ストーリー感想としては…
「Reach for the stars プロジェクトL'Arc」のストーリー要素が強い分だけ、クライマックスの系譜により担当のストーリーがバッサリカットされている分だけ……彼女たちとのビジネスコンビ感が良くも悪くも強かったな…
いつも笑顔の彼女たちが、殆どのシーンではむすっとしてるか、無表情だしね。
本当に凱旋門賞への挑戦ありきなんだよ…青春要素が全くない…
同じ高みを目指す相棒ではあるけど、本当にそれだけだからね…
永遠も誓わなければ、トレーナーさんの1着だけは譲らないとも言われないし、ヘンなヒトでもない…
…本当にビジネスコンビ。
そもそもこのシナリオではウマ娘は記号的な存在として描かれ、ほとんど喋らない…
トレーナーの独り言のように処理される。
…トレーナーとウマ娘が並んで表彰台に上がる初めてのシナリオでせっかく2人で栄光を掴んだのに、ウマ娘との思い出が戦いだけだから、あんまり感動しないのよね…
▼他のシナリオに比べるとトレーナーとウマ娘が成長過程の未熟な存在として描かれてるのが、特殊な点だな。
トレーナーもがんばり屋ではあるものの劣等生だし(アルダンやジョーダンのトレーナーではありえない…それゆえシナリオバッサリ切ったともいえる)、
完成されているはずのマルゼンスキーや会長でさえ、東洋の島国の微妙選手扱いなのは斬新。
今後どんな天才超人キャラが実装されたところで、「Reach for the stars プロジェクトL'Arc」では凡人寄りに扱われるだろうから、そういう意味じゃ決定的なターニングポイントだったな。
▼それほどまでに凱旋門はどでかい壁なわけだが、その再現とIFとしては良く出来てた。
これだけやれば日本馬も勝てるかもねとは思った。
海外スキルを習得しないと勝つのが難しいし、実際、1回目の凱旋門賞は負けてしまった(2回目はジンクスなしでも勝てたが)。勝てばモンジューと戦えるんだろう。彼女との再戦も楽しみだ。
…しかし結局のところ、劇中でも言われてるように競馬はホームかアウェイの差が激しい…だけという気がするな。
あんだけイキリ散らしてるモンジューだって、ジャパンカップ4着だしね。
スペシャルウィーク相手にイキリ飛ばしてたあのオバサン、スぺを含めて3人に負けてる。
あたかもスぺだけに負けたような描写だったから、凄い違和感あった。
現実の競馬でも凱旋門賞で勝った馬は、日本だと弱いでしょ。もう日本に着いた時点でクタクタだろうし、日本馬がフランスの洗礼を受けるのと同じで、フランス馬も日本の洗礼を受けるから。
日本馬は凱旋門賞でいまだ勝てていないが、それは凱旋門賞馬も同じ。ジャパンカップで勝ててないし。
…そう考えると、やはり日本人は凱旋門賞に囚われ過ぎている気がするな。
もしエルコンが99年に勝っていれば、その後しつこく悲願、悲願…なんて言われなかったはず…全ての呪縛はあの2着から始まっていると思う。
仮に凱旋門賞で日本馬が勝ったら、引き合いに出されるのはエルコンだろうし。
▼新キャラのメイはかつてないほど熱くて面白い女だったね。
このゲームのゲストヒロインはいつも仕事人だから好き。
声優が堀江由衣ってのに驚きだ。本当に懐かしい。
私世代のアイドル声優といえば、堀江由衣、田村ゆかり、水樹奈々の3巨頭だった。
…まさかとは思うがフォワ賞から連想して堀江由衣を起用したのだろうか?
堀江由衣といえば「ほっちゃーん! ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!」だからね。
新春ハルウララ、チアのネイチャ(ネイチア)、ママだからマミークリーク、変な服着たる(フクキタル)、お菓子なブルボン、クリスマスプレゼントをオグリキャップ(贈りキャップ)、アルダンが男装してアル男とか……執拗な駄洒落でふざけるサイゲなら、あり得るから怖い。
SSRは多分人権だから、引いておきたい。
ハロー人権期間はあれだけ勝てた私が三女神人権期間では連敗したことからも、人権サポカ1枚の重みは今回も大きいと予測すべきだろう
▼「トレセン音頭」は久しぶりのハイテンション電波ソングだね。作曲が「うまぴょい」の人という事実には、余りにも納得。音楽としての中毒性が強いのは流石の天才肌。
どのキャラに歌わせてもお馬鹿になるのが笑えるが、ボーカルが無い子が多いのはガッカリ。
なんでマルゼンスキーが歌えないんだよ…こういう歌が得意なのに…
▼青い浴衣はアルダンのためにあるような衣装だな、似合い過ぎる。
一応和服なので、黒髪のアヤベにも似合う(この顔はワルベさん)
甚兵衛は男性の衣装ではないか?…とか思ったが、カワカミプリンセスのシナリオでも、プリンセスに性別は関係ないという世界観だったし、当然アリだ。オッパイが目立つのも良いし。
▼さて、2.5周年か…思えばあっという間だ…
攻略日記も、358本も書いてるのか…
フリゲレビューブログなのに、メインコンテンツになっているな
マイナーフリーゲーム専用のレビューブログだからこそ出来る、壮大な寄り道だね。
▼100連が終わり次第競技場メンバーを作り直す必要がありそうだが…
「Reach for the stars プロジェクトL'Arc」は強烈なインフレをしたかに見えるが、より運ゲー要素が強くなった気もする。
10月にいきなり終わってビックリだったが、その分サポカが完走しないしね…(1枚しか完走しなかったが、不運なだけ…?)
ターン数が少ないということは、「1回光らない」の1回が重大になったともいえる。
…
チャンミCLASSICの環境が未知数だが、余程凱旋門専用スキルが幅を利かせない限り、またグラマスで育成するかもしれない。
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