2016年08月14日
映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」の感想…いやいやいやいや。
今回は映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」の感想。
昨日書いた映画「ストレイヤーズ・クロニクル」と同じタイミングでレンタルした1本。
やっぱ夏ですしね…ホラーの1本でも観たくなる時期ですよね。
こちらの映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」は富士急ハイランドにある人気お化け屋敷を題材にした映画です。
以前、このブログでは映画「戦慄迷宮(2D)」の感想を書いたのですが、
同じお化け屋敷「戦慄迷宮」を使った映画ではありますが、全くタッチが違うものです。
…というか、この映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」をどんな映画なのかあまり気にせず借りてしまったので、
観てみてビックリ…なんじゃこりゃ〜!!
お化け屋敷体感型ムービーとの事だけど、ドキュメンタリーというか、
実際にお化け屋敷「戦慄迷宮」に入った人たちの持っていたビデオカメラとか固定カメラの映像を編集して作られている。
で、お化け屋敷をある種、楽しみにしていた人達が建物に入ってみると本来のお化け屋敷とは違う恐怖に襲われる!
…って感じの展開かと思ったら、本当にお化け屋敷の説明映像なんかい!!
本編71分って書いてあるのでサクッと観れると思ったのだが、体感時間は長い。
物語じゃないからストーリーもなく、ただただお化け屋敷に入っている人のリアクションを見るだけ。
途中で一緒に入った人どうし揉めたりして人間模様を描くのかと思えば、それっぽいシーンが来たと思ったら、
特にそこを掘り下げるでもなく…これをどんな思いで観ればいいというのだろうか。
予告編がDVDに収録されていたのだが、実際にお化け屋敷の「戦慄迷宮」を体感するのと、
映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」を観るのを比較した時に、この映画を観ている方が恐いと検証結果が出た!
っていうんだけど、絶対そんな事ないし。
観ている人を本当に体感させるんだったら、屋敷に入ってから一連でみせるべきだと思うのだが、
この映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」では映すグループをブツブツに編集して魅せているので、
ダイジェスト映像としか思えない…見せ方も同じ方法で「ワァ!」ってのばっかり。
どうかと思いますが。
監督、脚本は若林雄介という方。
長編初監督作品のようだけど、もともと色んな映画のプロデューサーをしている人のようで、
たぶん企画の段階で無茶振りされたんじゃないかな…まあ仕事だからね。
脚本もなにもストーリーはないのだけど、色んな映画に携わっていたら、
これが面白くないって分かると思うはず。
それでもやらなきゃいけないのが仕事なんだろうなあ。
ただ、企画の段階から敗戦は濃厚だったとしても、
その中でも最大限力を尽くさなくてはいけないはず!!
今回のこの映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」でいろいろやっているとは思うんですよ。
少しでも恐くなるように。
しかし、それが逆効果に作用している気がしてならない。
富士急ハイランドにある人気お化け屋敷「戦慄迷宮」で特別に閉館後に体験する参加者。
それぞれのグループで体験を始める訳だけど、
さっきも書いたけどブツブツに見せるから何がなんだか分からない。
一連で見せていたら、お化け屋敷のネタバレにもなっちゃうから難しいのかもしれないし、
ブツブツに見せるからこそ、恐いシーンを継続的にみせることが出来るのだけど、
「ワァー!」ってお化けが襲ってきて「わ〜」って逃げて次のシーン、
「ワァー!」ってお化けが襲ってきて「わ〜」って逃げて次のシーン。
まあお化け屋敷がそういうところなんだけどさ。
時々なにもないってのがはさまって一応はワンパターン化を防ごうとしているのも分かるんだけど、
結局、お化けが出ようが「ワァー!」ってお化けが襲ってきて「わ〜」って逃げて次のシーン。
観てる人ってこれで怖がるのか?
そのドンッ!ってでてきたらビックリはするけど、それって実際のお化け屋敷の恐がり方であって、
映画でそればっかりされても物理的に干渉のないエンターテイメントの映画にとってはイマイチ。
恐がらせるための演出なんだとは思うけど、
参加者の中にアイドルグループのLinQのメンバー杉本ゆさ、伊藤麻希、福山果奈がいるのだが、
彼女達には専用のカメラマンがいるようで…。
何故か彼女達が部屋に入る前に、部屋の中から撮影してる映像がある。
固定カメラならまだ分からなくはないんだけど、ちゃんとカメラワークあるしこれはプロの映像。
固定カメラと参加者の映像だけなら説得力が少しあるんだけど、
明らかにプロカメラマンの映像が入ることによって、さらに作り物感が上がってしまった。
恐がらせるために追加した映像のはずなのに、その映像のために恐さがなくなる。
…悲しいですね。
後半の見せ場として、高校生カップルが参加しているのだが、
現れたお化け達にまさか彼氏が確保される!!
あれはビックリするは…実際にあんなんだったらそりゃリタイアする。
あれ逆の立場で彼女がお化け達に捕らえられたら彼氏はどうするんだろうね。
1つ思うのはお化け屋敷のお化けってまあスタッフがやっていると思うんですが、
彼らって驚かせることはしてくるのだけど、実際に確保とかしてきた場合って、
それから逃げるためとか助けるために殴りかかったりして良いものだろうか。
一番最初の説明で「暴力は禁止」って出ていたから、手を出せない訳で、
やっぱ逃げるしか出来ないんだよなぁ…お化け屋敷のルールとしても。
その後の彼はどうなったのか気になる。
彼女役の大島美伊さんは可愛いから応援したくなったが、そりゃリタイアするよ。
でも、本当に逆じゃなくて良かったよね。
外国人カップルが終盤に救急車に余計なことをして捕らえられるんだけど、
あれはやっぱり備品には手を出さないでねってルールを破ったからスタッフに怒られたってことかな。
調子こくから〜。
…と、まあ一応の見せ場も作られていて、どうしようもない企画を映画ってものにしようと頑張ってはいる。
ただ、結果的にそれが面白くなったかどうかは別。
…面白く…ない!!
どうだろう、映画として少しでも面白くするんだったら、
外国人カップルの本物の死体みたいのにアイドルグループが遭遇して、
これ本物じゃない…これヤバイってリタイアしようってなって扉まで行くんだけど開かない。
やだ〜ってなってる中で、生き残るために先に進もうってするメンバーと動きたくないってメンバー。
いてもたってもいられなくなって動きたくないってメンバーを置いて先に2人が進んでいく。
行かないで〜みたいな声を無視して先に進む。
しばらくして1人取り残されたメンバーにお化けの間の手が…キャーって。
その叫びを聞いて2人が戻るもすでにいない。
そこでまなまな仲間割れ…あなたが先にすすもうっていうから…とか。
で、言い争っているうちに不慮の事故で相手の足とかに怪我をさせる。
そこへまたお化けが…怪我してるメンバーを置いてダッシュで逃げる。
悲鳴を無視して先へダッシュ…なんだかんだでやっと出口…ついに出た!!
そこにはもう他のメンバーや参加さがすでにいた。
で、メンバーにさっきはごめんね…って言葉をかけようとしたら、
参加者全員がお化け化していて「キャー」って悲鳴でエンドロール。
ベタだけど、こんな感じで一応のストーリーを作った方が良かったかなあ。
でも、リアルな設定だからアイドルグループのメンバーがケンカとかするのはイメージダウンになるから厳しいか。
下調べせずに観たのもいけないんだけど、
普通のホラー映画を観るつもりでこの映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」を観た時のガッカリ感はMAX。
映画にするのか、本当にドキュメンタリータッチにするのか、わりきって作った方が結果的に良かったかも。
予算は本当に少ない企画なんだと思う。
昨日書いた映画「ストレイヤーズ・クロニクル」と同じタイミングでレンタルした1本。
やっぱ夏ですしね…ホラーの1本でも観たくなる時期ですよね。
こちらの映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」は富士急ハイランドにある人気お化け屋敷を題材にした映画です。
以前、このブログでは映画「戦慄迷宮(2D)」の感想を書いたのですが、
同じお化け屋敷「戦慄迷宮」を使った映画ではありますが、全くタッチが違うものです。
…というか、この映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」をどんな映画なのかあまり気にせず借りてしまったので、
観てみてビックリ…なんじゃこりゃ〜!!
お化け屋敷体感型ムービーとの事だけど、ドキュメンタリーというか、
実際にお化け屋敷「戦慄迷宮」に入った人たちの持っていたビデオカメラとか固定カメラの映像を編集して作られている。
で、お化け屋敷をある種、楽しみにしていた人達が建物に入ってみると本来のお化け屋敷とは違う恐怖に襲われる!
…って感じの展開かと思ったら、本当にお化け屋敷の説明映像なんかい!!
本編71分って書いてあるのでサクッと観れると思ったのだが、体感時間は長い。
物語じゃないからストーリーもなく、ただただお化け屋敷に入っている人のリアクションを見るだけ。
途中で一緒に入った人どうし揉めたりして人間模様を描くのかと思えば、それっぽいシーンが来たと思ったら、
特にそこを掘り下げるでもなく…これをどんな思いで観ればいいというのだろうか。
予告編がDVDに収録されていたのだが、実際にお化け屋敷の「戦慄迷宮」を体感するのと、
映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」を観るのを比較した時に、この映画を観ている方が恐いと検証結果が出た!
っていうんだけど、絶対そんな事ないし。
観ている人を本当に体感させるんだったら、屋敷に入ってから一連でみせるべきだと思うのだが、
この映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」では映すグループをブツブツに編集して魅せているので、
ダイジェスト映像としか思えない…見せ方も同じ方法で「ワァ!」ってのばっかり。
どうかと思いますが。
監督、脚本は若林雄介という方。
長編初監督作品のようだけど、もともと色んな映画のプロデューサーをしている人のようで、
たぶん企画の段階で無茶振りされたんじゃないかな…まあ仕事だからね。
脚本もなにもストーリーはないのだけど、色んな映画に携わっていたら、
これが面白くないって分かると思うはず。
それでもやらなきゃいけないのが仕事なんだろうなあ。
ただ、企画の段階から敗戦は濃厚だったとしても、
その中でも最大限力を尽くさなくてはいけないはず!!
今回のこの映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」でいろいろやっているとは思うんですよ。
少しでも恐くなるように。
しかし、それが逆効果に作用している気がしてならない。
富士急ハイランドにある人気お化け屋敷「戦慄迷宮」で特別に閉館後に体験する参加者。
それぞれのグループで体験を始める訳だけど、
さっきも書いたけどブツブツに見せるから何がなんだか分からない。
一連で見せていたら、お化け屋敷のネタバレにもなっちゃうから難しいのかもしれないし、
ブツブツに見せるからこそ、恐いシーンを継続的にみせることが出来るのだけど、
「ワァー!」ってお化けが襲ってきて「わ〜」って逃げて次のシーン、
「ワァー!」ってお化けが襲ってきて「わ〜」って逃げて次のシーン。
まあお化け屋敷がそういうところなんだけどさ。
時々なにもないってのがはさまって一応はワンパターン化を防ごうとしているのも分かるんだけど、
結局、お化けが出ようが「ワァー!」ってお化けが襲ってきて「わ〜」って逃げて次のシーン。
観てる人ってこれで怖がるのか?
そのドンッ!ってでてきたらビックリはするけど、それって実際のお化け屋敷の恐がり方であって、
映画でそればっかりされても物理的に干渉のないエンターテイメントの映画にとってはイマイチ。
恐がらせるための演出なんだとは思うけど、
参加者の中にアイドルグループのLinQのメンバー杉本ゆさ、伊藤麻希、福山果奈がいるのだが、
彼女達には専用のカメラマンがいるようで…。
何故か彼女達が部屋に入る前に、部屋の中から撮影してる映像がある。
固定カメラならまだ分からなくはないんだけど、ちゃんとカメラワークあるしこれはプロの映像。
固定カメラと参加者の映像だけなら説得力が少しあるんだけど、
明らかにプロカメラマンの映像が入ることによって、さらに作り物感が上がってしまった。
恐がらせるために追加した映像のはずなのに、その映像のために恐さがなくなる。
…悲しいですね。
後半の見せ場として、高校生カップルが参加しているのだが、
現れたお化け達にまさか彼氏が確保される!!
あれはビックリするは…実際にあんなんだったらそりゃリタイアする。
あれ逆の立場で彼女がお化け達に捕らえられたら彼氏はどうするんだろうね。
1つ思うのはお化け屋敷のお化けってまあスタッフがやっていると思うんですが、
彼らって驚かせることはしてくるのだけど、実際に確保とかしてきた場合って、
それから逃げるためとか助けるために殴りかかったりして良いものだろうか。
一番最初の説明で「暴力は禁止」って出ていたから、手を出せない訳で、
やっぱ逃げるしか出来ないんだよなぁ…お化け屋敷のルールとしても。
その後の彼はどうなったのか気になる。
彼女役の大島美伊さんは可愛いから応援したくなったが、そりゃリタイアするよ。
でも、本当に逆じゃなくて良かったよね。
外国人カップルが終盤に救急車に余計なことをして捕らえられるんだけど、
あれはやっぱり備品には手を出さないでねってルールを破ったからスタッフに怒られたってことかな。
調子こくから〜。
…と、まあ一応の見せ場も作られていて、どうしようもない企画を映画ってものにしようと頑張ってはいる。
ただ、結果的にそれが面白くなったかどうかは別。
…面白く…ない!!
どうだろう、映画として少しでも面白くするんだったら、
外国人カップルの本物の死体みたいのにアイドルグループが遭遇して、
これ本物じゃない…これヤバイってリタイアしようってなって扉まで行くんだけど開かない。
やだ〜ってなってる中で、生き残るために先に進もうってするメンバーと動きたくないってメンバー。
いてもたってもいられなくなって動きたくないってメンバーを置いて先に2人が進んでいく。
行かないで〜みたいな声を無視して先に進む。
しばらくして1人取り残されたメンバーにお化けの間の手が…キャーって。
その叫びを聞いて2人が戻るもすでにいない。
そこでまなまな仲間割れ…あなたが先にすすもうっていうから…とか。
で、言い争っているうちに不慮の事故で相手の足とかに怪我をさせる。
そこへまたお化けが…怪我してるメンバーを置いてダッシュで逃げる。
悲鳴を無視して先へダッシュ…なんだかんだでやっと出口…ついに出た!!
そこにはもう他のメンバーや参加さがすでにいた。
で、メンバーにさっきはごめんね…って言葉をかけようとしたら、
参加者全員がお化け化していて「キャー」って悲鳴でエンドロール。
ベタだけど、こんな感じで一応のストーリーを作った方が良かったかなあ。
でも、リアルな設定だからアイドルグループのメンバーがケンカとかするのはイメージダウンになるから厳しいか。
下調べせずに観たのもいけないんだけど、
普通のホラー映画を観るつもりでこの映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」を観た時のガッカリ感はMAX。
映画にするのか、本当にドキュメンタリータッチにするのか、わりきって作った方が結果的に良かったかも。
予算は本当に少ない企画なんだと思う。
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