ホラーとして出ているが実際にはホラー要素はほぼ無く、ファンタジー系の推理ゲームかな
ほんのりホラー短編ノベルとあるが、ほんのりすらない感じ
▼植物をモチーフにしたゲームデザインとグラフィックで、視覚的にはなかなか綺麗
白黒で描かれたスチルも上手いです(尚、このゲームは立ち絵がない)。
女性キャラの黒目が大きくて、「ぬらりひょんの孫」を思い出す絵だね
▼ヒロインである姉に相手役の男が設定されてるのが、いかにも女性作者っぽいですね。
男作者だと姉ヒロインは大抵ブラコンで弟ラブだし。
トゥルーエンド到達まで2時間くらいだが、難易度が高く攻略は少し難しかった。
バグもあって、フラグが立ってない状態なのに絶対に解けない謎解きをやらされたりもした。
苦労して辿り着いたトゥルーエンドだが、真相はどうもイマイチかなあ。
作者は最後の一行にインパクトを込めたつもりなんだろうけど、プレイヤー的には、え?これで終わり?って感じだった
それよりも、死んだ姉への想いを、同じ顔の萌えマンドレイクに捧げるメリーバッドエンド1のほうが面白い
最初このEDだったから、てっきりこれがトゥルーエンドだと思った。
だってこのEDのほうが、主人公は幸せそうだからなあ…(笑)
永久に老いる事もない美少女(頭は子供)を飼って、自分を「だいすき!」なんて言葉を必死で教えるとか、ある意味ハッピーエンド(笑)。
評価D
55点
こういう世界観が好きな人には合うんじゃないでしょうか。設定や絵が好みならおすすめです。
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