2019年05月26日
映画「ゾンビーワールドへようこそ」の感想…バカ映画だけど真面目に作ってあるのに好感持てる、邦題付けた奴は死ね。
今日は映画「ゾンビーワールドへようこそ」の感想です。
なんかホラー映画が観たいなと思って目に付きました。
PS4でPrime Videoでの鑑賞…字幕スーパー版です。
映画「ゾンビワールドへようこそ」は2015年公開のクリストファー・ランドン監督作品。
日本では劇場公開はしてない作品です。
クリストファー・ランドン監督の他の作品は観た事がないのですが、
この作品では脚本も担当しているとの事で好感持てます。
詳しくは後ほど。
映画の簡単なあらすじですが、
ある研究施設ではひょんな事からゾンビに襲われてしまう。
一方、親友で同じスカウトに入っているベン、カーター、オギーは、
スカウトの活動でキャンプをするが、
オギーには内緒でベンとカーターはこっそりパーティーへ行こうとしていた。
しかしオギーにバレてしまい友情に亀裂が入ってしまうが、
2人は街へと車を走らせたのだが…みたいな感じかな。
キャストですが、
ベン・ゴーディを演じるのはタイ・シェリダン。
イケメンで映画「X-MEN:アポカリプス」ではサイクロップスも演じています。
今回はちょっと冴えない男の役でしたが良い感じに合っていました。
ベンの友達カーターを演じるのはローガン・ミラー。
真面目な主人公に対してのおちゃらけた役回りですが、
いい感じにバランスとっていたと思います。
同じく友人のオギーを演じるのはジョーイ・モーガン。
スカウトがガッツリ好きないわゆるイケてない男役。
みためのぽっちゃり感とかも役にあっていました。
その他、サラ・デュモン、パトリック・シュワルツェネッガー、
デヴィッド・ケックナーなどが出演しています。
さて、映画「ゾンビーワールドへようこそ」の感想ですが、
適当に選んだのになかなか良作の映画でテンションが上がりました!
今となってはゾンビ映画と一言で言っても、
色んなタイプの映画が登場しています。
このブログでは前に書いた映画「ランド・オブ・ザ・デッド」は恐いというよりも、
ゾンビを使ってある種真面目なメッセージを送っているゾンビ映画だし、
映画「ゾンビ・ガール」なんかは笑えてスッキリできるゾンビ映画でした。
この映画「ゾンビーワールドへようこそ」も笑えるタイプのゾンビ映画。
しかし、ただ笑えるだけじゃなく「物語」がしっかりと描かれているのは、
この映画の好印象なポイントだと思う。
あんまりネタバレはしないようにしますが、
分かりやすいところでは「成長」と「友情」の物語。
主人公ベンはカーターの姉に想いを寄せているのだが、
自分に自信もなく全くアプローチをかける事もできなかったのだが、
この事件を乗り越えてのラストの展開…分かりやすく成長したなと。
物語を通して成長するっていうのは王道の展開なのだが、
こんなバカなゾンビ映画であってもちゃんと押さえるところは押さえる。
凄く好感が持てる脚本でした。
そして友情に亀裂が入ってしまうが、
最終的には3人が協力して事件を乗り越えるというのもベタだけど良い。
複雑な人間模様も面白いのだけど、
こういうバカ映画こそシンプルな王道要素が実は合っていたりする。
で、なんと言っても「スカウト」という要素ですよね。
周りからはバカにされたり、自分達でももう恥ずかしいと思っていたスカウト。
そのスカウトで得た技術や知識を使って乗り越えるとか、
それだけでもう楽しい映画に決まってるじゃないですか。
スカウト、フォーエバーですよ。
だからこそクソ邦題をつけたやつにムカツク訳ですが、これはまた後ほど。
映画冒頭からイっちゃってるマヌケ清掃員が登場。
もうこのシーンを観ただけでふざけた映画なんだなというテンションが伝わる。
そして激辛スナックを買う後ろでの吹っ飛び方だけで笑える。
あの激辛スナックの最後に落ちる演出が予測できるけど味がある。
自分はボーイスカウトとか経験がないのですが、
ちゃんとそんな人のためにも「スカウト」とはなんなのか。
勧誘するシーンを描くことでちゃんと映画を観てる人にも教えてくれる。
仲間との絆ですよ、アーチェリーとか打つんですよ。
あのテレビにテレビってカタカナで書いてあるのがなんか嬉しいですよね。
ちゃんとこのシーンがあるっていうのはこの映画には凄く大切。
ぱっと見はバカ映画なのにちゃんと考えて構成してあるなと関心します。
それでもちょいちょい演出がバカっぽいんですよ。
もちろんわざとなんですけど、
足元から女性を映す時のいかにもというBGM。
この監督はバランスが良いなと思います。
カバンのヒモに「一重継ぎ」とか、
後半のホームセンターでの戦闘準備とか、
この映画をみるとスカウトの技術は身に付けたいなと思う。
というかホームセンターって凶器のかたまりみたいな場所ですね。
基本的にはバカ映画なんですよ。
ストリップ店で襲われて「エロい店かと」って台詞とか、
ゾンビになったスタイルの良い女性のおっぱいを揉んでくとか、
ゾンビと一緒にブリトニー歌うとか…くだらな面白かったです。
トランポリンのシーンは映画「ザ・マジックアワー」を思い出しました。
そんなバカ映画なのに、ちゃんと車がスペアタイヤになる理由があるし、
それが後々影響するとか考えられているんですよね。
ちゃんとしてるじゃねーかってツッコミしそうでした。
それでも最後の展開は都合良すぎですけどね、
まあそこは良いじゃないですか、と自分は思います。
あの火がつけられないってのもちゃんと序盤にあるんですよね。
真面目かって本当に言いたくなる。
ベタだなって時に「クラシック」って言うんだなと勉強になったのだが、
この映画のところどころに「クラシック」って言いたい。
いや、悪い意味じゃなくてね、王道を押さえているという意味で。
そんな訳でバカっぽいのに実は真面目に考えて作ってあるんだなと思い、
凄く監督の映画作りに好感が持てる作品でした。
あと「スカウト愛」ですよね。
映画の中でも「ガキの頃は楽しかったけど」という言葉からも分かるように、
今となっては不要というか邪魔な存在のスカウト。
そのスカウトが友情を戻しただけでなく困難を乗り越える力になる。
良い映画だと思います。
気軽に観れる楽しいエンターテインメント作品でした。
ですが…ですがですよ。
文句がどうしてもあります。
それは「邦題」です!
なんすか、「ゾンビーワールドへようこそ」って。
いつも思うんですけどクソダサいだけでなく、
全然映画と関係ない邦題を付ける奴って、
会社はクビに出来ないものなの?
仕事しない方がよっぽどマシなんだけどさ。
このクソダサい邦題の「ゾンビーワールドへようこそ」は、
原題は「SCOUTS GUIDE TO THE ZOMBIE APOCALYPSE」です。
意味としてはスカウト達がゾンビによる終末世界を案内しますよって事。
なんかそれをヒネッたのかなんなのか、
邦題が「ゾンビーワールドへようこそ」になってしまった。
ここまで書いてきて分かると思うのですが、
この映画で大切なのって「スカウト」じゃんか。
なんでタイトルから「スカウト」の文字を無くしちゃうの?
なんならタイトルは「スカウト」だけでも良かったよ。
なんで「ゾンビワールドへようこそ」になったの?
本当にこの邦題をつけた人って映画を観たの?
レベルとしては映画「ミケランジェロ・プロジェクト」並みに酷い邦題だと思う。
あの映画は「モニュメンツ・メン」という知られざる人達を描いた作品なのに、
まさかの邦題から「モニュメンツ・メン」を無くすという作品の意味を理解してない暴挙。
本当に邦題付けてるやつ死ねばいいのにね。
まあ、書いててやっぱり「ミケランジェロ・プロジェクト」の方が酷かったと思ったが、
作り手のスカウト愛を無にした「ゾンビーワールドへようこそ」という邦題はクソだと思う。
なんかホラー映画が観たいなと思って目に付きました。
PS4でPrime Videoでの鑑賞…字幕スーパー版です。
映画「ゾンビワールドへようこそ」は2015年公開のクリストファー・ランドン監督作品。
日本では劇場公開はしてない作品です。
クリストファー・ランドン監督の他の作品は観た事がないのですが、
この作品では脚本も担当しているとの事で好感持てます。
詳しくは後ほど。
映画の簡単なあらすじですが、
ある研究施設ではひょんな事からゾンビに襲われてしまう。
一方、親友で同じスカウトに入っているベン、カーター、オギーは、
スカウトの活動でキャンプをするが、
オギーには内緒でベンとカーターはこっそりパーティーへ行こうとしていた。
しかしオギーにバレてしまい友情に亀裂が入ってしまうが、
2人は街へと車を走らせたのだが…みたいな感じかな。
キャストですが、
ベン・ゴーディを演じるのはタイ・シェリダン。
イケメンで映画「X-MEN:アポカリプス」ではサイクロップスも演じています。
今回はちょっと冴えない男の役でしたが良い感じに合っていました。
ベンの友達カーターを演じるのはローガン・ミラー。
真面目な主人公に対してのおちゃらけた役回りですが、
いい感じにバランスとっていたと思います。
同じく友人のオギーを演じるのはジョーイ・モーガン。
スカウトがガッツリ好きないわゆるイケてない男役。
みためのぽっちゃり感とかも役にあっていました。
その他、サラ・デュモン、パトリック・シュワルツェネッガー、
デヴィッド・ケックナーなどが出演しています。
さて、映画「ゾンビーワールドへようこそ」の感想ですが、
適当に選んだのになかなか良作の映画でテンションが上がりました!
今となってはゾンビ映画と一言で言っても、
色んなタイプの映画が登場しています。
このブログでは前に書いた映画「ランド・オブ・ザ・デッド」は恐いというよりも、
ゾンビを使ってある種真面目なメッセージを送っているゾンビ映画だし、
映画「ゾンビ・ガール」なんかは笑えてスッキリできるゾンビ映画でした。
この映画「ゾンビーワールドへようこそ」も笑えるタイプのゾンビ映画。
しかし、ただ笑えるだけじゃなく「物語」がしっかりと描かれているのは、
この映画の好印象なポイントだと思う。
あんまりネタバレはしないようにしますが、
分かりやすいところでは「成長」と「友情」の物語。
主人公ベンはカーターの姉に想いを寄せているのだが、
自分に自信もなく全くアプローチをかける事もできなかったのだが、
この事件を乗り越えてのラストの展開…分かりやすく成長したなと。
物語を通して成長するっていうのは王道の展開なのだが、
こんなバカなゾンビ映画であってもちゃんと押さえるところは押さえる。
凄く好感が持てる脚本でした。
そして友情に亀裂が入ってしまうが、
最終的には3人が協力して事件を乗り越えるというのもベタだけど良い。
複雑な人間模様も面白いのだけど、
こういうバカ映画こそシンプルな王道要素が実は合っていたりする。
で、なんと言っても「スカウト」という要素ですよね。
周りからはバカにされたり、自分達でももう恥ずかしいと思っていたスカウト。
そのスカウトで得た技術や知識を使って乗り越えるとか、
それだけでもう楽しい映画に決まってるじゃないですか。
スカウト、フォーエバーですよ。
だからこそクソ邦題をつけたやつにムカツク訳ですが、これはまた後ほど。
映画冒頭からイっちゃってるマヌケ清掃員が登場。
もうこのシーンを観ただけでふざけた映画なんだなというテンションが伝わる。
そして激辛スナックを買う後ろでの吹っ飛び方だけで笑える。
あの激辛スナックの最後に落ちる演出が予測できるけど味がある。
自分はボーイスカウトとか経験がないのですが、
ちゃんとそんな人のためにも「スカウト」とはなんなのか。
勧誘するシーンを描くことでちゃんと映画を観てる人にも教えてくれる。
仲間との絆ですよ、アーチェリーとか打つんですよ。
あのテレビにテレビってカタカナで書いてあるのがなんか嬉しいですよね。
ちゃんとこのシーンがあるっていうのはこの映画には凄く大切。
ぱっと見はバカ映画なのにちゃんと考えて構成してあるなと関心します。
それでもちょいちょい演出がバカっぽいんですよ。
もちろんわざとなんですけど、
足元から女性を映す時のいかにもというBGM。
この監督はバランスが良いなと思います。
カバンのヒモに「一重継ぎ」とか、
後半のホームセンターでの戦闘準備とか、
この映画をみるとスカウトの技術は身に付けたいなと思う。
というかホームセンターって凶器のかたまりみたいな場所ですね。
基本的にはバカ映画なんですよ。
ストリップ店で襲われて「エロい店かと」って台詞とか、
ゾンビになったスタイルの良い女性のおっぱいを揉んでくとか、
ゾンビと一緒にブリトニー歌うとか…くだらな面白かったです。
トランポリンのシーンは映画「ザ・マジックアワー」を思い出しました。
そんなバカ映画なのに、ちゃんと車がスペアタイヤになる理由があるし、
それが後々影響するとか考えられているんですよね。
ちゃんとしてるじゃねーかってツッコミしそうでした。
それでも最後の展開は都合良すぎですけどね、
まあそこは良いじゃないですか、と自分は思います。
あの火がつけられないってのもちゃんと序盤にあるんですよね。
真面目かって本当に言いたくなる。
ベタだなって時に「クラシック」って言うんだなと勉強になったのだが、
この映画のところどころに「クラシック」って言いたい。
いや、悪い意味じゃなくてね、王道を押さえているという意味で。
そんな訳でバカっぽいのに実は真面目に考えて作ってあるんだなと思い、
凄く監督の映画作りに好感が持てる作品でした。
あと「スカウト愛」ですよね。
映画の中でも「ガキの頃は楽しかったけど」という言葉からも分かるように、
今となっては不要というか邪魔な存在のスカウト。
そのスカウトが友情を戻しただけでなく困難を乗り越える力になる。
良い映画だと思います。
気軽に観れる楽しいエンターテインメント作品でした。
ですが…ですがですよ。
文句がどうしてもあります。
それは「邦題」です!
なんすか、「ゾンビーワールドへようこそ」って。
いつも思うんですけどクソダサいだけでなく、
全然映画と関係ない邦題を付ける奴って、
会社はクビに出来ないものなの?
仕事しない方がよっぽどマシなんだけどさ。
このクソダサい邦題の「ゾンビーワールドへようこそ」は、
原題は「SCOUTS GUIDE TO THE ZOMBIE APOCALYPSE」です。
意味としてはスカウト達がゾンビによる終末世界を案内しますよって事。
なんかそれをヒネッたのかなんなのか、
邦題が「ゾンビーワールドへようこそ」になってしまった。
ここまで書いてきて分かると思うのですが、
この映画で大切なのって「スカウト」じゃんか。
なんでタイトルから「スカウト」の文字を無くしちゃうの?
なんならタイトルは「スカウト」だけでも良かったよ。
なんで「ゾンビワールドへようこそ」になったの?
本当にこの邦題をつけた人って映画を観たの?
レベルとしては映画「ミケランジェロ・プロジェクト」並みに酷い邦題だと思う。
あの映画は「モニュメンツ・メン」という知られざる人達を描いた作品なのに、
まさかの邦題から「モニュメンツ・メン」を無くすという作品の意味を理解してない暴挙。
本当に邦題付けてるやつ死ねばいいのにね。
まあ、書いててやっぱり「ミケランジェロ・プロジェクト」の方が酷かったと思ったが、
作り手のスカウト愛を無にした「ゾンビーワールドへようこそ」という邦題はクソだと思う。
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