笑った笑った!
これは凄い!
またも傑作になり得る可能性を秘めた、特大のがきたね!
▼まあレビュー感想と言ったところで本作「立ち絵が変なポーズの恋愛アドベンチャー あるいはオリジナリティの無い卒業までの日々」はデジゲー博2023の出展作品であり、
ネット上には既にファミ通.COMをはじめとした多数のレビューが存在するため、私が長々と説明する意義はなかろう。
それこそゲーム説明なんて、ファミ通.COMを読めば事足りる
なので今回は感想のみを述べたい。
デジゲー版との違いが分からないため、比較もしない。
あくまでフリーゲーム版の感想である。
▼「このゲームは体験版的なものではなく、本作単体でゲーム内容が完結するように制作しています」との事だが……大満足した!
たくさんの笑いが詰まっていた!
ゲームクリアまで笑った回数をカウントしたが(なんとなく気持ち悪いな)、なんと13回も笑っていた。
これはすげえ事だ。
人を笑わせて愉しませる、莫大なエネルギーを秘めている。
私はギャグ作品が大好きだ。
やはり笑いは人を幸せにする。
そして同時に、狂わせもする。
だが、「立ち絵が変なポーズの恋愛アドベンチャー」はゲーム自体が狂っていた。
▼ギャグばかりではなくカオスを楽しむ恋愛アドベンチャー(言うほど恋愛要素あったか?)とのことで、女の子もしっかりかわいくて、どこか叡智だ。
多くのシーンではケツを向けているので、女の子のケツが大好きだ!という人にはこの立ち絵、尚アリだろう。
この可愛さで製品版は全年齢。ちょっと叡智なシーンも無いというのだから、残念だ。
私はヒロイン達のオマーン国に眠るオーパーツが見たくて見たくてしょうがないが、今回は涙を飲んで諦めよう。
「立ち絵が変なポーズの恋愛アドベンチャー あるいはオリジナリティの無い卒業までの日々」は健全なのだろう…涙をがぶ飲みして、諦めよう
▼恋愛要素は薄味…というか9割はどこかに置き去ってしまったが、
意外や意外、トリックやミステリ要素がある。
2つほど、衝撃の事実があった。
ヒロイン達とギャグに熱中していたため、流石の私も隠されたある事実には思い至らなかった。
ギャルゲーだし、イラストは別の作者…
これまでの作風と打って変わってはいるが、なんとこのゲーム、当ブログでもレビューした「まったく証拠は無いですが、あなたが犯人です。」の作者の新作だという
なるほど確かに、こういうセンスは持っていたな。
しかしあのギャグセンスでギャルゲーを作るとは、恐れ入った。
バカミスからギャルゲー……実に華麗な転身じゃあないか。
評価B+
70点
という事で、唐突に感想はここまで。
期待を凌駕する面白さでした。
製品版は絶対に買います。
もうスタッフクレジットの「キャラクター振り付け」だけで面白いです。
ヒロインだけではなく「メモリーズオフ」の三上智也を更にイカレた感じにした主人公も、愉快な奴でした。
1つ懸念があるとすれば…製品版がどの程度のボリュームかは不明だが、
プレイ中にマンネリ化しないだろうか?という事ですね。
ギャグ作品ってね…、結構読むのにエネルギーを使うんですよ。
脱力系ギャグなんて言ったりもしますが、あれは本当に力が抜けてしまう。
本作もこのテンションを続けると、プレイヤーが食傷気味になるかもしれない。
製品版では、往年のエロゲーよろしくシリアスが入ったりするんでしょうか?
とにもかくにも楽しみです。
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