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2017年10月09日

夕暮れの記憶 レビュー感想 君の名は

ストーリー

 主人公、佳木はある朝、彼女がいるという記憶を失っていた
 なんとか忘れていることを知ることができた佳木は彼女に会うが、明日には山に紅葉を見に行くというデートの予定が決まっていた
 きっと山に行けば、自分のことを思い出してくれるから、と彼女は自分の名前も教えない

 こうして、名前も知らない彼女とのデートが始まった












夕暮れの記憶クリアしました。攻略情報も載せます。







本作は気づいたら記憶を失っていた主人公が、ヒロインとの記憶を思い出す物語。



冒頭で、ヒロインの人物像を髪が長いとか髪の色はとか選択肢から選ぶ。




このゲームはヒロインをフリー素材からカスタマイズできるんだなと思い、好みの黒髪ロングを選ぶ、さあスタートだ






「俺の学園生活は終わってしまった!!タイトル画面へ戻る!!」






ええっぇえっぇえ…

何このやっすいノリ…

いきなりなんだかものっそいクソゲーオーラが立ち込める





どうやらヒロインはグラフィック固定で、いきなりノーヒントで選ばないといけないみたいね。




何度かゲームオーバーになるもヒロイン決定。正解は金髪ロング。





ヤンキー女かな?






記憶を思い出すために想い出の山へ2人で登る事になるが、主人公が子供の時、ヒロインをこの山で助けた時にケガを負い、その影響で記憶障害になっていると知る。


それ以来定期的に記憶障害になっている、そしてその感覚は徐々に短くなっているという


主人公がヒロインを忘れたのはこれが最初ではなかったのだ





うーん、なるほど定番だね。








山でキスをする2人。転びそうになるヒロイン。主人公は唐突にヒロインの名前を叫ぶ




「■■!!」






「せ、先輩…いま私の名前を…」




「うん、全部思い出したよ。お前の名は」








ここでヒロインの名前入力。


なるほどー、ここでヒロインの名前を決める訳ね。じゃあお前は最初に出てきた黒髪ロングとそっくりだから、素材子だ!!








「先輩…それ私じゃないですよ…やっぱりしばらく会わない方がいいのかもしれません」


ゲームオーバー!!








ち、違ったのか(;^ω^)

てっきり名前入力は選べると思ったんだけどなー。本当に自由度0のゲームや







気を取り直して名前を推理。




ノーヒントなんだから普通に考えて、作中のキーワードが名前だろう。




ここに来るまでに楓の話をしたな。楓の由来が蛙手じゃないかというトリビアだ。だからまず最初に楓を選ぶ、だが違う。





■は2つだから二文字だ。




だからお前は楓子だ。だが違う。




舞台は秋だ、じゃあ秋子だ。違う。






うーん、なんだろう。もう人の名前がない。





そんな時、ページ送りアイコンの紅葉を見ていたら、ふと推理ドラマでおなじみの太ったオバチャンの顔が思い浮かんだ。





そう、彼女の名前は、紅葉ではないか…






そうだおまえは紅葉だ!






はいアタリ☆(でもクレハって…)








というわけで2人はラブラブのまま下山して仲良く暮らしましたとさ、おしまいおしまい。







全体的に非常に軽めのタッチからやや重いテイストになるが、ラノベ的な会話劇などが合えば楽しめるでしょう。



シナリオの完成度は並。でも無駄に設定が上塗りされている割に、奥行きがない





冒頭のヒロイン選択は不必要でした。なにも面白くないし、ヒロインのそっくりさんってのもおかしいでしょ









そして最大の問題点はバグが多すぎる事。まさかクリア後のあとがきまで読めないとは(クリックすると続きからになっちゃうよ)





評価C 60点






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