2019年10月22日
映画「プリースト」の感想…ヴィジュアルは良いんだけどね。
今日は映画「プリースト」の感想です。
何か気軽に観れる映画は無いかと探していて目についたのがこの映画。
PS4のNetflixで鑑賞…オカンがいたので日本語吹き替え版です。
映画「プリースト」は2011年公開のスコット・スチュワート監督作品。
いくつかスコット・スチュワート監督の作品は出ているのですが1つも観ていませんでした。
この映画は邢民友による韓国の漫画「PRIEST」が原作で、
日本でも発売されているのですが未読です。
映画の簡単なあらすじですが、
人間とヴァンパイアが長く戦争をしていたが、
プリーストの活躍によりヴァンパイアを隔離し、
人間は高い壁を築いて教会の管理の元で平和な暮らしをしていた。
しかし、ある日プリーストの姪っ子にあたるルーシーが、
ヴァンパイアの襲撃を受けたと知りプリーストは教会に背く…みたいな感じかな。
キャストですが、
主人公プリーストを演じるのはポール・ベタニー。
このブログで感想を書いた映画だと、
映画「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」や、
映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」に出ていましたが、
なんと言っても映画「ドッグヴィル」ですよね。
久々に観返したいなあ。
今回は圧倒的なヴィジュアルがカッコ良かったです。
プリーストの仲間で過去に助けられなかった男、
ブラックハットを演じるのはカール・アーバン。
このブログだと映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」など、
リブートしたスター・トレックシリーズのドクター・レナード・"ボーンズ"・マッコイ役。
今回の映画では濃い顔というかセクシーな雰囲気が溢れてました。
その他、キャム・ギガンデット、マギー・Q、リリー・コリンズなどが出演しています。
さて、映画「プリースト」の感想ですが可もなく不可もなく…みたいな。
まず画というかヴィジュアルはカッコいい。
プリースト達の普通じゃない感じや、
使ってる武器とかのデザインは良かった。
あの十字架から出る刃が思ったより小さかったのと、
思ったより強い武器じゃなかったのにはガッカリもした。
炎炎ノ消防隊のアーサーみたいに光の刃が出ると思ったら、
思いのほか小さかったね…しかも投げる武器なんかいって。
その他の武器に関しては結構カッコ良かったんだけどね。
聖書の中から飛び出した手裏剣みたいなのとか。
カッコいいと言えばバイク。
あんな感じのバイク販売してくれたら買うんだけどなあ。
…値段にもよるけど。
久々にバイクに乗りたくなった。
あとアクションシーンもスタントマンが体張ってて、
スペクタクル感は薄くても一定の迫力はあったと思います。
そんな感じで画としては悪くない映画ですが、
では何故、可もなく不可もなくなのかと言えば、
物語の部分が若干のりきれない…という事が大きい。
ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、
原作が漫画との事なので多分漫画の最初の数巻分の話なのかな、
とりあえずこの映画だけでは未解決な事が多い。
映画でも「俺たちの戦いは始まったばかりだ」って終わり方は
別に珍しくないのだが、
壁に囲まれた街や教会の支配、ヴァンパイアのクイーンなど設定が凝ってる故に、
映画が終わった段階で消化不良が否めない。
連載物の漫画を映画にする際にはもっと削る部分はあっても良いと思う。
そして一番の消化不良はこの映画のラスボスの倒し方。
多分漫画では続きがあって実はまだ倒せてなかったって感じなのではないか。
えっ、あれで終わり!?って思ったのは自分だけではないはず。
続編も見越して制作をしていたのかも知れないが、
この倒し方だと完全にプリーストの活躍が霞んでしまっている。
映画向けに冒頭の仲間の手を放してしまった…ってシーンと、
クライマックスの「絶対に手は離さない」ってシーンを対にしてるのだろうが、
あんまり効果的に使えてない気がする。
ヴァンパイア殺しのレッスンのシーンも、
もっと大事なシーンで活かされると思ったら、
中盤の完全に止まってる状態のヴァンパイアを撃っていてビビった。
いや、せっかく円を描くとか言ってたんだからさ…。
あと物語の合間で「ルーシーが感染していたら殺す」とか、
感染していても殺させないとか伏線張ったのに、
助け出したらそんな事はもう無かったかの様になっている。
あそこで噛みつかれていたら感染したって事なんだろうけど、
じゃあアイツはなんでそれまで噛みついてないのか。
あの時まで噛みついてない理由が分からんよね。
これは仕方がないんだけど、
映画冒頭で「マズい、罠だ」って命からがら逃げるんだけど、
あんなに強いんだからなんとかなりそうな気がする。
もちろん、強くなる前のプリースト達だったんだろうけど、
結局彼らの活躍でヴァンパイアとの戦いを一応は終わらせた訳だし。
…ってか、その時にラスボスは何してたんだよって思うけど。
そんな感じかな。
映画序盤でこの映画の説明をするシーンがアニメーションで、
結構あそこら辺は良かったんだけどな。
やっぱ画としては楽しめる映画かな。
教会の教えが「自己犠牲と勤勉な労働」って言うのが笑える。
いや、実際は笑えないんだけど。
体制側が民衆に求めるのはそういう事だよね。
「あなたに力を与えたのは教会じゃない、神」って言ってて、
教会ってなんだろうなって思うよね。
それでも大勢の民衆をまとめてるんだから
それはそれで一定の価値はあるんだと思うけど。
ヒューマンヴァンパイアってなんだよ…。
何か気軽に観れる映画は無いかと探していて目についたのがこの映画。
PS4のNetflixで鑑賞…オカンがいたので日本語吹き替え版です。
映画「プリースト」は2011年公開のスコット・スチュワート監督作品。
いくつかスコット・スチュワート監督の作品は出ているのですが1つも観ていませんでした。
この映画は邢民友による韓国の漫画「PRIEST」が原作で、
日本でも発売されているのですが未読です。
映画の簡単なあらすじですが、
人間とヴァンパイアが長く戦争をしていたが、
プリーストの活躍によりヴァンパイアを隔離し、
人間は高い壁を築いて教会の管理の元で平和な暮らしをしていた。
しかし、ある日プリーストの姪っ子にあたるルーシーが、
ヴァンパイアの襲撃を受けたと知りプリーストは教会に背く…みたいな感じかな。
キャストですが、
主人公プリーストを演じるのはポール・ベタニー。
このブログで感想を書いた映画だと、
映画「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」や、
映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」に出ていましたが、
なんと言っても映画「ドッグヴィル」ですよね。
久々に観返したいなあ。
今回は圧倒的なヴィジュアルがカッコ良かったです。
プリーストの仲間で過去に助けられなかった男、
ブラックハットを演じるのはカール・アーバン。
このブログだと映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」など、
リブートしたスター・トレックシリーズのドクター・レナード・"ボーンズ"・マッコイ役。
今回の映画では濃い顔というかセクシーな雰囲気が溢れてました。
その他、キャム・ギガンデット、マギー・Q、リリー・コリンズなどが出演しています。
さて、映画「プリースト」の感想ですが可もなく不可もなく…みたいな。
まず画というかヴィジュアルはカッコいい。
プリースト達の普通じゃない感じや、
使ってる武器とかのデザインは良かった。
あの十字架から出る刃が思ったより小さかったのと、
思ったより強い武器じゃなかったのにはガッカリもした。
炎炎ノ消防隊のアーサーみたいに光の刃が出ると思ったら、
思いのほか小さかったね…しかも投げる武器なんかいって。
その他の武器に関しては結構カッコ良かったんだけどね。
聖書の中から飛び出した手裏剣みたいなのとか。
カッコいいと言えばバイク。
あんな感じのバイク販売してくれたら買うんだけどなあ。
…値段にもよるけど。
久々にバイクに乗りたくなった。
あとアクションシーンもスタントマンが体張ってて、
スペクタクル感は薄くても一定の迫力はあったと思います。
そんな感じで画としては悪くない映画ですが、
では何故、可もなく不可もなくなのかと言えば、
物語の部分が若干のりきれない…という事が大きい。
ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、
原作が漫画との事なので多分漫画の最初の数巻分の話なのかな、
とりあえずこの映画だけでは未解決な事が多い。
映画でも「俺たちの戦いは始まったばかりだ」って終わり方は
別に珍しくないのだが、
壁に囲まれた街や教会の支配、ヴァンパイアのクイーンなど設定が凝ってる故に、
映画が終わった段階で消化不良が否めない。
連載物の漫画を映画にする際にはもっと削る部分はあっても良いと思う。
そして一番の消化不良はこの映画のラスボスの倒し方。
多分漫画では続きがあって実はまだ倒せてなかったって感じなのではないか。
えっ、あれで終わり!?って思ったのは自分だけではないはず。
続編も見越して制作をしていたのかも知れないが、
この倒し方だと完全にプリーストの活躍が霞んでしまっている。
映画向けに冒頭の仲間の手を放してしまった…ってシーンと、
クライマックスの「絶対に手は離さない」ってシーンを対にしてるのだろうが、
あんまり効果的に使えてない気がする。
ヴァンパイア殺しのレッスンのシーンも、
もっと大事なシーンで活かされると思ったら、
中盤の完全に止まってる状態のヴァンパイアを撃っていてビビった。
いや、せっかく円を描くとか言ってたんだからさ…。
あと物語の合間で「ルーシーが感染していたら殺す」とか、
感染していても殺させないとか伏線張ったのに、
助け出したらそんな事はもう無かったかの様になっている。
あそこで噛みつかれていたら感染したって事なんだろうけど、
じゃあアイツはなんでそれまで噛みついてないのか。
あの時まで噛みついてない理由が分からんよね。
これは仕方がないんだけど、
映画冒頭で「マズい、罠だ」って命からがら逃げるんだけど、
あんなに強いんだからなんとかなりそうな気がする。
もちろん、強くなる前のプリースト達だったんだろうけど、
結局彼らの活躍でヴァンパイアとの戦いを一応は終わらせた訳だし。
…ってか、その時にラスボスは何してたんだよって思うけど。
そんな感じかな。
映画序盤でこの映画の説明をするシーンがアニメーションで、
結構あそこら辺は良かったんだけどな。
やっぱ画としては楽しめる映画かな。
教会の教えが「自己犠牲と勤勉な労働」って言うのが笑える。
いや、実際は笑えないんだけど。
体制側が民衆に求めるのはそういう事だよね。
「あなたに力を与えたのは教会じゃない、神」って言ってて、
教会ってなんだろうなって思うよね。
それでも大勢の民衆をまとめてるんだから
それはそれで一定の価値はあるんだと思うけど。
ヒューマンヴァンパイアってなんだよ…。
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