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2016年08月03日

映画「セブンスコード」を観た感想…山本浩司だ!!

今日は休みだったのでいつものように何か映画の1つでも…と、思っていたら、

テレビで珍しく心霊写真とか恐怖動画の番組がやっていたのでそっちを観てしまった。

気がつけば時間が経ってしまっていた。

なんで「ああいう動画」って嘘っぽくみえちゃうんだろうね。

これについては1つの仮説というか持論が出来たのですが、それはまた違う機会に。


そんな訳で今日は短めの映画にしようと思い、「dTV」で探して見つけた映画が、

黒沢清監督の映画「セブンスコード」です。

もちろんスマフォで、とかではなく「Chormecast」を使ってテレビで鑑賞。



こちら映画「セブンスコード」と言ってますが、

もともとはあっちゃんこと前田敦子の4枚目のシングル曲の「ミュージックビデオ」の企画。

配給である日活の提案で映画化と海外進出をされたそうな。

そう海外では、第8回ローマ国際映画祭のインターナショナル・コンペティション部門で、

「最優秀監督賞」と「最優秀技術貢献賞」の2冠に輝いたとか。

この賞の基準はなんなのか分からないけど技術貢献ってどのシーンだろうか…うーむ。



先ほども書いたように、久々にテレビで心霊写真とかの特集番組がやってた流れから、

「dTV」でも「サスペンス・ホラー」のジャンルから観る映画を探していて、

この映画「セブンスコード」を見つけた訳ですが、まったくホラーではなかった。

監督は黒沢清。

黒沢清監督と言えば映画「スウィートホーム」ですよね…本当に早くDVD化されて欲しいです。

この映画「セブンスコード」はそんな「スウィートホーム」的なホラー要素は全くなく、

一応のサスペンス要素があるかなとは思うけど、基本はあっちゃんのミュージックビデオが元な訳で。

そもそもが、そんな本格的なサスペンスものを期待してはいけない様な気もする。


何から書こうかな。

まずは黒沢清監督について。

やっぱり黒沢清監督と言ったら自分の中では映画「スウィートホーム」のイメージが強いですが、

自分が高校生の時に観た映画「CURE」を観た時になんというか不穏というか不気味というか。

不安な気持ちにさせるのが得意な監督なんだなあと。

今回の映画「セブンスコード」もなんとなく不気味な感じはありますよね。

本来この映画はあっちゃんのいわばイメージビデオなはずですが、

「かわいい」とか「きれい」とか、そういったポジティブなイメージを観た後に残す雰囲気では全くない。

それどころか、主演のあっちゃんの存在が映画始まってそうそうに不穏。

この映画「セブンスコード」を観る前はアイドル映画なのかなとか思ったりもしましたが、

画づくりも結構暗い感じだったり内容も…まあ…ね。


ストーリーがなかなかネタバレというか、結構書きづらいのでまず先に俳優から。


なにはともあれ主演の前田敦子ですよ。

今回はミステリアスな女性というか、明らかに何かおかしい主人公なんだけど、

もともと前田敦子の持っている不穏な感じと映画「セブンスコード」はあっているのかなと。

例えばこれを違うアイドルや元アイドルがやったとしても、きっと成立しないだろうな。

そう考えると前田敦子は良い女優だと思う。

このブログでは以前映画「もらとりあむタマ子」の感想を書いたのですが、

あの映画はあの映画で凄く良かったんだけど、観た感想にも書いたけど、

女優の前田敦子というよりも、元アイドルの前田敦子って印象になっちゃったからなあ。

それはそれで前田敦子の正しい使い方なんだけどね。

で。

すでに書いたみたいに、映画の不穏な感じとあっちゃんの陰な感じが合っているってのもあるんだけど、

終盤で色々あってアクションシーンがあるんですが、これが結構動けているんですよ。

ちょっと腕が細すぎるとか、さすがに男と肉弾戦は分が悪いだろ、とか思うことはあるんですが、

基本的な動きが「思った以上にアクションできてる」と思わせてくれる。

どこまで言っても「元AKB」って目で観られてしまうんだろうけど、

「元AKB」でもこんなけできるんだってことをこれからもみせていって欲しい。


主演の前田敦子は秋子という日本から男を追ってきた女性役。

で、その男というのが松永。

それを演じるのは変態仮面こと鈴木亮平。

鈴木亮平、結構好きなんですよ。

映画「HK 変態仮面」みたいな筋肉モリモリでもありつつ気弱い雰囲気を出したり、

映画「TOKYO TRIBE」の時みたいなオラオラ系も出来たり。

基本、人良さそうな感じなんですけどね。

それでも「コイツはただ者じゃない」感はどんな役でもある気がする。

だから今回の松永も「まあ普通の人じゃない」ってのは存在感からも分かるし、

ストーリー上もすぐに分かる作りにはなっている。

なっているのだけど、それ以上にあっちゃんが序盤から不穏すぎるのもどうなんだろうかと思うが。


そしてですよ!!

なんとこの映画「セブンスコード」には山本浩司が出ていました!!

つい最近感想を書いた映画「リアリズムの宿」の主演の1人である山本浩司ですよ!!

この映画でもやっぱり「ダメな男」の役。

確かにダメ男な雰囲気を出すのうまいよなぁ…。

山本浩司がバリバリのキャリアマンでキレッキレな役とかあんまり考えられない。

まあ今となっては仮面ライダーの敵幹部ですよ、ある意味キャリア組な訳ですが。

これからも山本浩司に期待です。


さてさて、ネタバレしてしまうのは避けていきたいところですが、

注意をしながら書いていきたいかと。

映画自体は60分しかないのでサクッと観れるし、

そもそもがミュージックビデオなのでそんなにストーリーがどうのこうのって映画でもないのだけどね。


簡単に言うと映画が始まってすぐに謎の男と謎の女が出会うわけです。

観てる方はお互いに素性が分からないので話の内容を注視する訳ですが、

どうも東京で1度ご飯を食べた間…そんな二人ですが、

男がロシアに来てるということを聞いて女が追いかけてきたっていう。

いやいやいや…東京から横浜とかならまだ分からんでもないけどロシアって。

さすがに男の松永も不気味がって巻こうとする訳ですが。

それでも追っていく女の秋子ですが、松永を追っかけていくとなんかヤバそうな男達に捕まって、

どこかに連れてかれて捨てられる。

良かったよね、捨てられるぐらいで済んでさ…松永も日本人で良かったって言ってたじゃん。

基本殺されるっしょ…実際に危ないところに行った訳だし。

あれか…映像では映ってないけどレイプとかされた後で捨てられたって事か!?

ただただ、縛られて捨てられるってことは無いと思うんだけどなぁ…実はロシアの悪い人って優しいのかな。

その後、(これは演出なんだけど)秋子がネイティブな感じにロシア語を話したりして、

あれ…どうもこの子はただの男をおっかけてきた旅行者じゃないぞってなる展開。

まあ、それ以前に普通の感覚なら1度ご飯食べただけの男を追ってまでロシアにこないよね。

ってか、ネタバレになるからあんま書けないけど、

松永がロシアにいるって誰に聞いたのよ!!

松永も誰に聞いたんだって突っ込めよ、危ない仕事してんだったら!!


色々あって山本浩司の店で働くんだけど、なんであの店で働きはじめたのか謎。

本当に窓から見渡せるからって理由なのか!?

だったら外でもよくね??

しばらくして本当に窓から松永につながると思われる車を目撃しておっかけるんだけど、

良かったよねたまたま見かけて!

で、まあ色々あってなんかヤバそうな建物にたどり着くんだけど、

入り口はナンバーセキュリティーがかかっているのに、

その建物の周りの壁が、なんか簡単に進入できそうなんですけど…って思ってしまう建物。

電流とか流れてるのかもしれないけど、

あそこで山本浩司が止めなかったらあっちゃんどうしてたのさ!!

その後、その建物を訪れたときは何故かナンバーを知っているあっちゃん。

最初につけて来たときにナンバー押すところを観てたって事かな、そういう事にしておこう。

ただ!

そこのナンバーは押しているところを見ていたって事でとりあえず納得しても良いけど、

映画終盤に金庫を開けるってシーンがあるのだが、

さすがにそこの解除番号を知っているのはおかしいでしょ!!

誕生日とかなの?

こうなるんだったら別に演出として番号式にしなくても良いんじゃないって思う。

あと、金庫の中に大事なものがアイスかなにかの箱の中に入れてあるんだけど、

そういうのって金庫の中とかに入れてたらあんまり意味ないんじゃないか…とか。

まあ良いけどさ。


何度も書いているけど、もともとミュージックビデオな企画だから、

細かい話をする方が間違っているのかもしれないんだけど、

映画として不満を言うのであれば一番の問題は、

たぶんある種のプロであるはずのあっちゃんが、

基本的に行き当たりばったりで行動していて「それどうなん!?」って思ってしまう。

ちゃんとうまくいって良かったよねって。


映画がはじまって早々になんとなくの展開は読めるし、その通りに進んでいくんだけど、

それでも最後まで映画への興味が持続するのはあっちゃんの力なのかなあ。

最後の引き画の終わりは結構良い感じだと思う。


そんなこんなで映画「セブンスコード」ですが、

自分が一言でこの映画を説明すると「女優前田敦子が観られるアイドル映画」って感じかな。


そして、なんとっても60分はうれしい。

ちなみに前田敦子の4枚目のシングル「セブンスコード」に映画本編のDVDがついてます!!

セブンスコード<劇場公開記念特別盤>(多売特典なし)






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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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