アフィリエイト広告を利用しています
アフィリエイト広告を利用しています

2017年10月18日

【今のゲーム業界とゲーム開発費について思う事】ゲーム開発費の平均は10億円〜20億円らしいけど

1.jpg
3.jpg





フリーゲームレビューブログの、偶のコンシューマーゲームの話題





家庭用ゲームは余りプレイしなくなったし、本文中に結論がないので、まあ酒の席の終盤くらいのテンションで、だらだら喋ります









いやあ、ゲーム開発費って凄いですね。



もう1本売れないだけで即倒産に繋がるから、メーカーもそりゃ必死になるよね、売るために。




好きだったソフトハウスも、もう何十社も倒産してるね。トンキンハウスのような事業撤退も含めると、もっとある





その昔、ファミ通で鈴木みそが連載していたおとなのしくみで、「昔(ファミコン時代を指す)のゲーム開発は掘っ立て小屋。今(PS全盛期を指す)のゲーム開発はガンガンビルが建つ」というネタがあったり、開発マシン1台で100万なんて話もあったり、ゲーム開発費はやはりあのころから高騰したんだろうけど、当時は市場規模が大幅に拡大してたから、違和感は全然なくて、寧ろゲームファンとして、誇らしいくらいに思ってたね。



ゲーム業界、ゲーム産業ってすごいんだ、って。




何せ、みんなゲームをやってる時代だからね。



2000年代の話になるが、電車や待合所で、みんなDSやってたでしょ?でも、今はみんなスマホだからね(スマホゲームをやってる場合もあるが、古参ゲーマーには嫌われてるので、90年代にあったような「ゲーム」ではないとここでは定義します)









遡って90年代。


ゲームバブルでそれはもう凄い時代だったよね、90年代は。きっと物凄いお金が動いてたんだろうな。



ゲーム黄金期にしてサブカル黄金期。アニメ、漫画、音楽も凄い。


アニメはゴールデンタイムに数多くの作品が放送され、ちびまる子ちゃん、サザエさん、ドラゴンボールはすさまじい視聴率を叩き出していた。(全部フジテレビだ、今ではありえない勢い)


朝や深夜にやっていたアニメでさえ、今のほぼなくなったゴールデンタイムアニメ以上の視聴率を取っていた




ジャンプの発行部数は過去最高の653万部で、もうこの記録は未来永劫破れないだろう。


CDもミリオンヒットなんて珍しくもなんともない時代。勿論握手券なんてついてない。




でも現在はもう何もかも物が売れない時代。御多聞にもれずゲームも売れない時代で、販売本数なんて減る一方だから、膨れ上がった開発費を回収するのは、DLCなどを乱発しないと不可能なんだろうね。





結果それが作品のクオリティダウンになってる。


本編が明らかに未完成版で、DLCを全部買って、やっと1本のゲームだったりね






名作であるグランディアの開発期間と開発費は4年と7億円だとゲーム批評に載ってたんだけど(ソースは記事の最後に掲載)、開発期間はともかく、この7億円という当時は驚いた開発費も、いまじゃ平均以下で、ひどく安上がりなゲームなんだろう




でも、今の水準で見てもグランディア以上のゲームなんて殆ど無いし、じゃあ開発費ってなんだろうって思ってしまうね(余談だが、グランディアが対抗心を燃やしていたFF7は、開発費150億円近いそうな。研究費込みだろうけど)





http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7978/ps.html
もちろん、クソゲーのTHE UNSOLVEDのようなつまらなくても金がかかったゲームもあったけどね








史上最大の開発費70億円を掲げた(実際の開発費は50億円程度という説あり。当社歴代作品比と書かれてるが、実際に世界一だろう)シェンムー 一章横須賀はそれはもう豪華絢爛で素晴らしい名作だったから、お金や時間を掛ける事は否定しないけど、現在の無駄に開発期間と開発費を掛けているゲームは、正しい形で開発費と開発時間を、労働生産性、開発力、ゲーム完成度に反映できてるのかな?と疑問。





FF15なんて開発10年掛けても、悲惨なデキだったからね




日本の労働生産性の落ちてることと、開発費高騰は、密接にリンクしてるんじゃないかなー







【グランディアに関するソース、本文抜粋。当時でさえこう言われていた。じゃあ今は…】


制作期間4年と7億円の費用をかけて作り込んだゲーム アーツの新作RPG。随所に職人芸らしいこだわりの思想が見える。


〜〜


FFVIIの向こうを張ったこだわりのRPG




 表現力が増したハードで制作者の想像力は何を生み出せるのか。ことRPGの分野に限れば「映画とゲームの融合」という命題が数年来唱え続けられている。その最右翼がFFを筆頭としたスクウェアRPG群であり、今やRPGは表現力で勝負する時代と言われるまでになった。その結果制作費が高騰し、多くのメーカーにとって挑戦しにくいジャンルになっていることも確かだ。ポケモンのヒットによってシステム重視のRPGが再評価されていることも、この流れと無関係とは言えないだろう。こうした背景の中で、「グランディア」は、大作指向というFFと同じ土俵に上がりながら、まったく異なる手法を用いて一つの回答を示した作品だといえる。


〜〜

ゲームの出来と共に、インタラクティブメディアにおける物語の力を、改めて感じさせる作品と言える。制作元のゲーム アーツは、完成までに4年の歳月と7億円の費用をかけたと言われており、随所にこだわりが光る良作となった。他メディアを通しても「元気の良い男の子の物語」として久々の快作であり、時代に媚びず、自らの目指す物を誠実に作り込んでいくことが、結果として良作を生むことを、改めて示したようにも感じる。










この記事へのコメント
コメントを書く

お名前: 必須項目

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント: 必須項目

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6870075
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
最新記事
最新コメント
ル・ソレイユの殺人 レビュー感想 好きだから、恥ずかしくて冷たくしちゃうんでしょ? by 管理人 (11/15)
ル・ソレイユの殺人 レビュー感想 好きだから、恥ずかしくて冷たくしちゃうんでしょ? by 面心立方格子 (11/12)
クリエイターズ・デスゲーム レビュー感想 誰もプレイしてくれないと言っても100DLはされてるんでしょ?それって100人が遊んでくれてるって事で、十分凄い事じゃん。その人たち大事にしなよ by 管理人 (09/06)
クリエイターズ・デスゲーム レビュー感想 誰もプレイしてくれないと言っても100DLはされてるんでしょ?それって100人が遊んでくれてるって事で、十分凄い事じゃん。その人たち大事にしなよ by ミカ (09/06)
君のうさミミを鍋にしてたべたい! レビュー感想 Diary by (  ゚д゚ )………………( ゚д゚#)彡 (08/14)
君のうさミミを鍋にしてたべたい! レビュー感想 Diary by h (08/06)
三十路だけど狂戦士やってます レビュー感想 こんな嫌な思いをするくらいなら、世界なんて救わなければよかった by 狂子 (06/29)
三十路だけど狂戦士やってます レビュー感想 こんな嫌な思いをするくらいなら、世界なんて救わなければよかった by 哲学の道 (06/29)
【定期コラム】当ブログのコンセプトと、レビュアーに必要なのは文章力ではなく……というお話 by 私?当然特待生でテスト免除ですよ (06/04)
【定期コラム】当ブログのコンセプトと、レビュアーに必要なのは文章力ではなく……というお話 by 京 (06/04)
おすすめ名作フリーゲーム
  1. 1. 死月妖花〜四月八日〜 レビュー感想 守りたい、この世界
  2. 2. 夜底奇劇・星空物語 プレイ日記2(クリアまで)と総評 夜明け
  3. 3. 夏ゆめ彼方 レビュー感想 将棋を通じて少年の人生を描く一大叙情詩。傑作!(ネタバレ)
  4. 4. ほろびのゆりかご レビュー感想 ラストシーンで判明する真相は、最早SFファンタジーのスケールを超えた(ネタバレ)
  5. 5. 鼓草 レビュー感想 極限の花婿たち
  6. 6. 色は黒に包まれて レビュー感想 深い光に包まれて
  7. 7. 怨溺 ―ONDEKI― レビュー感想 世界は救われる、彼女を失えば
  8. 8. 籠の街 レビュー感想 少年の爽やかな成長物語と思いきや、まさかの欝ゲー展開に…
  9. 9. かわいいは壊せる レビュー感想 七つの愛憎
  10. 10. 決戦前のヒトリ 〜主人公以外全員『カップル』がいるアドベンチャー〜 レビュー感想 うげっ、なんでそこまで分かるんじゃ!!?ロリコンは皆こうなのか……?
  11. 11. 電波障害ノベルADV AlexiA〜アレクシア〜 レビュー感想 もう、勇者しない。
  12. 12. Human killing レビュー感想 東出大好き