あるいは点数評価をされたくない、という作者のツイートが波紋を広げていた
このブログでも評価点を採用しているが、私は何度か、評価点の基準や意義について説いてきた
これまでの話と少し被ってしまうが、今回はレビューブログ管理人目線で、フリーゲームを点数で評価する意義について触れたいと思う
結論から言ってしまうと、「第三者にとって非常に分かりやすいから必要」だと思っている。
つまり、作者を蔑ろにするわけではもちろん無く(むしろ尊重している)、非作者の、一般プレイヤー(大多数の読者)に配慮したシステムなんだよね
作者の中には評価点をつけられたくないタイプの人間がいるんだろうね。
私も作者の端くれ。自分のゲームに、点数をつけられている。なんとなく判決を言い渡される前の被告や、実験動物のような気分にもなる。なので気持ちはわかる
しかし明確な意思や目的があって評価点をつけられたくない、というフリゲの一般プレイヤーをほとんど見たことが無い
それくらい評価点はユーザーがゲームを探す、選ぶ上で参考にするレビュー感想では、重要なんだよね
ラインを引くと、そのレビュアーの価値観が顕在化され、レビューを読みやすくなるという大きなメリットもある
商業ゲームでも、ファミ通レビューはいまだにあのゲームに10点ついただとか9点ついただとかで、本文より「点数」が話題になる
▼このブログのレビューはよく話がわかりやすい、文章が読みやすいとの評価を頂く。ありがたいご意見だ
アクセス・PVも、フリーゲームレビューブログの中では、おそらく非常に多い。SEO対策をしていないのに、最大で月10数万PVあり、多くの方に読んで頂ける
これは読者ファーストの理念で点数制にしていることも、上手い具合に作用しているのではないかな
しかも作者にもとても優しい。作者が努力した分だけ高くなるという(自作要素が高いと評価点が上がるなど)、非常に綿密なシートを作成した上で行っているので、評価点の精度は高いと自負している(されたくない人にとっては、精度が高いからどうこうではないかもしれないが)
レビューを数本読めば、「ああなるほど、このレビュアーの価値観はこんな感じで、このくらいの評価なら、このくらいは面白いんだな」と理解できる事と思う
すると読者は、そのレビュアー(レビューブログ)を格段に利用しやすくなるんだよね
自分が楽しめるであろうフリゲが、自然と分かるようになる
逆に読者がついてない、伸びないレビューブログはやはり点数制ではないし、
レビューといいながらもフリゲの特徴だけを羅列し、何を言いたいか分からない文章に終わっていることも、多々あるからね
これでは本末転倒だ
他人のレビューブログを利用する場合私が「読者」になるわけだが、多少本文のポイントがズレても評価点があればレビュアーがどの程度面白いと思ったか理解しやすく、やはり必要性を感じる
▼評価点がないと、「それで、結局面白かったの?」と結論が不明確になるデメリットもある
私のように文章が下手な人が書くと、尚、その危惧がある
しかも文章というのは、読み手によって大きく解釈に違いが出るものだからね。「ちょっと」「すごく」は人による。そのギャップを埋めるためにも、評価点があるわけ
▼というわけで、レビューを作者よりにしたいなら評価点なし、プレイヤーよりにしたいなら評価点あり、というのが今のところ一番の落としどころではないだろうか
私は自作ゲームが絶賛も酷評もされるが、出した以上それがプレイヤーの忌憚ない意見なら構わないし、
何より大事なのはお互いへのリスペクトと本音を隠さないことであり、
評価点があるかないかなんてのは、そもそも問題ではないとも思っている
この話はなかなか面白いので、いずれ続きを書きたい
▼こういう話題が流行ると、先日ネタにしたノベコレのコメント欄の推移についてもそうだが、フリゲの歴史はもう自作ゲームの時代から20年以上ともなるし、時代は変わったなあと改めて思った
フリーゲームの点数制といえば、そもそも最古参の「激辛」がやってるのにね…
「激辛」は初期からそのスタイルだったと記憶している
「激辛」は「フリーゲーム 優しい世界」よりもかなり細かく評価点を公表しているし(「フリーゲーム 優しい世界」にも存在するが、まずないとは思うが作者が「狙って作る」ことを考慮し、非公表)、「フリーゲーム夢現」、「ウディコン」、「ノベルゲームコレクション」も点数制だ(ノベコレは★が空洞化しているが)
R18でも、「エロゲと饗」、「ErogameScape -エロゲー批評空間-」など、大体は点数制だ。今はもうないが、「ノベルゲームコレクションR18」もそうだった
「ウディコン」が最も細分化された点数を公表しているだろうか?
多くのサイトが評価点をつけたフリゲをランキング化し、ユーザーはそれを追い求める
ゲーム雑誌にしろ、ゲームニュースサイトのコメント欄にしろ、アマチュア創作のレビューサイト、通販サイトまでも、多くのサイトには評価点があるんだけど、嫌がる人もいるんだね…
これって、フリゲだけに限らず、批評されること自体が「怖い」、という人が増えた時代背景を感じるな(ツイートそのものが、そういうニュアンス)
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この一件で判明した最も興味深いデータは、「得点否定派の多くがノベコレ系作者(あるいはプレイヤー)である」という事実です。
そもそも発端のツイートをしたのがノベコレ系作者で、それが伝播し、起こった騒動でした。
「否定派の多くがノベコレ系作者」と「ノベコレ系作者の多くが否定派」とではまるで意味が違ってきますが、
全部の反応を追うなんて事はできませんが、調べた限りでは、概ね前者でした。
逆にウディコン系作者などで否定的な人は、全く見当たりません。評価点が黎明期から根付いている影響もあるでしょう。
奇妙なほどに、ノベコレ系ばかりでした。
やはりノベコレはフリーゲームクラスターでも、一風変わった位置に属しているようです。
フリーゲームが好きというより、ノベルゲーム(もしくはティラノ製ゲーム)だけが好きという人が集まっている印象です。
なので他の……というか従来のフリーゲーム文化が入ってくると、ノベコレのほうが後にも関わらず、彼らは混乱するのかなと、そのように推測しています。
公開ページに変な長文書いてたり
レビュアー側も自衛しないといけない時代かもしれん
自信や能力のある作者は大体ムダなことは書かない
こういうところも判断材料
昨日の深夜に穴が開くほど読み、素晴らしい眠りに就けました。
女子中学生と女子高生が彼氏にしたい……だと、なんですかそれ羨まCゲフンゲフン
霊長類が憧れる肩書きナンバー1ですね(; ・`д・´)
写真越しに妄想をしてる身としては何としてもモテの秘訣をっ……う、頑張ります。
ヤンデレゲーは最近のフリゲ界で流行っている印象でして
あまり出さないようにしていたのですが
確かにヤンデレキャラが大体1人いますね(流石です、よく見てますね!!)
心病んだ面倒臭いビ●チな女がタイプの為、好きがにじみ出てしまっているのかもしれません。
その分野に偏ったお話も挑戦してみたいですね!!
私の「もやっ」を更に深く掘ってくださって、何だか前向きになってきました。
バンプの藤原凄いですね……エピソードに感心です。
プロのセリフだからこそ、納得できます。
フリーだからアマチュアだからこそ、批評がいる→本当それですね。
貴重な時間を使い自作品を触れ、褒めてくださった方へ
次回も面白いと思ってくださるものを作りたいので
今後も点数、評価、アドバイスは大事にしていきます(*^-^*)
スマさん、ポロンテスタガチ勢という光栄すぎるお言葉、本当に感動しました。心の底の底からありがとうございます!!
全裸待機して頂いているのなら当然こちらも全裸で作ります。
それと、作品の感想もありがとうございました!!
ネコけんは初めて聞いた略称です、柔らかくて良いですね!!
処女作のマリンクラブもプレイして下さってたなんて……(感涙)
処女作に作者の全てが……とかよく言われていますが、まさにそうなので
爆笑して頂けて幸せです(*^▽^*)
ポルじごリメイクを好きと言って下さったのも、嬉しかったです!!
一番思い入れがある作品なので……公開を何度も躊躇したのですが
勢いで公開して本当に良かったです。
今後もスマさんのモテ秘訣を探りながら
優しい世界の記事を読み、楽しくゲーム制作します!!
フリーゲーム好きの女子中生女子高生が彼氏にしたいフリーゲームレビュアー、ナンバーワンのスマです。
ポロンテスタと作品の躍進に一役買えて光栄です。
コメント欄では、ヤンデレゲー好きの方の評価が大変高かったです。
確かにポロンテスタ作品は、ヤンデレゲーというわけではないが、ヤンデレキャラが多い。(というか、大体1人はいる?)
ネットの海に流した以上ありとあらゆる人がそのゲームをプレイする可能性があるわけで、
プレイ前には情報収集をすることもある(プレイ後、改めて評価を調べることもある)。
その際プレイヤーが何を参考にし、どう選ぶのか…伝える側の人間なら、
どうすれば一番伝わると思い、書いているのか……まずはそれを考える事から始める。
…という別の広い視点も、一部の作者には持って欲しい騒動でした。
これが極度に欠けた人ばかりなので、確かにバイアスが掛かり過ぎているな、と。
もう1つ言語化できない「もやっ」の正体として、フリーゲームの「フリー」の意味がどんどん妙な方向に解釈されている、というのもあるかもしれません。
本来は批評も自由に行われるべきなのに(べきというか、さすがにこれは大原則でしょう)、
フリーゲームは名前の通り「フリーソフト」で無料だから、そもそも批評をするな、点数もつけるな、という意見です。
これは確かに一理あるし私自身が「無料だから強くは批評しない、求めない」の部分については主張してきましたが(フリーだし、個人思想で作るのだから)、
だからといって他人の感想までフリーに作者がああしろこうしろと指定するのは、どう見ても出過ぎた真似、ただの暴論でしょう。
ましてや身内に向けて作ったゲーム、あるいはスコアレビューをされたくないのならば、いくらでも限定公開にできるのですから。
昔、バンプの藤原が「ライブってのはお茶の間でせんべえかじりながら見るようなもんじゃねぇんだよ。チケット取れなかったとか色々あるかもしれないけど死ぬ気でチケット取れ。で、見にこい。俺らあれだから、ブラウン管の前で評価されたくないから」と発言しましたが、バンプは当時すでに、それこそチケットが取れないほどには一定の実績があるプロでしたし、
彼がプロだからこそ出来る拘り、発言なわけです。
しかしアマチュアが「俺は俺のやりたいようにやるんだ!俺のゲームはこうだから、やる奴もこう思うべきなんだ!俺は言いたいことだけ言って、一切の批判は受けつけねえ!」という態度を取ったら、
周りは立場を弁えたほうがいい、世間はあなた専用にはできてないと、大きな違和感を覚えるでしょう。
今回の騒動に「もやっ」とした人はそのような違和感があったのかもしれません。フリーだから、アマチュアだからこそ批評がいるのに、
分かりやすい指標としても評価点があるんだよ、と(因みに古くからあるフリーソフトサイトには、大体は評価点である★があります)。
しかしさわやかなうめこさんやシンちゃんのように、「いや必要だから評価点があるんだよ」「昔から点数制だけど?」と、
雰囲気に流されず、明確な意思を持った作者、フリーゲームユーザーの方も数多くいて、安心しました。
「やはり有権者の方は冷静だな。小金稼ぎのためのコメンテーターとは違いますね」
「山本さんの詐欺師的な主張に、有権者の多くが騙されなくてほんとによかったなと。やっぱり日本国民は賢明だなと思いました」と発言した橋下徹の気持ちが分かりました。あまり言うとダブルスタンダードになるのですが、それが私の結論です。
5つのポロンテスタ作品は「カラ青」「ネコけん」「ポルじご」「ジャナじご」「ポルじごリメイク」ですね。
他に「マリンクラブ」がありますが、これは「カラ青」の後にプレイしたので、余りのギャップにビビりつつも、すぐに絶叫したりウ〇コを漏らす不条理な主人公に爆笑しました。
どれも好きなゲームですが、一番好きなのは「ポルじごリメイク」ですかねえ…。
男同士の主人公とヒロイン(!!)が結末に向かう疾走感あふれるラストシーン直前は、胸を強く打つものがありました。
エロゲなのに男がストーリーのセンターで泣かせに来るとか、前代未聞の意欲作にして、問題作じゃないでしょうか。少なくともフリゲではちょっと記憶にありません。
王道とは大きく違う独自性が凄かったです。
なんでも公式によると新作を開発中だそうで、楽しみ過ぎて今から全裸待機不可避です。
制作時期も自由な「フリゲだから」ということもあり、何年でも待たせてもらうので、ポロンテスタガチ勢としては、焦らず、じっくりゆっくり制作してもらいたいところです。
コメントはいつでもだれでも大歓迎です。むろんそれも、「フリー」です。したい時には、是非よろしくお願いします。
スマシガオさんには今まで5つのゲームをレビュー頂き
全て感動しながら拝読しておりました。
嬉しすぎて記事はどえらい回数読んでます。
レビューを頂いておきながらご挨拶が遅くなり申し訳ございません(スマシガオさん、そして自ゲームの記事にコメントくださった方には、私の存在を気にせず遠慮なく発言頂きたく、身を潜めてしまいました。実際は画面にめり込みながら読んでました)
今回の点数を付けられたくない…という件について、言語化出来ない謎のモヤモヤを感じておりました。
しかしコラムを読み腑に落ちたというか
むしろ評価レビューのありがたみを思い知り、いてもたってもいられずコメントさせて頂いた所存です。
作者目線の話になってしまいますが
スマシガオさんの評価は、主観だと気付けないハッとするものばかりで、大変参考になります。
点数や評価は、自分の現在地や読者が何を求めているのか、を知ることが出来るますし
点数と評価を見てプレイしてくださる方もいます。
実際、フリーゲーム優しい世界を見てプレイした!というお声も頂いておりまして、プレイヤー様との掛橋になって頂けたこと感謝してもしきれませんm(_ _)m
本当にありがとうございます!
いつも制作のモチベと励みになりまくりまくりまくってます!
そして、読者としてもフリゲ選びに大変お世話になっています。
今後もスマシガオさんの活動を応援しております!!
激烈長文失礼致しました……
シンちゃんはやっぱり頑張り過ぎだよ…
自分の伴侶まで忘れてしまうとは……おいたわしや……心配だよ……。
スタイル、スタンスは、一切変わりません。
「一定数はそういう考えの人がいる」、というデータが入っただけで、
「点数制が嫌な作者(現在1名のみ)のゲームはスコアレビューしない」だけで済む話ですから。
「激辛」は彼らが生まれる前からあるサイトだし、世代間だけに限らず、あらゆる面でギャップが生まれているのかなと。
これはどうやら「激辛」を批判しているぞという人が多く、その衝撃の事実を知れたことは、ある意味収穫でした。
「リバゲ」も気づけば何年も前の作品で、いわゆる「想い出補正」が掛かってますが、今でも大好きなゲームですね。
当時流行のデスゲームを、独自にアレンジした良作でした。
ヒロインが弱いながらに自分に正直に生き、痛い目にも遭う展開が最高でしたが、
いくらバージョンアップ後の追加とはいえ、あれが「蛇足」と言われてることが信じられませんでした。
ルール内なら「自分が好きな物」が作れるのが自作ゲームで、
しかも無料配信しているフリゲなのに蛇足とか、「何が蛇足だよコラ?お?」と思った覚えがあります。
知り合いの同人作家が自分の作風とはかなり異なるフリゲを作った時にも同じような反応をするユーザーがいて(有料の同人でできないから、フリゲでやったのに)、
やはりその時も同じように思いました。
人の口に戸は立てられないのでその一意見も結構ですが、少なくとも世界観から逸脱したものではなかったかと。
レビューの閑話なんですが、実はこの「リバゲ」。私が友人から「このゲーム面白いよ」と勧められたゲームでした。
「リバゲ」は当時実況NGだった記憶がありますが、それゆえか配信ゲームでありながら、
知るきっかけはネットではない、実にアナログなものだったのです。
「絵が可愛い。大きなフィギュアみたい」が第一印象だったように記憶しています。
友人の勧めが回りに回り、こうやってシンちゃんと結婚することにもなりましたし、人の縁とは、やはり面白い物です。
シンちゃんとは、今後も公私ともに高め合う関係でいたいものです。
名前欄を見る限り、私が嫁にもらったみたいですね。…まあ、全く記憶にありませんが。
思えば長い付き合いになったものです。
私がリバゲを公開した当時は今ほどノベコレが盛り上がっているわけでもなく、頂く感想ひとつひとつがとても貴重なものでした。ダウンロード数だけがひとり歩きし、実際に最後までプレイした人がいるのか全く分からない点では不安もありました。
そんな中でスマさんに書いて頂いたリバゲの感想を見つけた時、飛び上がるほど嬉しかったのを覚えています。そして指摘された点を何度も見返し、「次はもっといいもの作ってやる!」と躍起になったものです笑
これからもそのスタイルを崩さないということで、楽しみに見させて頂こうと思います。
(公私ともに)よろしくお願いします。
ほかならぬシンちゃんにそう言ってもらえると、
「リバース・ゲーム」で2回、
「君の世界は鳥籠の中」で1回、
「女のフリしてゲーム作ったら、女装することになりました」で1回、
「ファーストキス」で3回お世話になった甲斐がありました。ご理解がとても嬉しいです。ありがとうございます。
今回の件は古くからフリゲや創作に親しんだ層からすると、やや違和感ががありましたが、時代の流れなのでしょうね。
確かに最近は豆腐メンタルというか、創作をするにあたり、必要以上に批判を恐れたり、予防線を張っている人や、傷つきやすいタイプの人、極度に拘りが強い人を、よく見かけます。
フリゲだと、「拙作ですが」「クソゲーだけど」とか、妙にしつこく前置きしたりね。
昔は自分が苦労したゲームをこのように言う人は、あまりいなかったような印象です。
似たような事柄として、YouTubeから低評価ボタンが消える事が話題になりましたが、
これについても面白いことに、ヒカキンやPDS、はじめしゃちょーなどの成功した古参クリエイターは、疑問を呈しています(ついでにゆゆうたも)。
点数制騒動についても、バイアスが掛かっているだけではないか、神経質すぎないかと、同じように違和感を覚えた人たちが一定数以上見受けられました。
今後はシンちゃんのように理解してくれる方(というと不遜すぎますね。シンプルに、点数制を好ましく思っている方、あるいは気にしていない方、です)をより尊重しつつ、点数制否定派っぽい人はやんわり避けながら、まったりやっていこうと思います。
作者としてもプレイヤーとしても、貴ブログの記事はとても参考になるので毎回興味深く拝見しております。
私の作ったゲームに関しては、誹謗中傷でなければ好きに評価して頂いて構わないと考えています。スマさんのように点数やABC…での評価形式は、作者からしても非常に分かりやすいので助かります。努力した分だけ評価される、という点も自分のゲームに書いてくださったスマさんの感想の中で実感しています(ありがとうございます)
いちプレイヤーとしても貴ブログの評価点を参考にしているところがあり、「このゲームは面白そうだな」とダウンロードして大好きになったフリゲはたくさんあります。
私は改善点や気になった点もズバズバ指摘して欲しい側の人間なので、例のツイートの反応を見て非常に驚きました。これも時代なのかな…と考える日々です。
時代は変わったなあ……と強く感じた一件でした(とはいえこれも多分、ノベコレ界隈だけ)。
発端になった作者の発言が「授業で習ったことがなかった」なのは、とても現代的。
北村紗衣も「批評の教室」に書いてましたが、授業では批評を行いませんから(こういった事象を見越していたなら、北村紗衣はすごい。あるいは、経験者か)。
実はいわゆる「流れてきた」ではなくこの人のゲームをプレイし、
まさにレビューしようという矢先のことだったので、随分タイムリーで、無駄足を踏まずに済みました。
今後この作者のゲームを(レビューすることは)避けますが、
折角「善意で作り善意でレビューする」という相互関係がありながらお互いが嫌な思いをしては損なので、
今後は可能な限り、得点をつけられることが嫌な作者のゲームは、レビューしません(恒例の小話や、巻末レビューもありますしね)。
私はレビューは作者ではなく「作品ファースト」と謳ってきましたが、それとこれとは話が別で、どんなことも「人と人」ですから。ブログは当面の間、ソシャゲのプレイ日記中心に書きたいと思います。
しかしあれだけ反応のあるトピックを追いきるのは不可能なので、一先ずのところ該当者は発端になった作者1名、という事にします。
「激辛」など、他の点数制レビューサイトはどう対処するのでしょうね。全く反応しない、というのもありかもしれません。その動向も参考にしようかと。
ちなみにこのコラムの次回予告をすると、「評価点レビューをされることによる、作者と作品の大きなメリット(されないことによるデメリットも)」です。欠くべきではない大事な視点なので、いつか書きます。
SNSの影響で馴れ合う空気ができた
なろうpixivの影響でわがままな
勘違いした人が増えた
自分の作品はこうだからこう評価しろという人が増えた
イラストが一番ヤバい
たまに批評するなとまで言う人もいるが
ネットで創作サイトが増えすぎて有象無象も増えすぎた