある、所謂、雰囲気ゲー
▼メッセージウィンドウが下ではなく、2人を分ける中心なのも珍しい。
(誤字脱字多いな)
更に選択肢では、4分割になるこれまたオサレっぷり
(入院してる割に、けっこうでかいな)
▼攻略方法がやや独特で、最初は殆どフラグが立ってない。
1つ1つ違うEDを見て、先に進んでいく。
1周ごとに微妙に違った展開になる。
▼入院患者の主人公「伊織」が、午前零時にだけ逢いに来てくれる同じ入院患者の王子様「灰音」と、ひと時の逢引を過す乙女ゲー。
一緒に夜の病室を抜け出し、語らったり…
噴水に体を浸したり…
ロマンチックな逢引をする。
病院という限られた空間、しかも零時という限られた時間だけで、2人は徐々に親密になっていく。
そんなストーリーが中盤、激変
伊織が黒い部分を発症
おっ?ヤンデレか?灰音を殺んのか?お?
…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました…
でもどちらかといえば灰音がヤンデレでした…
▼変貌するタイトル画面、徐々に明らかにされていく世界観。
伊織、そして灰音の正体とは…
▼ネタバレはあえてしないので、是非ともプレイヤーの目で確かめて欲しい。
クリアして、なるほどファジーテラリウムとは上手いタイトルだなと思った。
なかなか切ない話だ。
評価C+
65点
なんでも本作はエイプリルフール企画ゲーで、ウソをテーマにした作品らしい。
バカゲーばかりの中で、シリアスストーリーの、明らかに異色の一作といえるでしょう。
果たして何が真実で何がウソだったのか!
伊織と灰音の正体は!?
そもそもこの病院と、2人の病気とはなんなのか!?
それは貴方自身の目で!
確かみてみろ!
m9っ`・ω・´)
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