父が事故死してしまい、母はふさぎ込むようになった。だがエミリーが自傷行為をしたときのみ励ますために、笑ってくれる。
…最初はカッターナイフ、次にハンマー、そしてノコギリ…
徐々にエミリーの自傷行為はエスカレートしてしまう
そう、塞ぎ込んだ母を笑顔にするために…
夫を亡くして悲しみに暮れていた母は、拳銃での自殺を考えていたが、こんなエミリーを残しては逝けない、明るく生きていこうと考えを改める
そして最後にエミリーは母が捨てようとしていた拳銃を発見し、本当に死んでしまう
母親がエミリーを発見する直前でゲームは終わるのだが、永遠に続くような夜が明け、ちょっと希望が出来たかな?というシーンからまた突き落とす、なんともいえない後味の悪さ…
この話なら現実にも起こりえるかも?
と思わせる妙なリアリティ、怖さがあった(世界まる見え!とかアンビリバボーでありそう)
タイトルの幸せなエミリーがかなりの皮肉であることに終盤で気付くのだが、それも悪趣味で切れ味がある
ビデオ映像のような演出もよくできてる。ラスト3分の緊張感はすごい。
心霊っぽい演出が多いけど実は心霊系ではないし、ホラーゲームとはいえ余り怖くない上、難易度も低いので、初心者にもおすすめ
ホラーゲームにありがちな即死や追いかけっこがないのはいいんだが、余りにもお使いラッシュが酷かったので、改善して欲しいかな
評価C
65点
面白かったです。
…これからプレイする人に少し攻略アドバイス。
舞台となる家がかなり広い。地下室まである。
行く場所がなかったり使えるアイテムが無い場合はコの字のマップの角を調べてみよう
分かりづらいが、こういうゲームだと大抵窪みはドアだから。匚も同じ
一部のアイテムなどはバイオのように光っているが、そうじゃないことのほうが多いのでマップにあるものは手当たり次第調べよう
【このカテゴリーの最新記事】