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2021年10月14日

アキトDATE ショート 〜10%の悪意〜 レビュー感想 1200円税別だ、このやろう

▼スマスマみゅんみゅん、スマみゅんみゅん♪


フリゲだけが、お友達♪






みーーーーーーーーんな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!




フリーゲーム界のオ〇ホこと!!

みんなのお姉ちゃん!!



スマコだよ〜〜〜〜〜〜〜☆
ヾ( *´∀`)ノシ






みーーーーーーーんなーーーーーーーーーーーーーー!!!


今日は私のレビューライブに来てくれてありがと〜〜〜〜〜〜!!



ありがと〜〜〜!!どうもありがと〜〜〜♪
( *´∀`)ノシ







今日は、レビューライブを楽しんでいってね〜〜〜〜〜〜〜!!
ヾ( *´∀`)ノシ





……





……

ヾ( *´∀`)ノシ







……


ヾ( *´∀`)ノシ






……

ヾ( *´∀`)ノシ










…えっ?
(´・ω・`)








「いきなりなんだ、この茶番は…?」








だって…?
(´・ω・`)













決まってるだろ。










前回の「クソゲー」レビューで失われた、俺のアイドルイメージの回復だよ






糞を食うゲームのレビューなんざ、やっちまったからな!!!











▼さて、茶番はここまでに(自分で茶番って言っちゃったよ…)レビュー本番








「アキトDATE」だ!!

「アキトDATE」である!!









「アキトDATE」といえばフリゲ黎明期…とまでいかずともフリゲ初期に良作と名を馳せた推理ADVだ

まさかそんな良作の新作がこの令和の時代に出るとは……アップされているのを見た時、我が目を疑った







▼このゲーム、はっきりいってめちゃくちゃ好きである。めちゃくちゃ面白いからだ。






読むだけのノベルゲームはあまり好きではないが(ノベルADVは好き)、プレイヤーが推理、思考するADVはとにかく好きだ。

推理小説も好むが、やはり能動的な「ゲーム」ともなれば謎解きの爽快感、犯人を追い詰める緊迫感は小説の比ではない








だがそれ以上に強い理由があり、それは「アキト」が私の敬愛する「クロス探偵物語」のエッセンスが非常に強いゲームだからだ。



作者が影響を受けているかは知らないし、厳密に言えばPS・SS時代のADVのエッセンスが強いともいえるのだが、それでも作者を勝手に「野生の神長豊」だと思っている。


この言葉をどう受け止めるか解釈するかは今これを読んでいるあなたに委ねるが、私にとって「最大級の賛辞」であると強調しておきたい








▼さてそんな「アキト」の新作をプレイした



アキトくんは21歳の青年のままだ

スクリーンショット (259)_compressed.jpg









成歩堂龍一などはシリーズで年齢が違うので精神年齢や立場も異なるが、設定がほぼ同じということもあり、あの頃のままの、かわらぬアキトを体験することができた




つまり旧作ファンとしては、ブランクがあってもキャラやテイストの違いにがっかりする、なんてこととは無縁なわけだ



気付けばこちらが年上になっていたのに、まるで前作がつい最近のような錯覚すら覚えた









▼プレイタイムに比例した作画枚数も膨大だ。フリーゲームとしてはトップの作画枚数だろう。商業でもこの枚数は恐らく無い

細かいシーンも作画されており、デフォルメの効いた絵柄も効果的に入る。

このようなところにも「クロス」っぽさを感じていたのだが、まさかこのご時世に、旧作以上の作画を見せてくれるとは思わなかった



女性キャラは可愛いし、ちょっとHなシーン(?)があるのも最高だ










▼攻略してどうだったかというと、すべてがあまりにも「アキト」していた






この一言に尽きるだろう






つまり私はこのゲームが出た2000年代に戻っていたのだ、このゲームをプレイしている時だけは





よくもまあ当時流行った開発エンジンで、レトロゲームさながらに、またも作ってくれたものだ。この開発姿勢だけでも随分とチャレンジングだ


なにからなにまで、古き良き推理ADVのままだ。こんなに嬉しいことはない









▼かといって、プレイに不親切さはない。しっかりと時代に対応している


膨大なグラフィック枚数の反面クリックやマップ移動のギミックを省いた所為でADV要素は薄れてしまったものの、初心者でも遊びやすいという長所も生まれた。もちろん旧シリーズを知らなくても、楽しめるストーリーとなっている





軽快なストーリー、テンポのいい謎解き、論理思考の爽快感、これらの果てにある実に小粋なエンディングを、誰もが体感して欲しい














評価A+
85点




あの頃に還れました







この記事へのコメント
神花豊さん、こんにちは。管理人のスマです。

今回はかつてない力作の完成、おめでとうございます。
非常に面白かったです。

しかし長距離ヘイローを真似しようかなという下心と一緒に、
前置きとして1つだけ、このレビューについて、謝罪と訂正があります。


神花さんをはじめ皆さんは私の事を「可憐な女性アイドル」だとすっかり信じ込んでおられるでしょうが……


実は普段からおっぱいとオチン〇ンの話しかしていないし、しかも男です。
品の無さを解消するためうっかり女性アイドルに扮してしまったことを、深くお詫び申し上げます。


初代「アキト」をプレイした時、かなり強い「クロス」イズムを感じましたが、言質を取れてとても納得しています。
正直なところ「クロス」に収録された1話だとしても、遜色ないクオリティでした。
しかもただ影響を受けているだけではなく、独自の形態にアレンジしていたり、とても初代とは思えないクオリティ。
今思えばあの時代にあのクオリティのフリゲを作ったことは、良い意味で異常でしょう。

一般ゲームの影響を受けてフリゲを制作することを、私は全く悪いことだと思っていません。
むしろ「最たる動機」と思ってます。
たとえばつい昨日引退した日ハムの斎藤佑樹。日ハムの後輩である清宮幸太郎は、甲子園で投げる彼を見て、プロ野球選手を目指しました。しかもすでにラグビーをやっていたにも関わらず、です。そのくらい先人とは強い影響を与え、スポーツ、学問、芸術、サブカルなど、どの分野でも後発が影響を受けることは当たり前だからです。

ある時ふと、天啓を受けたように〇〇を作ろう!なんて考える人は、少なくとも現代に於いては、そうはいないでしょう。
なんらかの作家、作品群、体験談から着想を得ています。

家庭用ゲームではとても出せないような「フリゲならではのフリゲ」も、「この作品は面白いが、ここはこうしたらもっと面白いのに」という
既存作品のアレンジをしたいという動機でしょう。

影響を受けたところで能力が無いと作れない、というそもそも論もあります。


クリック探索などの要素を排除したことは、名案だったと思います。
実は私自身が、「アキト」を絶賛しつつも小さな画面での探索に煩わしさを感じたことがあったからです(当たり範囲を調整すれば済む話かもしれませんが)。

また、今回はアキトも「今までの事件に比べると平和的だな」というように、ジャンルがほぼ安楽椅子もののコージーミステリなので、
シンプルなシステムが作風にもマッチしており、違和感はありませんでした。高校を調査して女子高生のアレやコレを発見できなかったことくらいが、気がかりです。もし可能ならば女子更衣室とか女子運動部の部室とか女子シャワー室を探索したいです。事件と関係あればですが。


販売されるDLCも楽しみです。

ディーエルサイトで売るのでもしかして「ToアキトHeart XRATED」か!?「アキト!エクスタシー」か!?
「新 アキト少女探偵団」か!?「アキトアフター」か!?


JKトリオのアレやコレが見れるのか!?


…とか一瞬思いましたが、よくよく考えてれば以前普通にディーエルサイトで全年齢のシェア版を買っていたことを思い出しました。
Posted by 管理人(お詫びと訂正) at 2021年10月18日 08:01
まさかこの令和の時代にクロス探偵物語の良さを聞くことになるとは思いませんでした。
あのゲームは良かった。私がプレイしたのはPS2全盛の時代に、中古屋さんで手にしたのがキッカケでしたが、あそこが私の推理ゲームの入り口だったと思います。

続編は無いのかと散々探して後の経緯を知り、落胆?しかかった(まだ希望は捨てていないが)のも懐かしい話です。
当方のゲームにそんな名作を引き合いに出してもらえるだけでも、もう身に余るなんとかです。

影響? 受けてますよ、ガッツリと。続編無いなら勝手に作ってしまえが最初のコンセプトです。
だから「最大級の賛辞」は「最高のほめ言葉」として受け止めてふんぞり返ります。ほめすぎですからふんぞり返ります。

素敵なレビュー、ありがとうございます。特に、これまでのプレイヤーの方々に、
ギミックを無くしてノベルに寄せた作りをどう受け止められるか心配だっただけに、
初心者でも遊びやすい長所として前向きな意見を拝見できたこと、素直にありがたかったです。

古き良き推理ADV。2000年。何もかもが懐かしゅうございます。懐かしいものは良いものでございましょう。

などと。

ふらりと来てクロスの名を見て衝動で書き込んでしまいました。好き勝手なことを長々と、大変失礼いたしました。

そろそろ長距離ヘイローの育成に戻らせていただきたく思います。では。
Posted by とおりすがりのハナ at 2021年10月18日 03:22
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