一つ一つのエンディングの内容と感想
マルチエンドで9つに分岐
クーフィアを助けに行くルート
・ED.1、四人の王国エンド
条件:最後の選択肢で「クーを選ぶ」を選択する
唯一のハッピーエンドにして、唯一のエンディングソングつき。ラストシーンのバックにもグラフィックがあります
四人で国を出て四人の王国を作るというタイトル回収END
選択肢で否定的なものを選ぶと…主人公が「もっとラクに生きる方法があるはずだ」「僕はこの旅で成長した」って…まるで成長してねえ(笑)
逆にクーフィアはヒロインらしく随分成長した
リカは主人公にフラれてしまうが、まだ諦めてないので重いフリ方じゃないのも妙に安堵する内容
・ED.2、リカと一緒に暮らす
条件:最後の選択肢で「リカを選ぶ」を選択する
主人公、リカとバックレ。酷い屑のまま終了。最後セックスして唯一性交の描写がある。サラっとだが
リカを助けに行くルート
・ED.3、リカと2人で旅に出る
条件:
1.「これからどうしたい?」の選択で「リカと2人で旅に出たい」を選ぶ。
2.リカの「王国へ帰ろう」を拒否し続ける
2人で旅に出る。選択肢によってはライツを倒すための修行になる。クーフィアはどうなったのだろう…
クーフィアルートにリカは出てくるが、リカルートにクーフィアは登場しない…
助かったのだろうか…
・ED.4、リカとサトミと3人で旅に出る
条件:
1.「これからどうしたい?」の選択で「サトミと3人で旅に出たい」を選ぶ
2.リカの「王国へ帰ろう」を拒否し続ける
ED3の途中から少し変わるだけ。気ままな三人旅
サトミが医者の試験をバックレてまで主人公に協力してくれていたことが、えらくあっさり語られる。
クーフィアルートだともっとサトミのカッコよさが引き立つ演出だったので、このエンディングのシーンはイマイチだった(こういうのは本人に言わない方がカッコイイだろう)
・ED.5、ライツを殴りにいく
条件:
リカの「王国へ帰ろう」に肯定する
ED1以外で唯一ストーリー性のあるルート。かつ唯一戦闘があり、ライツとも戦う。
だがライツ、ラスボスなのにすげー雑魚
よくこんなんで王子になれたな
リカと一緒に王国に殴り込みにいく主人公
だがそこで見たものは、あの糞生意気な門番の死骸だった…
城内の兵士たちも皆、無残に殺されている
ライツのクーデターで殺される国王。
マジ無能、まさか本当にライツの本性に気づいてなかったんだね
ライツと近衛兵を倒すも、圧倒的な兵隊の数には勝てず退却する主人公とリカ。
ライツは2人を見逃すつもりだったが、心変わりと豹変により殺せと兵士に命令。ライツもまた「自由」に取り付かれていたんだな
背中から突き刺される主人公だったが、そこで身代わりになったのは自力で逃げ出してきたクーフィアだった…
来てくれなかったことへの恨み言と告白、今見ている光景を忘れるなとの警告…
恋愛というよりは最早愛憎劇で、ヒロインが惨殺されたことといい、結構衝撃…
このゲーム、結構エログロっぽい描写があるんだけど、まさかヒロイン死亡まであるとは…
その後、村に匿ってもらい日常生活。ライツを殴りに行ってしまったばかりに酷い結末なのに、妙にのんびりした雰囲気
■どちらにも行かないルート(ED.6〜ED.9)
・ED.6、仕事を続ける
「これからどうしたい?」の選択で「仕事を続けたい」を選ぶ
上司が少しだけ認めてくれる。ブラック企業でも勤め続ければある程度は伸びる、というのが怖いくらいリアル
・ED.7、転職する
「これからどうしたい?」の選択で「新しい仕事を探したい」を選ぶ
意外にもあっさりと転職。てっきり無能すぎて仕事がないってオチかと思ったのに。最後もあっけないくらいで内容がないエンディング
・ED.8、五人の帝国エンド
「これからどうしたい?」の選択で「この国から出たい」を選ぶ
クーフィアや仲間を捨て、一人で逃げ出す主人公。帝国兵に捕まり殺される
かと思いきや助けてくれたのはまさかのダン。主人公はダン一行の仲間に加わり、5人の帝国を築くのだった。
打倒ライツに向かって一番現実味があるEDなのが皮肉
・ED.9、1人でたびに出る
「これからどうしたい?」の選択で「1人で旅に出たい」を選ぶ
リカと旅に出るEDやサトミと3人で旅に出るEDの場所を、たった一人で周る
主人公の傍らには誰もいない…最後意味ありげに海を眺めて終わり
やはり最大の共通点としては、結局ライツの野望を打ち砕くことは出来ない、ということ
このゲームは、いってみれば主人公の負けの歴史でもあったのかもしれない
そして、サトミはどの選択肢を選んでも主人公を止める。クーフィアを助けに行くと言っても、ムシすると言っても止める。なんという天邪鬼
選択肢によっては完全に決別してしまうので、それも悲しい
纏めると、まともなEDは1と5だけで、あとはかなり適当な台詞とデモシーンだけで終わってしまった。
リカもヒロインその2かと思いきやサブキャラの範疇を出ておらず、EDもクーフィアの凝った内容とは比べるべくもない、簡素な作り
余程このゲームに入れ込んでない限り全部見る必要はないかと
因みに、クリア後にアンケートが出来るが、好きなキャラだけではなく、嫌いなキャラまで選ばされる。
それによると意外にもヒロインのクーフィアが嫌われキャラ2位、これは女ユーザーが大半だろうなあ…
好きなキャラでも2位だから人気はあるんだが、これは男ユーザーが大半だろうなあ…というのが私の読み
作者はユーザー層も集計しているので、それも公開して欲しい
好きなキャラに主人公も選びたかったな
【このカテゴリーの最新記事】
しかしながらこれは、第三者にとってはあくまで意訳であり伝聞なので、自分で体感すると、また違った解釈になるかもしれません。
やはり映像、音楽、テキストなど、すべて揃ったものを自分でプレイしてこそ、「ゲーム」ではないかと。本作は特にそういう作風ですし。
…ぶっちゃけて言うと、クーフィアを好きな者同士、あなたにも彼女を最悪な形で失う苦しみを味わって欲しいです(笑)。感情移入していると、なかなかの鬱エンドではないかと。彼女を裏切った時の仲間の反応も、妙にリアルです。
私はクーフィアは優良ヒロインだと思ってます。かなり好きで、男ユーザーからの人気が高い事も確かなようです。
しかしプレイしてる最中から、「典型的な女に嫌われる女」と思っていました。
理由としては、クーフィアは余りにも過去、女ユーザーに嫌われる女キャラの特徴を兼ね揃えていたからです。
そして何より、「いい子すぎる」。ゲームやアニメの女ユーザーは、いい子を「腹黒い」「あざとい」「裏がある」と歪曲してまで執拗に嫌う傾向にあり、「ポケモンSM」のリーリエがまさにそれで、やはり女ユーザーは挙って叩きました。そしてリーリエもまた、男ユーザーからは大変な人気です。
ED1は、ライツに勝利したといえるかは、微妙かもしれません。
もっと明確に討伐したかったですが、ライツはこのゲームに於ける無敵キャラなのかもしれませんね…。
まあ実際どうなのかは知らないし、男の中で俺だけがクーの魅力をわかってるんだと思いたい独占欲もあるのだけれど、でもまあ説得力のある仮説だった
しかしそっかぁED5だとクーフィア死ぬのか……
ふざけんなやあ
ED1だけ見て
素晴らしかったけどライツは放置かぁとか思ったんですけど
いやむしろ話を聞く限り、これはED1のみがライツに勝利したエンドなんじゃないでしょうか
王国の問題やられっぱなしで放置かよ!とか最初は思ったけど、どう考えてもED1は幸せだし
自分の本当に大切なことは何なのか
そこを見誤らなかったEDこそが1なんじゃねえかと
いやでも本当に教えてくれてありがとうございます
クーを見捨てるって時点で精神的に無理すぎて選べなかったけど、でも一応形だけでもED全部見たいかなぁとか思ってたんですが
リカを選んでクーを見捨てた挙げ句に、クーに守られてクーが死ぬとか
んなもん気が狂ってしまう話に聞いただけでも頭おかしくなりそうなのに
ED1こそが俺のエンディングだったのだと確信できました。本当にありがとう