2016年08月12日
映画「青鬼 ver.2.0」の感想…ダメ。
本日よりお盆休み。
急遽入った仕事の都合で休みが潰れそうだったのだが、
なんとか休める状況になった…あとは携帯が鳴らない事を祈る。
さて、今回は映画「青鬼 ver.2.0」の感想です。
昨日は映画「アメイジング・スパイダーマン2」の感想で家の近くのゲオに行ったと書きましたが、
そのついでに借りてきたのがこの映画「青鬼 ver.2.0」です。
ちなみに映画「アメイジング・スパイダーマン2」は旧作100円で14日借りれたのに対し、
映画「青鬼 ver.2.0」は準新作のため280円で一週間のレンタル。
映画を観る際の金額は映画そのもの価値には比例しないとは分かっているのだが何だかなあ。
あやうく劇場で観ようかなって思っていたタイトルでもあるので…そこはセーフ。
以前、他のサイトで映画「青鬼」についての感想を書いたのですが、
消えてしまったのがもったいないなぁ…どっかにバックアップとってないものだろうか。
とりあえず、映画「青鬼 ver.2.0」と映画「青鬼」はお互いに全く関係がない。
続編ではなく同じゲーム「青鬼」を題材にした全く別の映画。
前作よりも満足度が高いとかレンタルのパッケージに書かれていたのだが、
それは前作の満足度が低すぎたからなのだろう…あくまで相対的な評価で絶対値で満足な人はいるのか?
映画「青鬼」の感想の時に、某Youtuberが感想を言っている動画を観て、
基本的に面白くないって感想は同じなんだけど、
「自分が死んでるオチ」と「夢オチ」は今の時代やりつくされていて映画でやっただけで敗北、
という感想に対しては「それは使い方の問題」って様なことを書いた気がする。
その動画で例に出してたのが映画「シックス・センス」だけど、
自分ぐらいの歳の人ならみんな観てるかオチを知ってるだろうけど、
今時の10代とかが観てるかって言われると結構観てない、知らないって子も多いんじゃないだろうか。
そんな子たちが、そのオチで「おぉ!」ってなる事もあるだろうし、手法には罪はない。
ただ、映画「青鬼」は面白くないのは事実だし、そのオチすらもうまく使えてるとはいえない。
個人的に須賀健太をドラマ「So long! 第1夜」で好きになってるので、須賀健太だけは全力で守ろうとした…はず。
まあ、そんな事を書いたかな。
…ここまで書いてだけど、全く映画「青鬼 ver.2.0」には関係ない映画「青鬼」を振り返ってみました。
で、ここからが映画「青鬼 ver.2.0」の感想です。
映画「青鬼 ver.2.0」は前川英章監督始めての長編映画。
どんな経歴の方なのか存じ上げないのですが、今回の映画「青鬼 ver.2.0」のVFXも担当している様で、
これはあくまで推測ですが、少ない予算のため監督も出来そうでVFXができる人って理由で選ばれたのでは。
本当に監督をやりたかった人なのか?
最初に結論から書くと、この映画「青鬼 ver.2.0」は面白くない。
映画「青鬼」より面白いのか?と言われるとどっちもどっち、というのが本音。
ぴあで満足度が89%とかだそうだけど、多分嘘、もしくは奇跡的にアンケートした人が良かったか。
ストーリーというか脚本はいながわ亜美という別の方がされているので、
話がイマイチだっていうのを監督の責任にするのは気が引ける部分もあるが、
やっぱり監督という立場なら、作品の責任は全て引き受けて欲しい。
たとえ今まで監督をやったことがなくても、作品の監督をしてしまったらその作品の評価はその監督の評価。
という訳で、前川英章監督ね…ダメですよ、面白くない。
まず出演している俳優ですが、
主演は中川大志!!
あのドラマ版「プリズン・スクール」のキヨシですよ!!
個人的には好きですが、ひろし役が上手かったかというと微妙。
確かにミステリアスな役というか、元気いっぱいってキャラではないけど、
ところどころ何を言っているのか分からないぐらいボソボソって話すのは減点。
役者の問題というより演出のつけかただと思うけど。
平愛梨の妹の平祐奈が学級委員長の杏奈を演じているのだが、
彼女の役もどうかとは思うのだが、なんか無駄に存在感を放っていて、何か悪目立ちしている気がする。
あの存在感はなんかもっと別の映画で観てみたいですが。
グラビアアイドルでもある久松郁実が美香役で出ていて、おっこれはセクシー担当か!?
と期待したがそういう役でもなくて、ただただ第1犠牲者だった。
ホラー映画には少しのセクシー要素があっても良い気がするけど…今回は無しって事で。
今回の重要な役どころの卓郎には松島庄汰。
観たことあるような…と、思ったら彼は仮面ライダードライブの某敵役の1人。
…映画「リアリズムの宿」と言い、仮面ライダーに出演している人は注目してしまう。
というのも、姉が仮面ライダー好きで、毎週録画してる訳です。
そしてそれを一緒に観ているので、自分は仮面ライダーのフォーゼ以降は全話観てます…という余計な情報。
いや〜、これからも頑張ってほしいですね。
そんな中、シュン役のタモト清嵐も仮面ライダーフォーゼに出ていたり…やっぱ平成の仮面ライダーは若手の登竜門か!?
基本的に「俳優がこの人だからこの映画がダメ」ってのは、よっぽど濃い役者じゃない限り無いと思うんですよ。
その俳優をうまく使うのも監督、演出の力な訳で。
キャスティングに権限はなかったとしてもそれを最大限うまく使うのが監督。
今回はそんなに濃い役者、勝手な濃い演技で映画を壊してるって人もいないので、
映画のつまらなさは俳優の責任ではない…と彼らをかばってみたりします。
まあ…さっきも書いたけど平祐奈の存在感は浮いていたが、それが作品の良し悪しとは直接関係ないし。
思うんですが、今回映画「青鬼 ver.2.0」という事で、前作よりもバージョンアップ!という訳ですよ。
つまりストーリーは全く関係ないけど、前回よりもさらに良いものをって意気込みがあるはず。
しかし、一体この映画「青鬼 ver.2.0」は前作から何を学んだというのだろうか。
個人的に前回の映画「青鬼」を観て思ったのは、こんな奇をてらった話にせずに、
単純に元のゲームを実写化した方がよっぽど怖いし面白いはずって事。
ゲームの中に入るとか、そういう設定って微妙じゃないって思ったら今回もかい!!
なに、監督をはじめこの映画「青鬼 ver.2.0」を作った人は前作を観て「これはアリだ!」って思ったの?
まあゲームの内容を実写化するには予算が足りないだろうなあとは思う。
本来、洋館のはずが明らかに家ではない建物。
それは別に良いんだけど、今回「幻の4階」ってものがあるんですが、
その4階が出現したときの外観のミスマッチ感。
もう無理やり洋館にしなくてもいいじゃん…無理だよそれ家じゃないんだもん。
突っ込みを入れて面白がるホラー映画ってのもあると思うけど、
それにしてはこの映画「青鬼 ver.2.0」は真面目にスベってる感じがして好感が持てない。
ジェイルハウスの入り口の扉がチェーンで閉じられているんだけど、
明らかに扉が閉まっていても中に進入できる程度の高さしかない。
この高さが微妙で、またげるぐらいの高さの扉だったら「これはギャグなんだ、つっこんでって事なんだ」と思うけど、
いや〜、これは…微妙な高さの扉だわ…と。
笑わせるつもりはなくて真剣にやってるんだけど間抜けな画…悲しいなあ。
まあ建物の中に入るのは物語の必然なんだけど、そこで始めるのが実況中継。
スマフォ1つで実況できる便利な世の中なのは良いんだけど、
ニコ生にしかつながらないってギャグにしか聞こえないだろ!!
結局「なんで実況はできるのか」が物語りの都合でしかない。
彼らがジェイルハウスに入り、そしてシュンのゲームで苦しめられるのがシュンへの後ろめたい気持ち、
というのはまあ分かるとしても、ニコ生につながるのは意味不明。
ニコ生のおかげでゲームと現実がリンクしてるってのが分かるって完全に物語の都合じゃね。
不思議な力でゲームへのアクセスができないってのはまあよしとして、
どうしても止めたかったらパソコンの電源落とせばいいんじゃないの??
パソコンの電源を抜きました、それでも電源が落ちません、勝手にゲームが進みます。
この描写を入れるのはお金もかからないし、「そんなけ異常事態なんだ」って観てる人が思うじゃんね。
たぶん、映画を観た人の多くが思ったと思うよ、電源抜けって。
あと今回フワッティーが登場するんだけど、倒せるんかい!!
青鬼って逃げるゲームな訳で、相手を倒せるって描写を入れるのはマズいんじゃない??
しかも物理的に倒せるのは観てる人にある種の安心感が出来てしまう気がする。
映画「DETH FOREST2」の感想も別サイトに書いたのですが、
それにもゾンビ的なやつを小刀1つで倒すシーンがあるんだけど「倒せるんかい!!」って書いた。
だったら全部倒してこうぜってなっちゃうよ…逃げなくてもいいじゃん。
それは別として、明らかにフワッティーから逃げるひろしの方向と、後から助けにくるひろしが逆から来る。
グルッと回ってきたってことで宜しいでしょうか?
しかもコンクリートの下敷きにフワッティーがなるんだけど、
その前に普通の青鬼に美香がドライバーを刺すってシーンがあって、
青い血が青鬼から出るって描写があるんだけど、
フワッティーが下敷きになるとバフッて青い煙みたいなものが出るのね。
まあフワッティーは合体もするし特殊な存在だってことでも良いんだけど、
同じ映画で色んな設定があると、なんかこの映画都合良いよなって思ってしまう。
まあ、突っ込みどころは他にもいっぱいある。
美香が逃げるために階段を駆け下りるんだけど、そんなにこの建物って階数あるんだって思ったら3階建て。
地下は秘密の入り口からなので、あんなに階段下りてたのに3階だったってことなのか…とか。
幻の4階へ行くための鍵を手にいれるシーンで、どう観てもはめるパネルの大きさがマッチしていなかったり。
打ち込む数字の順番はどうでもいいのかって思ったり。
学級委員長に「行こう!」とか言うけど、彼女が行く意味が全くないし、
さらにリセットされたはずなのにシュンと学級委員長はなぜリセットされないの…とかとか。
まあ…結果的に都合の良い展開かつ、恐くもないし、面白くもない映画になってしまった。
予算の都合で色々やりたくても出来ないのはわかるけど、もうちょっとアイデアでなんとか出来るんじゃないのか。
逆にちゃんと描いたら凄いお金がかかることもゲームの画面でごまかしたってのは、あんま良いアイデアとは言えない。
ホラー映画でよくある、「原因は人の心の弱さ」みたいな展開は良いと思うけど、
この映画「青鬼 ver.2.0」に対してはそういうメンタル的な恐さじゃなくて、
単純に理由もなくモンスター的な存在に物理的に襲われるって方が向いていると思うんだよなあ。
人間関係とかはオマケで、単純に脱出ゲームの映画「青鬼」が観てみたいなあ。
なんか…残念。
そして2017年にはアニメ版の映画「青鬼」がやるそうですが、きっとそっちの方が面白いだろうなあ。
予算がない、勝算がないなら無駄に実写化しない…それが良いと思う。
ちなみにちょこっとふれた映画「DETH FOREST」シリーズは一周して面白いシリーズだと思う。
真面目に観たらダメだけどね。
急遽入った仕事の都合で休みが潰れそうだったのだが、
なんとか休める状況になった…あとは携帯が鳴らない事を祈る。
さて、今回は映画「青鬼 ver.2.0」の感想です。
昨日は映画「アメイジング・スパイダーマン2」の感想で家の近くのゲオに行ったと書きましたが、
そのついでに借りてきたのがこの映画「青鬼 ver.2.0」です。
ちなみに映画「アメイジング・スパイダーマン2」は旧作100円で14日借りれたのに対し、
映画「青鬼 ver.2.0」は準新作のため280円で一週間のレンタル。
映画を観る際の金額は映画そのもの価値には比例しないとは分かっているのだが何だかなあ。
あやうく劇場で観ようかなって思っていたタイトルでもあるので…そこはセーフ。
以前、他のサイトで映画「青鬼」についての感想を書いたのですが、
消えてしまったのがもったいないなぁ…どっかにバックアップとってないものだろうか。
とりあえず、映画「青鬼 ver.2.0」と映画「青鬼」はお互いに全く関係がない。
続編ではなく同じゲーム「青鬼」を題材にした全く別の映画。
前作よりも満足度が高いとかレンタルのパッケージに書かれていたのだが、
それは前作の満足度が低すぎたからなのだろう…あくまで相対的な評価で絶対値で満足な人はいるのか?
映画「青鬼」の感想の時に、某Youtuberが感想を言っている動画を観て、
基本的に面白くないって感想は同じなんだけど、
「自分が死んでるオチ」と「夢オチ」は今の時代やりつくされていて映画でやっただけで敗北、
という感想に対しては「それは使い方の問題」って様なことを書いた気がする。
その動画で例に出してたのが映画「シックス・センス」だけど、
自分ぐらいの歳の人ならみんな観てるかオチを知ってるだろうけど、
今時の10代とかが観てるかって言われると結構観てない、知らないって子も多いんじゃないだろうか。
そんな子たちが、そのオチで「おぉ!」ってなる事もあるだろうし、手法には罪はない。
ただ、映画「青鬼」は面白くないのは事実だし、そのオチすらもうまく使えてるとはいえない。
個人的に須賀健太をドラマ「So long! 第1夜」で好きになってるので、須賀健太だけは全力で守ろうとした…はず。
まあ、そんな事を書いたかな。
…ここまで書いてだけど、全く映画「青鬼 ver.2.0」には関係ない映画「青鬼」を振り返ってみました。
で、ここからが映画「青鬼 ver.2.0」の感想です。
映画「青鬼 ver.2.0」は前川英章監督始めての長編映画。
どんな経歴の方なのか存じ上げないのですが、今回の映画「青鬼 ver.2.0」のVFXも担当している様で、
これはあくまで推測ですが、少ない予算のため監督も出来そうでVFXができる人って理由で選ばれたのでは。
本当に監督をやりたかった人なのか?
最初に結論から書くと、この映画「青鬼 ver.2.0」は面白くない。
映画「青鬼」より面白いのか?と言われるとどっちもどっち、というのが本音。
ぴあで満足度が89%とかだそうだけど、多分嘘、もしくは奇跡的にアンケートした人が良かったか。
ストーリーというか脚本はいながわ亜美という別の方がされているので、
話がイマイチだっていうのを監督の責任にするのは気が引ける部分もあるが、
やっぱり監督という立場なら、作品の責任は全て引き受けて欲しい。
たとえ今まで監督をやったことがなくても、作品の監督をしてしまったらその作品の評価はその監督の評価。
という訳で、前川英章監督ね…ダメですよ、面白くない。
まず出演している俳優ですが、
主演は中川大志!!
あのドラマ版「プリズン・スクール」のキヨシですよ!!
個人的には好きですが、ひろし役が上手かったかというと微妙。
確かにミステリアスな役というか、元気いっぱいってキャラではないけど、
ところどころ何を言っているのか分からないぐらいボソボソって話すのは減点。
役者の問題というより演出のつけかただと思うけど。
平愛梨の妹の平祐奈が学級委員長の杏奈を演じているのだが、
彼女の役もどうかとは思うのだが、なんか無駄に存在感を放っていて、何か悪目立ちしている気がする。
あの存在感はなんかもっと別の映画で観てみたいですが。
グラビアアイドルでもある久松郁実が美香役で出ていて、おっこれはセクシー担当か!?
と期待したがそういう役でもなくて、ただただ第1犠牲者だった。
ホラー映画には少しのセクシー要素があっても良い気がするけど…今回は無しって事で。
今回の重要な役どころの卓郎には松島庄汰。
観たことあるような…と、思ったら彼は仮面ライダードライブの某敵役の1人。
…映画「リアリズムの宿」と言い、仮面ライダーに出演している人は注目してしまう。
というのも、姉が仮面ライダー好きで、毎週録画してる訳です。
そしてそれを一緒に観ているので、自分は仮面ライダーのフォーゼ以降は全話観てます…という余計な情報。
いや〜、これからも頑張ってほしいですね。
そんな中、シュン役のタモト清嵐も仮面ライダーフォーゼに出ていたり…やっぱ平成の仮面ライダーは若手の登竜門か!?
基本的に「俳優がこの人だからこの映画がダメ」ってのは、よっぽど濃い役者じゃない限り無いと思うんですよ。
その俳優をうまく使うのも監督、演出の力な訳で。
キャスティングに権限はなかったとしてもそれを最大限うまく使うのが監督。
今回はそんなに濃い役者、勝手な濃い演技で映画を壊してるって人もいないので、
映画のつまらなさは俳優の責任ではない…と彼らをかばってみたりします。
まあ…さっきも書いたけど平祐奈の存在感は浮いていたが、それが作品の良し悪しとは直接関係ないし。
思うんですが、今回映画「青鬼 ver.2.0」という事で、前作よりもバージョンアップ!という訳ですよ。
つまりストーリーは全く関係ないけど、前回よりもさらに良いものをって意気込みがあるはず。
しかし、一体この映画「青鬼 ver.2.0」は前作から何を学んだというのだろうか。
個人的に前回の映画「青鬼」を観て思ったのは、こんな奇をてらった話にせずに、
単純に元のゲームを実写化した方がよっぽど怖いし面白いはずって事。
ゲームの中に入るとか、そういう設定って微妙じゃないって思ったら今回もかい!!
なに、監督をはじめこの映画「青鬼 ver.2.0」を作った人は前作を観て「これはアリだ!」って思ったの?
まあゲームの内容を実写化するには予算が足りないだろうなあとは思う。
本来、洋館のはずが明らかに家ではない建物。
それは別に良いんだけど、今回「幻の4階」ってものがあるんですが、
その4階が出現したときの外観のミスマッチ感。
もう無理やり洋館にしなくてもいいじゃん…無理だよそれ家じゃないんだもん。
突っ込みを入れて面白がるホラー映画ってのもあると思うけど、
それにしてはこの映画「青鬼 ver.2.0」は真面目にスベってる感じがして好感が持てない。
ジェイルハウスの入り口の扉がチェーンで閉じられているんだけど、
明らかに扉が閉まっていても中に進入できる程度の高さしかない。
この高さが微妙で、またげるぐらいの高さの扉だったら「これはギャグなんだ、つっこんでって事なんだ」と思うけど、
いや〜、これは…微妙な高さの扉だわ…と。
笑わせるつもりはなくて真剣にやってるんだけど間抜けな画…悲しいなあ。
まあ建物の中に入るのは物語の必然なんだけど、そこで始めるのが実況中継。
スマフォ1つで実況できる便利な世の中なのは良いんだけど、
ニコ生にしかつながらないってギャグにしか聞こえないだろ!!
結局「なんで実況はできるのか」が物語りの都合でしかない。
彼らがジェイルハウスに入り、そしてシュンのゲームで苦しめられるのがシュンへの後ろめたい気持ち、
というのはまあ分かるとしても、ニコ生につながるのは意味不明。
ニコ生のおかげでゲームと現実がリンクしてるってのが分かるって完全に物語の都合じゃね。
不思議な力でゲームへのアクセスができないってのはまあよしとして、
どうしても止めたかったらパソコンの電源落とせばいいんじゃないの??
パソコンの電源を抜きました、それでも電源が落ちません、勝手にゲームが進みます。
この描写を入れるのはお金もかからないし、「そんなけ異常事態なんだ」って観てる人が思うじゃんね。
たぶん、映画を観た人の多くが思ったと思うよ、電源抜けって。
あと今回フワッティーが登場するんだけど、倒せるんかい!!
青鬼って逃げるゲームな訳で、相手を倒せるって描写を入れるのはマズいんじゃない??
しかも物理的に倒せるのは観てる人にある種の安心感が出来てしまう気がする。
映画「DETH FOREST2」の感想も別サイトに書いたのですが、
それにもゾンビ的なやつを小刀1つで倒すシーンがあるんだけど「倒せるんかい!!」って書いた。
だったら全部倒してこうぜってなっちゃうよ…逃げなくてもいいじゃん。
それは別として、明らかにフワッティーから逃げるひろしの方向と、後から助けにくるひろしが逆から来る。
グルッと回ってきたってことで宜しいでしょうか?
しかもコンクリートの下敷きにフワッティーがなるんだけど、
その前に普通の青鬼に美香がドライバーを刺すってシーンがあって、
青い血が青鬼から出るって描写があるんだけど、
フワッティーが下敷きになるとバフッて青い煙みたいなものが出るのね。
まあフワッティーは合体もするし特殊な存在だってことでも良いんだけど、
同じ映画で色んな設定があると、なんかこの映画都合良いよなって思ってしまう。
まあ、突っ込みどころは他にもいっぱいある。
美香が逃げるために階段を駆け下りるんだけど、そんなにこの建物って階数あるんだって思ったら3階建て。
地下は秘密の入り口からなので、あんなに階段下りてたのに3階だったってことなのか…とか。
幻の4階へ行くための鍵を手にいれるシーンで、どう観てもはめるパネルの大きさがマッチしていなかったり。
打ち込む数字の順番はどうでもいいのかって思ったり。
学級委員長に「行こう!」とか言うけど、彼女が行く意味が全くないし、
さらにリセットされたはずなのにシュンと学級委員長はなぜリセットされないの…とかとか。
まあ…結果的に都合の良い展開かつ、恐くもないし、面白くもない映画になってしまった。
予算の都合で色々やりたくても出来ないのはわかるけど、もうちょっとアイデアでなんとか出来るんじゃないのか。
逆にちゃんと描いたら凄いお金がかかることもゲームの画面でごまかしたってのは、あんま良いアイデアとは言えない。
ホラー映画でよくある、「原因は人の心の弱さ」みたいな展開は良いと思うけど、
この映画「青鬼 ver.2.0」に対してはそういうメンタル的な恐さじゃなくて、
単純に理由もなくモンスター的な存在に物理的に襲われるって方が向いていると思うんだよなあ。
人間関係とかはオマケで、単純に脱出ゲームの映画「青鬼」が観てみたいなあ。
なんか…残念。
そして2017年にはアニメ版の映画「青鬼」がやるそうですが、きっとそっちの方が面白いだろうなあ。
予算がない、勝算がないなら無駄に実写化しない…それが良いと思う。
ちなみにちょこっとふれた映画「DETH FOREST」シリーズは一周して面白いシリーズだと思う。
真面目に観たらダメだけどね。
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