扉はロックされており、ただ言葉だけが告げられる。
「私はNULLです」
ただそれだけが。
目を覚ますたびに世界は変わる。私も変わる。
一体私は誰なのか。そして自分を見つけた先に待っている真実とは、一体―――
▼いやぁ滅茶苦茶怖いシーンがあるわ……
2回ほど声に出してビビってしまった。
ホラーゲームとしてはもう十分に合格点だろう。
怖い怖い。
▼「私はNULLです」は考察型ホラーゲーム。
2人(?)の主人公をザッピングしながら、マップを探索し、情報の切れ端から真相を推理する。
この考察系ホラー脱出ゲームというジャンルなんだけど、
プレイ前、私はてっきり、「世界観やストーリーの謎そのものを考察する」……ってゲームだと思ったんだよね(考察系を謳うフリゲは、大体そうだし。いわゆる、厨2系?)
でもやってみたら、ストーリーの謎を考察しながら、ゲーム中の謎(トリック)も解いていくものだった
そう、つまり…
断片的に語られるストーリーの謎を解くことそのものが、
ゲームを攻略することと同義なんだよね
ストーリーを考察し真相を理解しないと、謎が解けないシステムになっている
意外と数少ないジャンルじゃないか?
卵が先か鶏が先か…
ではないけれど、謎解きが先かストーリーが先か……
こういうゲームって、大体は謎解きが先じゃない?
そもそも謎を解かないとストーリーを進められないことが多い
ところが「私はNULLです」はまずストーリーの謎を解かないといけないので、手法が逆なんだよね。
そこが面白さだと思うよ。
しかし難易度は高かった。
実をいうと少し、同梱された攻略メモを見てしまった。
自信がある人には、ぜひとも自力攻略を目指して欲しいね
評価C+
65点
おすすめです!
怖い!
ストーリーそのものも、昨今の社会問題がテーマになっており、
ホラーゲームと上手に融合しています
メインテーマはエンディングで判明するのだが、
察しのいい人は、注意テキストと音声で、気づいちゃうかもしれないですねえ…
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