2016年08月06日
映画「天と地と」を観た感想…この映像はもう撮れないだろうなあ。
最近、ふと頭がクラッとする時があって、夏だし「軽い脱水症状みたいなやつ」かな。
…なんて勝手に納得していたんだけど、今日も仕事中にクラッときて、これはマズいなあと。
どうもご飯を食べる時間がない時とかになってる気がして、
「お腹空く クラクラする」で検索したら、結構多くの同じ症状の人がいた。
どうも「空腹時低血糖症」ってやつな気がしてしてきました。
飴ちゃんとかチョコレートとか随時準備しなくては…そして、これで改善されたら本当にそうだなと。
なんとか仕事を無事に終え、家に帰ってきてテレビをつけると広島・原爆の話題。
そう、8月6日は広島に原爆が落とされた日。
昨年は終戦70周年って事で映画とか特番とかいっぱいあった気がするが、
今年の8月はあまり戦争関連の話題を聞かな気がする…ただテレビを観てないってだけかもしれないが。
そんな訳でちょっと時間がありそうだったので、
これは久々に「戦争映画」でも観ようかなと、お決まりの「dTV」を起動させた。
しかし、「はだしのゲン」とかあったらそれにしてたんだけど、
なんかピンとくる戦争映画が見当たらない。
で、いろいろ映画を探していたら目に止まったのが映画「天と地と」な訳です。
戦争映画ではないですが戦の映画ですし…。
なんで目が止まったかというと、監督の「角川春樹」の名前。
角川春樹監督作品と言えば、以前このブログでも感想を書いた映画「時をかける少女(1997年版)」。
全く最初の広島・原爆とは関係がないんだけど、今日はテレビドラマの「時をかける少女」が最終回だった様で。
結局まだ1話も観てないんだけど、評判はどうなのかな。
全5話ってのは観やすいので、また時間がある時に観てみようかなと思います。
そんなこんなで今日は角川春樹監督作品の映画「天と地と」を選びました。
今回も「dTV」を「Chromecast」を使ってテレビで鑑賞。
前も書いたのですが、「dTV」の作品に関する情報が他と比べると豊富に表示されるのは嬉しい。
映画「天と地と」は1990年に作製。
もう26年も昔ですか…いやはや。
自分は公開当時は小学生かな。
さすがに映画館では観てないのですが、レンタルビデオで観た記憶があります。
本当にビデオテープの時代ですね。
巻き戻ししていないAVに当たると急にクライマックスが流れたりという…懐かしい。
姉が当時TM Networkにハマっていたのもあるのですが、
この映画の音楽を担当しているのが小室哲哉。
多分そのこともあって当時姉がレンタルしてきたんだったと思う。
当時全く意味が分からなかったのだけど、なんか上杉謙信が勝ったんだなぁって程度の理解。
改めて見直してみて、そうかこんな映画だったか…と。
うん、改めてみても意味が分からないものであった。
映画「天と地と」は海音寺潮五郎の歴史小説を原作にした作品。
自分は活字があんまり得意ではないので原作は読んでませんが、
原作では上杉謙信が「生まれる前から川中島の戦い直後まで」を描いているそうです。
しかし、映画「天と地と」では生まれる前どころか、はじまってそうそうに兄である晴景と対立しているところから。
まあ尺の問題もあるし映画用にどこを語るかは変えるのは当然ではありますが。
ただ、本来語られているであろう主人公の幼少期の出来事とか生い立ち(人格形成)の経緯・説明がないので、
この映画の知識しかないと取り残された気持ちになる。
映画「天と地と」だけの描写では主人公の人物像がなかなか分からない。
あと、色んな家臣の名前がテロップでも出してくれるんだけど、
歴史の教科書とかに出てくるぐらいの有名な人達ではないため、
戦国時代にそんなに興味がない自分にとっては誰だ、誰やねん!ってなりました。
まさしく当時理解できなかったのは当然…今見ても顔と名前すら覚えきれない。
大まかな話としては、兄を倒して当主になった長尾景虎と勢力を拡大している武田信玄とが対立。
武田信玄の謀略で家臣に裏切られたりしながらも川中島の戦いで2人は対決をする…という感じ。
本当に戦国時代の歴史が分からないのでこの映画「天と地と」が、どれぐらい歴史に忠実なのか分からないですが、
とりあえず川中島の戦いで上杉謙信が勝つのは史実だそうな。
という訳で歴史についてはあんまり書けることがありません。
そこら辺は詳しい人に聞いてみてほしいところですので、
映画「天と地と」が「映画としてどうなのか」って感想を書こうかなと。
まず特筆すべきは制作費50億円!
邦画の映画1本に50億って凄いですよね。
同じ…かどうかは分かりませんが、最近の邦画で時代劇と言ったら、
世の中は割りと好評、自分は酷評の映画「るろうに剣心 伝説の最期編」の制作費がおよそ30億とか。
あの映画も脚本と見せ方が最低なだけで美術とかそこら辺はしっかりしていたと思いますが…。
技術や時代も違うので単純比較はできないけど、50億は凄いですよ。
映画「天と地と」は、お金がかかってるだけあって美術だったりエキストラの多さ、スペクタクルは「流石」の一言。
最近は時代劇はお金がかかるって理由で映画化が割と避けられがちですが、
映画「天と地と」はその「お金をかけてる」ってとても重要なポイントだと思います。
中でも最後の川中島にて両軍が入り混じって戦うシーンは、
もう現代では撮影不可能だろうって規模の映像。
人の多さももちろん、それぞれが観につけている甲冑とか武器、馬とか。
こんなけ用意するだけでもどんなけ大変なんだって。
逆に当時は「映画ってこういうもんなのかな〜」程度にしか思ってないと思うんだけど、
今見直すと「これは凄い!」ってなる。
上杉謙信側は黒、武田信玄側は赤と色をパッキリ分けて戦わせているので、
色の混じりあいはシンプルかつ迫力あります。
この映画の一番の魅力だと思いますし、
この合戦のシーンを観るだけでも今となっては十分価値がある作品なのは間違いない。
ほんと「凄い」としか言えないから、まあ観てほしい。
CGじゃ出せない迫力ってものは確かにある!
陣形とかテロップで説明するぐらいだからしっかりやっているんだろうし、
戦い方もまずは槍でせめぎ合うのは映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」でもやっていたので、
たぶん本当にあんな感じだったのではないだろうか…(なぜかアニメが正しいと思い込む自分)。
まあ、さすがに大将自ら先頭にたって突っ込むことはないだろうけど。
結構、上杉謙信が1人で先走って突っ込んで見えるところがあるので、
「やられる、やられる」ってヒヤヒヤします。
あと敵も槍持ってるんだから馬で突っ込んできてもあんな風には避けはしない気もするけどね。
合戦シーンは迫力あるし観てもらうとして、それ以外のところを。
映画の作りとしては、さっきも書いたみたいに原作は生まれる前からはじめているところを、
結構な出来事があった後から始まってしまうため、
主人公である長尾景虎(後の上杉謙信)の人物描写が圧倒的に少ないと思う。
一応は裏切った元家臣の妻、子供を殺すことを躊躇ったり、それをひきずったりして、
本当は心の優しい人だったのが、覚悟を決め心を鬼にしていった…という事なんだろうけど、
結構、急にイメージが変わるからついていくのが大変。
主人公がこんな感じなので、他の登場人物なんか人物描写が足りないとかそんなレベルではない。
特にライバルである武田信玄なんかはもう少しあっても良かったような気がするなあ。
上杉謙信と乃美がどうもお互いに好意があるんだけど、
上杉謙信は戦いのため煩悩を捨て、それを邪魔しちゃいけないと乃美が距離を置く。
それぐらいの人物描写はあるにはあるけど、それぞれそんなに影響しあわないからなあ。
この映画にそんなものは必要ないのかな…なんとも。
突然山の中で笛吹いてたりするのは本当にある姿なのだろうか。
史実が分からないからどうなのか分からないが、結婚するとか言う話は上杉謙信を試す嘘だったって事なのかな?
まあいっか。
中盤のイベントである宇佐美定満との戦い。
「宇佐美定満との人間関係」はこの映画では目立つように描かれていると思う。
そのため映画で一番エモーションなシーンかなと。
「皆が見ている…はやく止めを!」ってセリフはグッときます。
なんと言ってもクライマックスである「川中島の戦い」でさえスカッともウエットもしないからなあ。
スカッともウエットもしないと言えば、最初の川中島の戦いで、
武田信玄の側室であり女武将でもある八重が突然やってきて、
サクッと上杉謙信に銃で撃たれて死亡。
なになになに!?
このシーンは女に手を出すのに抵抗があった上杉謙信が何のためらいもなく撃ったよってのが言いたいのか、
その前のシーンで八重の馬に接触したためにトラブルに巻き込まれたことで家臣が死んだことへの報復という事なのか。
そりゃ撃たれるよ…ね。
その他、太郎義信と山本勘介の無駄死感。
武田信玄も頭が切れるなら太郎義信が敵を追って突っ込んでいったのは諦めるとして、
山本勘介が助けに行くのは止めないと。
まあ、人物描写は本当に皆無なので、やっぱ戦いを観るってだけかな。
あ、でも日本の四季とかしっかり綺麗に撮れています。
特に春の桜、秋の紅葉は綺麗。
まあ桜は花吹雪過ぎな気もしますが、自然の景色と日本の着物のマッチ感は綺麗。
全体的に引き画が丁寧にとられていていい感じです。
霧が晴れたらズラっといる画とか良いよね。
CGじゃないってのは本当に良い。
あとやっぱり美術に拘っているのは良いよね。
着物とか甲冑とかの実際に使用された感。
インディーズ映画でありがちな「貧しい人なはずなのに服がめっちゃ綺麗」みたいなのが画面に映るのは、
それだけで結構げんなりしますから。
そうそう、小室哲哉の音楽だけど、
基本良いと思うんだけどちょっと同じ音楽が流れすぎてくどいかなぁって思うシーンも。
でも小室哲哉じゃなかったら姉が借りてなかっただろうし、良い仕事してると思います!
でも、本当50億円は伊達じゃない…もうこんな映画撮れないだろうなあ。
…なんて勝手に納得していたんだけど、今日も仕事中にクラッときて、これはマズいなあと。
どうもご飯を食べる時間がない時とかになってる気がして、
「お腹空く クラクラする」で検索したら、結構多くの同じ症状の人がいた。
どうも「空腹時低血糖症」ってやつな気がしてしてきました。
飴ちゃんとかチョコレートとか随時準備しなくては…そして、これで改善されたら本当にそうだなと。
なんとか仕事を無事に終え、家に帰ってきてテレビをつけると広島・原爆の話題。
そう、8月6日は広島に原爆が落とされた日。
昨年は終戦70周年って事で映画とか特番とかいっぱいあった気がするが、
今年の8月はあまり戦争関連の話題を聞かな気がする…ただテレビを観てないってだけかもしれないが。
そんな訳でちょっと時間がありそうだったので、
これは久々に「戦争映画」でも観ようかなと、お決まりの「dTV」を起動させた。
しかし、「はだしのゲン」とかあったらそれにしてたんだけど、
なんかピンとくる戦争映画が見当たらない。
で、いろいろ映画を探していたら目に止まったのが映画「天と地と」な訳です。
戦争映画ではないですが戦の映画ですし…。
なんで目が止まったかというと、監督の「角川春樹」の名前。
角川春樹監督作品と言えば、以前このブログでも感想を書いた映画「時をかける少女(1997年版)」。
全く最初の広島・原爆とは関係がないんだけど、今日はテレビドラマの「時をかける少女」が最終回だった様で。
結局まだ1話も観てないんだけど、評判はどうなのかな。
全5話ってのは観やすいので、また時間がある時に観てみようかなと思います。
そんなこんなで今日は角川春樹監督作品の映画「天と地と」を選びました。
今回も「dTV」を「Chromecast」を使ってテレビで鑑賞。
前も書いたのですが、「dTV」の作品に関する情報が他と比べると豊富に表示されるのは嬉しい。
映画「天と地と」は1990年に作製。
もう26年も昔ですか…いやはや。
自分は公開当時は小学生かな。
さすがに映画館では観てないのですが、レンタルビデオで観た記憶があります。
本当にビデオテープの時代ですね。
巻き戻ししていないAVに当たると急にクライマックスが流れたりという…懐かしい。
姉が当時TM Networkにハマっていたのもあるのですが、
この映画の音楽を担当しているのが小室哲哉。
多分そのこともあって当時姉がレンタルしてきたんだったと思う。
当時全く意味が分からなかったのだけど、なんか上杉謙信が勝ったんだなぁって程度の理解。
改めて見直してみて、そうかこんな映画だったか…と。
うん、改めてみても意味が分からないものであった。
映画「天と地と」は海音寺潮五郎の歴史小説を原作にした作品。
自分は活字があんまり得意ではないので原作は読んでませんが、
原作では上杉謙信が「生まれる前から川中島の戦い直後まで」を描いているそうです。
しかし、映画「天と地と」では生まれる前どころか、はじまってそうそうに兄である晴景と対立しているところから。
まあ尺の問題もあるし映画用にどこを語るかは変えるのは当然ではありますが。
ただ、本来語られているであろう主人公の幼少期の出来事とか生い立ち(人格形成)の経緯・説明がないので、
この映画の知識しかないと取り残された気持ちになる。
映画「天と地と」だけの描写では主人公の人物像がなかなか分からない。
あと、色んな家臣の名前がテロップでも出してくれるんだけど、
歴史の教科書とかに出てくるぐらいの有名な人達ではないため、
戦国時代にそんなに興味がない自分にとっては誰だ、誰やねん!ってなりました。
まさしく当時理解できなかったのは当然…今見ても顔と名前すら覚えきれない。
大まかな話としては、兄を倒して当主になった長尾景虎と勢力を拡大している武田信玄とが対立。
武田信玄の謀略で家臣に裏切られたりしながらも川中島の戦いで2人は対決をする…という感じ。
本当に戦国時代の歴史が分からないのでこの映画「天と地と」が、どれぐらい歴史に忠実なのか分からないですが、
とりあえず川中島の戦いで上杉謙信が勝つのは史実だそうな。
という訳で歴史についてはあんまり書けることがありません。
そこら辺は詳しい人に聞いてみてほしいところですので、
映画「天と地と」が「映画としてどうなのか」って感想を書こうかなと。
まず特筆すべきは制作費50億円!
邦画の映画1本に50億って凄いですよね。
同じ…かどうかは分かりませんが、最近の邦画で時代劇と言ったら、
世の中は割りと好評、自分は酷評の映画「るろうに剣心 伝説の最期編」の制作費がおよそ30億とか。
あの映画も脚本と見せ方が最低なだけで美術とかそこら辺はしっかりしていたと思いますが…。
技術や時代も違うので単純比較はできないけど、50億は凄いですよ。
映画「天と地と」は、お金がかかってるだけあって美術だったりエキストラの多さ、スペクタクルは「流石」の一言。
最近は時代劇はお金がかかるって理由で映画化が割と避けられがちですが、
映画「天と地と」はその「お金をかけてる」ってとても重要なポイントだと思います。
中でも最後の川中島にて両軍が入り混じって戦うシーンは、
もう現代では撮影不可能だろうって規模の映像。
人の多さももちろん、それぞれが観につけている甲冑とか武器、馬とか。
こんなけ用意するだけでもどんなけ大変なんだって。
逆に当時は「映画ってこういうもんなのかな〜」程度にしか思ってないと思うんだけど、
今見直すと「これは凄い!」ってなる。
上杉謙信側は黒、武田信玄側は赤と色をパッキリ分けて戦わせているので、
色の混じりあいはシンプルかつ迫力あります。
この映画の一番の魅力だと思いますし、
この合戦のシーンを観るだけでも今となっては十分価値がある作品なのは間違いない。
ほんと「凄い」としか言えないから、まあ観てほしい。
CGじゃ出せない迫力ってものは確かにある!
陣形とかテロップで説明するぐらいだからしっかりやっているんだろうし、
戦い方もまずは槍でせめぎ合うのは映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」でもやっていたので、
たぶん本当にあんな感じだったのではないだろうか…(なぜかアニメが正しいと思い込む自分)。
まあ、さすがに大将自ら先頭にたって突っ込むことはないだろうけど。
結構、上杉謙信が1人で先走って突っ込んで見えるところがあるので、
「やられる、やられる」ってヒヤヒヤします。
あと敵も槍持ってるんだから馬で突っ込んできてもあんな風には避けはしない気もするけどね。
合戦シーンは迫力あるし観てもらうとして、それ以外のところを。
映画の作りとしては、さっきも書いたみたいに原作は生まれる前からはじめているところを、
結構な出来事があった後から始まってしまうため、
主人公である長尾景虎(後の上杉謙信)の人物描写が圧倒的に少ないと思う。
一応は裏切った元家臣の妻、子供を殺すことを躊躇ったり、それをひきずったりして、
本当は心の優しい人だったのが、覚悟を決め心を鬼にしていった…という事なんだろうけど、
結構、急にイメージが変わるからついていくのが大変。
主人公がこんな感じなので、他の登場人物なんか人物描写が足りないとかそんなレベルではない。
特にライバルである武田信玄なんかはもう少しあっても良かったような気がするなあ。
上杉謙信と乃美がどうもお互いに好意があるんだけど、
上杉謙信は戦いのため煩悩を捨て、それを邪魔しちゃいけないと乃美が距離を置く。
それぐらいの人物描写はあるにはあるけど、それぞれそんなに影響しあわないからなあ。
この映画にそんなものは必要ないのかな…なんとも。
突然山の中で笛吹いてたりするのは本当にある姿なのだろうか。
史実が分からないからどうなのか分からないが、結婚するとか言う話は上杉謙信を試す嘘だったって事なのかな?
まあいっか。
中盤のイベントである宇佐美定満との戦い。
「宇佐美定満との人間関係」はこの映画では目立つように描かれていると思う。
そのため映画で一番エモーションなシーンかなと。
「皆が見ている…はやく止めを!」ってセリフはグッときます。
なんと言ってもクライマックスである「川中島の戦い」でさえスカッともウエットもしないからなあ。
スカッともウエットもしないと言えば、最初の川中島の戦いで、
武田信玄の側室であり女武将でもある八重が突然やってきて、
サクッと上杉謙信に銃で撃たれて死亡。
なになになに!?
このシーンは女に手を出すのに抵抗があった上杉謙信が何のためらいもなく撃ったよってのが言いたいのか、
その前のシーンで八重の馬に接触したためにトラブルに巻き込まれたことで家臣が死んだことへの報復という事なのか。
そりゃ撃たれるよ…ね。
その他、太郎義信と山本勘介の無駄死感。
武田信玄も頭が切れるなら太郎義信が敵を追って突っ込んでいったのは諦めるとして、
山本勘介が助けに行くのは止めないと。
まあ、人物描写は本当に皆無なので、やっぱ戦いを観るってだけかな。
あ、でも日本の四季とかしっかり綺麗に撮れています。
特に春の桜、秋の紅葉は綺麗。
まあ桜は花吹雪過ぎな気もしますが、自然の景色と日本の着物のマッチ感は綺麗。
全体的に引き画が丁寧にとられていていい感じです。
霧が晴れたらズラっといる画とか良いよね。
CGじゃないってのは本当に良い。
あとやっぱり美術に拘っているのは良いよね。
着物とか甲冑とかの実際に使用された感。
インディーズ映画でありがちな「貧しい人なはずなのに服がめっちゃ綺麗」みたいなのが画面に映るのは、
それだけで結構げんなりしますから。
そうそう、小室哲哉の音楽だけど、
基本良いと思うんだけどちょっと同じ音楽が流れすぎてくどいかなぁって思うシーンも。
でも小室哲哉じゃなかったら姉が借りてなかっただろうし、良い仕事してると思います!
でも、本当50億円は伊達じゃない…もうこんな映画撮れないだろうなあ。
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