2018年06月12日
映画「いまを生きる」の感想…学校の先生から言語は「女を口説くため」とか言われたい。
今日は映画「いまを生きる」の感想です。
後輩からおススメされた1本。
未だに映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」の続きが観れてないのですが。
という訳でレンタルDVDでの鑑賞…字幕スーパーです。
映画「いまを生きる」は日本公開1990年のピーター・ウィアー監督作品。
映画「トゥルーマン・ショー」まだ観てないんですよね。
話を聞いてしまって後回しにしていたら、
いつまで経っても観ていない…みたいな感じになってしまった。
結構そういう漏れがあるので、
いつか一気にみたいなあと思っていたりする。
第62回のアカデミー賞にて脚本賞を受賞しているし、
後輩のおススメで選んでいますが、良い映画なんだろうと思って観ました。
物語の導入部分としては、
ウェルトン・アカデミーにジョン・キーティングという英語教師が赴任してきた。
彼は今までの教師とは全く違う教えで生徒達に接する事になる。
生徒の1人であるニール・ペリーがキーティングが学生時代に、
「死せる詩人の会」というクラブを作っていたことを知り、
自分達も「死せる詩人の会」を作ることになるのだが…という感じかな。
キャストですが、
型破りな教師ジョン・キーティングを演じるのはロビン・ウィリアムズ。
ロビン・ウィリアムズは顔だけで納得させる力がある。
今回も良い演技を見せてくれます。
生徒の1人ニール・ペリーを演じるのはロバート・ショーン・レナード。
この映画は生徒達が主役だと思うが、
それぞれが良い味をだしていて良かったと思う。
転校生トッド・アンダーソンを演じるのはイーサン・ホーク。
今も活躍するイーサン・ホークですが、この映画を観ると若い!
まさかこの学生が「ビフォア・サンライズ」で口説き始めるなんて。
その他、ジョシュ・チャールズ、ゲイル・ハンセン、
ディラン・カスマン、アレロン・ルジェロ、アレロン・ルジェロ、
ジェームズ・ウォーターストン、ノーマン・ロイドなどが出演しています。
さて、映画「いまを生きる」の感想ですが、
自分は今回が初見だったのですが、
なんとなく前に感想を書いた映画「クレイマー、クレイマー」みたいな感じなのかなと。
当時に観たらもっと感動していた映画でも、
今観ると何か少し違った印象になる…みたいな。
良い映画だと思った。
メッセージも作りも良いなと思ったんだけど、
何か…もう1つ欲しいというか、
ちょっと期待が高すぎたのかもしれない。
高校の新学期ってのは新しい生活を表現するには良い題材。
自分が転校してくる生徒もいるし、
先生が新しく赴任するなど、
人生に新しい風が吹く可能性があるタイミングですよね。
いわゆる正しい事を厳しく言うのも教えの1つだけど、
それだけでは伝わらない事もある。
机の上に立つことで今までとは違う角度の景色が見れる。
こういう考えを持つ事は素晴らしい事だし、
映画的にこの行為がラストにつながってくるので、
作りとしても上手いと思う。
有名ですし昔の映画なのでネタバレしても良いかなと思ったのですが、
やっぱり物語の展開は知らない方が楽しめると思うので、
ストーリーに関しては触れない様にします。
ただ、特典映像にて、
最初の脚本は「全員立つ」というものだったと聞いて、
確かに彼は立たないのが自然だと思った…グッドジョブ!
という訳で、このメッセージの強い映画で、
ストーリーに触れなかったらあんまり書く事もなくて。
とりあえず先生のユーモアは良い。
こんな先生がいたら授業楽しいだろうなって。
言語は「女を口説くため」とか言われたら、
男子生徒はみんな授業を真面目に聞くと思うんですよね。
そして「バラはつめるときにつめ」と言ってもらいたい。
今この歳になると確かに学生時代とかって、
時間がありあまっている様に見えて、
とても短く貴重な時間だったと感じる。
「Carpe diem」ですよね。
あと詩の評価方法は斬新だったなあ。
本破られちゃいますけどね。
でも言葉には力がある。
バレーボールよりバイロンの詩集だと思うし、
口から先に生まれたのは良い事だと思う。
そう、やり取りのセリフの面白さもあった。
誕生日プレゼントのデスクセットについて、
「来年また貰える」って慰め方というか、
洒落が効いてていいなあって。
そう言えば、映画冒頭は写真撮影から始まるけど、
自分は高校の写真とかってほとんど残ってない。
今思えば色々残していくのも良かったなとか思う。
高校時代も色々あったなあ。
…って、それはまた別の記事に書く事にしまう。
ロクなものではないですが。
あとは、コレクトコールって日本では馴染みがないなあとか、
「美女と男、これは悲劇だ」って共感。
先生から「ありがとう、諸君」って言われたら、
一生の思い出だろうなあ。
そんな訳で、
なんかうっすらとした事しか書いてませんが、
まだ観てない人は1度観ても損はないと思います。
ただ、映画の展開的にスッキリするってものではなく、
一連の物語から得られるメッセージを受け取る映画で、
ひゃっほーいって感じになりたい時に観る映画ではない。
とりあえず「ベストを尽くします」とは言う様にしたいのと、
「良かったよ、今夜の僕は」と言える様になる可能性はある。
邦題についてですが、
原題は「Dead Poets Society」でクラブ名の「死せる詩人の会」の事。
確かにこのタイトルでは日本ではホラー映画のタイトルかなと思われそうで、
変えた方が良いとは思う。
クラブに入っていない生徒にも影響のある話だし。
ただ、「いまを生きる」ってのは「Carpe diem」からなんだと思うけど、
これは「いまを生きろ」とか「この瞬間を楽しめ」って言葉で、
「いまを生きる」よりは「いまを生きろ」の方が、
メッセージ感はあるような気はする。
でも、ちょっとそれだと説教くさいかな。
まあこの映画は原題がそんなんなんで邦題は仕方がないかなと思います。
後輩からおススメされた1本。
未だに映画「劇場版 屍囚獄 起ノ篇」の続きが観れてないのですが。
という訳でレンタルDVDでの鑑賞…字幕スーパーです。
映画「いまを生きる」は日本公開1990年のピーター・ウィアー監督作品。
映画「トゥルーマン・ショー」まだ観てないんですよね。
話を聞いてしまって後回しにしていたら、
いつまで経っても観ていない…みたいな感じになってしまった。
結構そういう漏れがあるので、
いつか一気にみたいなあと思っていたりする。
第62回のアカデミー賞にて脚本賞を受賞しているし、
後輩のおススメで選んでいますが、良い映画なんだろうと思って観ました。
物語の導入部分としては、
ウェルトン・アカデミーにジョン・キーティングという英語教師が赴任してきた。
彼は今までの教師とは全く違う教えで生徒達に接する事になる。
生徒の1人であるニール・ペリーがキーティングが学生時代に、
「死せる詩人の会」というクラブを作っていたことを知り、
自分達も「死せる詩人の会」を作ることになるのだが…という感じかな。
キャストですが、
型破りな教師ジョン・キーティングを演じるのはロビン・ウィリアムズ。
ロビン・ウィリアムズは顔だけで納得させる力がある。
今回も良い演技を見せてくれます。
生徒の1人ニール・ペリーを演じるのはロバート・ショーン・レナード。
この映画は生徒達が主役だと思うが、
それぞれが良い味をだしていて良かったと思う。
転校生トッド・アンダーソンを演じるのはイーサン・ホーク。
今も活躍するイーサン・ホークですが、この映画を観ると若い!
まさかこの学生が「ビフォア・サンライズ」で口説き始めるなんて。
その他、ジョシュ・チャールズ、ゲイル・ハンセン、
ディラン・カスマン、アレロン・ルジェロ、アレロン・ルジェロ、
ジェームズ・ウォーターストン、ノーマン・ロイドなどが出演しています。
さて、映画「いまを生きる」の感想ですが、
自分は今回が初見だったのですが、
なんとなく前に感想を書いた映画「クレイマー、クレイマー」みたいな感じなのかなと。
当時に観たらもっと感動していた映画でも、
今観ると何か少し違った印象になる…みたいな。
良い映画だと思った。
メッセージも作りも良いなと思ったんだけど、
何か…もう1つ欲しいというか、
ちょっと期待が高すぎたのかもしれない。
高校の新学期ってのは新しい生活を表現するには良い題材。
自分が転校してくる生徒もいるし、
先生が新しく赴任するなど、
人生に新しい風が吹く可能性があるタイミングですよね。
いわゆる正しい事を厳しく言うのも教えの1つだけど、
それだけでは伝わらない事もある。
机の上に立つことで今までとは違う角度の景色が見れる。
こういう考えを持つ事は素晴らしい事だし、
映画的にこの行為がラストにつながってくるので、
作りとしても上手いと思う。
有名ですし昔の映画なのでネタバレしても良いかなと思ったのですが、
やっぱり物語の展開は知らない方が楽しめると思うので、
ストーリーに関しては触れない様にします。
ただ、特典映像にて、
最初の脚本は「全員立つ」というものだったと聞いて、
確かに彼は立たないのが自然だと思った…グッドジョブ!
という訳で、このメッセージの強い映画で、
ストーリーに触れなかったらあんまり書く事もなくて。
とりあえず先生のユーモアは良い。
こんな先生がいたら授業楽しいだろうなって。
言語は「女を口説くため」とか言われたら、
男子生徒はみんな授業を真面目に聞くと思うんですよね。
そして「バラはつめるときにつめ」と言ってもらいたい。
今この歳になると確かに学生時代とかって、
時間がありあまっている様に見えて、
とても短く貴重な時間だったと感じる。
「Carpe diem」ですよね。
あと詩の評価方法は斬新だったなあ。
本破られちゃいますけどね。
でも言葉には力がある。
バレーボールよりバイロンの詩集だと思うし、
口から先に生まれたのは良い事だと思う。
そう、やり取りのセリフの面白さもあった。
誕生日プレゼントのデスクセットについて、
「来年また貰える」って慰め方というか、
洒落が効いてていいなあって。
そう言えば、映画冒頭は写真撮影から始まるけど、
自分は高校の写真とかってほとんど残ってない。
今思えば色々残していくのも良かったなとか思う。
高校時代も色々あったなあ。
…って、それはまた別の記事に書く事にしまう。
ロクなものではないですが。
あとは、コレクトコールって日本では馴染みがないなあとか、
「美女と男、これは悲劇だ」って共感。
先生から「ありがとう、諸君」って言われたら、
一生の思い出だろうなあ。
そんな訳で、
なんかうっすらとした事しか書いてませんが、
まだ観てない人は1度観ても損はないと思います。
ただ、映画の展開的にスッキリするってものではなく、
一連の物語から得られるメッセージを受け取る映画で、
ひゃっほーいって感じになりたい時に観る映画ではない。
とりあえず「ベストを尽くします」とは言う様にしたいのと、
「良かったよ、今夜の僕は」と言える様になる可能性はある。
邦題についてですが、
原題は「Dead Poets Society」でクラブ名の「死せる詩人の会」の事。
確かにこのタイトルでは日本ではホラー映画のタイトルかなと思われそうで、
変えた方が良いとは思う。
クラブに入っていない生徒にも影響のある話だし。
ただ、「いまを生きる」ってのは「Carpe diem」からなんだと思うけど、
これは「いまを生きろ」とか「この瞬間を楽しめ」って言葉で、
「いまを生きる」よりは「いまを生きろ」の方が、
メッセージ感はあるような気はする。
でも、ちょっとそれだと説教くさいかな。
まあこの映画は原題がそんなんなんで邦題は仕方がないかなと思います。
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