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2022年04月27日

私はNULLです レビュー感想 都合よく記憶を書き換えることは人間の防衛本能だとボクは思うんだ

目を覚ますと私は、不可思議な世界にいた。見慣れたようで見慣れていない。とある一室に。
扉はロックされており、ただ言葉だけが告げられる。




「私はNULLです」






ただそれだけが。





目を覚ますたびに世界は変わる。私も変わる。
一体私は誰なのか。そして自分を見つけた先に待っている真実とは、一体―――



fff_compressed.jpg










▼いやぁ滅茶苦茶怖いシーンがあるわ……
2回ほど声に出してビビってしまった。

ホラーゲームとしてはもう十分に合格点だろう。
怖い怖い。







▼「私はNULLです」は考察型ホラーゲーム。

2人(?)の主人公をザッピングしながら、マップを探索し、情報の切れ端から真相を推理する。


この考察系ホラー脱出ゲームというジャンルなんだけど、
プレイ前、私はてっきり、「世界観やストーリーの謎そのものを考察する」……ってゲームだと思ったんだよね(考察系を謳うフリゲは、大体そうだし。いわゆる、厨2系?)


でもやってみたら、ストーリーの謎を考察しながら、ゲーム中の謎(トリック)も解いていくものだった





そう、つまり…
断片的に語られるストーリーの謎を解くことそのものが、
ゲームを攻略することと同義
なんだよね


ストーリーを考察し真相を理解しないと、謎が解けないシステムになっている





意外と数少ないジャンルじゃないか?


卵が先か鶏が先か…
ではないけれど、謎解きが先かストーリーが先か……

こういうゲームって、大体は謎解きが先じゃない?
そもそも謎を解かないとストーリーを進められないことが多い



ところが「私はNULLです」はまずストーリーの謎を解かないといけないので、手法が逆なんだよね。
そこが面白さだと思うよ。







しかし難易度は高かった。
実をいうと少し、同梱された攻略メモを見てしまった。



自信がある人には、ぜひとも自力攻略を目指して欲しいね












評価C+
65点




おすすめです!
怖い!





ストーリーそのものも、昨今の社会問題がテーマになっており、
ホラーゲームと上手に融合しています



メインテーマはエンディングで判明するのだが、
察しのいい人は、注意テキストと音声で、気づいちゃうかもしれないですねえ…



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