2019年05月18日
映画「アイドル」の感想…良い作品でしたが色々言いたくなるのがSKEってもんですよね。
今日は映画「アイドル」の感想です。
発売日にBlu-ray Boxを買ってはいたんですけどね。
買うといつでも観れると思ってなかなか観ないもので、
やっと観る事が出来ました。
という訳で今回は買ったBlu-rayでの鑑賞です。
今回は具体的な内容は書かない様にしますが、
さらっと構成などについて言及しますので、
まだ観て無くて何も知りたくないって人はまだ読まないでください。
映画「アイドル」は2018年公開の竹中優介と鈴木雅彦の共同監督作品。
竹中優介という名前はSKEファンなら見かけているとは思う。
鈴木雅彦という名前は聞き覚えがないのですが、
多分TBSというかテレビ関係の方なのではないかなと思います。
違ったらごめんなさい。
この映画「アイドル」はアイドルグループSKE48を扱ったドキュメンタリー。
前作に当る映画「アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48」から3年以上も経ちましたか。
後でも触れるのですが、監督も変わっているし、見せ方も違うので、
SKE48を扱ってるドキュメンタリーだけどこんなに違うんだというのも楽しめそう。
SKE48は今でも応援しているのですが、
そう言いながらも昨年の「豆腐プロレス The REAL 2018 WIP QUEENDOM in 愛知県体育館」以降、
イベントには参加できていない…いや、福袋は買ったか。
ここで自分が思うSKEなんて書きはじめたら映画の話にならないので、
それについては自粛…とりあえずライトなファンが観た感想と思っていただければ。
さて、映画「アイドル」の感想ですが、良い作品でした。
ファンが観た感想と思っていただければと書いたけど、
まあ基本的にはSKEファンとか興味がある人しか観ないジャンルかと思うので、
そういう人には楽しめる内容だと思います。
テレビだから、映画だからという事はこの作品では関係ないのですが、
映画が始まってちょっとしたら「テレビっぽい」なあと思った。
撮影しているビデオカメラの質感というのもあるのですが、
やっぱりナレーションかな。
それが悪い訳ではないけどね。
映画は高柳明音と元SKEメンバー古川愛李とその子供のショットから始まる。
同期で入った2人、途中で道を分かれた2人の現状。
未だに現役のアイドルとアイドルを辞め結婚、出産をした女性。
そんな対比を描いておきながらのタイトル「アイドル」ですよ。
これは映画が始まって早々にヘビーパンチが飛んできた。
その後、何も無かったかの様に、
SKEを知らない人向けにSKE48とはという説明がある。
ちょうど10周年を迎えるSKEが映画の軸になっているので、
親切な構成だと思います。
そして続くのがSKEというアイドルになる前はなんだったのか、
きっかけだったり、どんな職業だったのかというインタビューが、
軽いウォーミングアップみたいな感じで入ってました。
そしてSKE唯一の在籍1期生でエースの松井珠理奈にスポットが当る。
もう珠理奈も21歳かと過ぎた年月の長さを感じる。
圧倒的なエースではあるが須田亜香里の「弱いでしょ」は、
まあ実際そうなんだろうなと思う。
そう、SKEのファンだったらそれはなんとなく分かっているんだけど、
そうではない人には伝わらないんだよなあと色々なところで思う。
損してると思うのだが、それが魅力でもあるし難しいよなあ。
そして、SKEの主要なメンバーにスポットが移る。
須田亜香里の握手会での頑張り、
SKEキャプテンの斉藤真木子の言葉。
それぞれの立場からのインタビューによって、
SKEというものを上手く浮き上がらせていると思う。
ファンの方にもスポットが当るのだが、
このシーンはちょっとどうかなと思ったのだけど、
確かに「ファンを含めてSKE」という意識もあるので、
そのファン代表で出てもらった感じかなと。
ファンの方がヘビーな人だけだったのはちょっとなあ。
もしファンにもスポット当てるなら、
ある程度軽い人も扱って欲しかった気はする。
そして大場美奈へと話題が移る。
映画「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」が凄く好きな映画ですが、
あの頃からは考えられない今がありますよね。
ここまで結構手際よくSKEの主要メンバーとグループの説明ができていました。
そして10周年のSKEは「ナゴヤドームを目指す」という目標を打ち出す。
全盛期みたいなナゴヤドームコンサートをもう1度という事ですが、
紅白で「パレオはエメラルド」を歌った時の勢いは凄かった。
自分は当時のナゴヤドームのコンサートに行っていたのですが、
あれ以降ナゴヤドームのコンサートが出来なくなるとは思わなかったなあ。
映画ですが、まだ入ったばかりの研究生の話題へ。
研究生公演なのに正規メンバーが出演する事態。
SKEになることが大変なんではなくて、
SKEで普通に活動するのがどれだけ大変な事なのか。
さらにさいたまスーパーアリーナのコンサート。
今のSKEがこれだけ大きい場所でコンサートをする大変さ。
それなのに気持ちが揃わないメンバー。
SKEやAKBがドームとかでコンサートをやっているのを見て、
このグループに入ったメンバーにとっては、
そこまで重大な事という感じにならなかったのだろうか。
大人数の気持ちを揃える大変さは大人数グループの難しさだとは思う。
そして卒業するメンバーもいるという説明。
10周年とは言え、メンバーも1人の人間。
それぞれの選択した人生を送る権利はある。
その後に6期生を持ってくるのは上手いと思う。
つまりこれまで支えてきたメンバーもいれば、
これからSKEを支えるメンバーもいるという事だ。
北川綾巴をはじめ、
青木詩織や北野瑠華などの6期生の頑張り。
その6期生を見守る松村香織と斉藤真木子。
先輩に自分達が注意されたりした事を、
同じようにまた自分達が後輩を𠮟ってるとか、
あの鎌田菜月のシーンはちょっと響いた。
そんなこんなで総選挙があって、珠理奈が休業。
色々思う事もあるし、この部分のインタビューも、
なんかモヤッとしてるのでスッキリしないのだが、
珠理奈不在で迎えるSKE10周年のメンバーの奮闘を描く。
表では見せない須田亜香里のプレッシャーに潰れる映像とか、
あんまり気にしてなかったけどそうだよなと思ったり。
そう言えば未だに美浜海遊祭のハガキが届いていないのだが、
いつか行きたいなあ。
映画は松井珠理奈が復帰して、
珠理奈がいなかった事で成長した部分をそれぞれが理解し、
10周年にナゴヤドームという言葉は出せなかったが、
これからも頑張っていくという感じで終わっていく。
…と思いきや、エンドロールの後に、
「アイドルって答えないから」というストレートな言葉が本当の〆になる。
映画のタイトルでもある「アイドル」ですが、
アイドルとはなんなのか。
SKEというアイドルグループをドキュメンタリー的に追求して、
「アイドルとは?」を描こうとしているのは分かる。
ただちょっとエンドロール後のメッセージは、
唐突過ぎる感じはあるし少し、安易な気がする。
あまりSKEというものを知らない人にとっても、
「アイドル」というものをSKEで描くドキュメンタリーにはなってるし、
SKEを知ってる人にとっては10周年を振り返る内容にもなっている。
どっちにも楽しめる構成ではあると思うが、
自分としては「なんとなく中途半端な印象」があった。
もちろん、DISC2の3時間完全版を観たら印象は変わるかも知れないが。
凄く良かったというのを踏まえて、あえて言うなら、
もうちょっと「削っても良かったのではないかな」と思う。
3時間完全版というディスクを作るのであれば、
劇場公開は1時間30分ぐらいでも…ね。
あれも見せたい、このメンバーも出したいというのも分かるし、
これでもだいぶ削っているのは凄く伝わる。
あのメンバーに触れないんだとか、そこはサラッとなんだとか。
それでももう少しまとめれば浮き出る形がシンプルだったと思うんですよ。
とは言え、何を削れば良いとかは考えつかないんですけどね。
前の映画でもそうなんだけど、
結局映画1本じゃSKEは語りきれないって事なんですよ。
難しいですね。
だから映画作品としてSKEよりもアイドルを描く方に力を入れた方が、
ある意味で映画「アイドル」になったのかなと。
答えなんてないですけど。
あとこの映画の劇場公開、そしてBlu-rayの販売と、
どんどん時間が経ってしまうので、
SKEのドキュメンタリーとしてはテレビとかの方が合ってる気がする。
時間が経てば経つほど今のSKEとはちょっと状況が違ったりする。
そんな訳で、ほんと「アイドル」っていうよりも、
「SKEに答えなんてない」から何を作っても、
ああだこうだ意見が出てしまうんだろうけどさ。
コンサート行きたいなあ。
そう言えば通販でこの映画「アイドル」のパンフレットも買ったのですが、
まだ読んでないや…。
パンフレットとか読んだら制作スタッフの思いとか書いてないかな。
ほんとスタッフも含めてSKEでもあると思う。
発売日にBlu-ray Boxを買ってはいたんですけどね。
買うといつでも観れると思ってなかなか観ないもので、
やっと観る事が出来ました。
という訳で今回は買ったBlu-rayでの鑑賞です。
今回は具体的な内容は書かない様にしますが、
さらっと構成などについて言及しますので、
まだ観て無くて何も知りたくないって人はまだ読まないでください。
映画「アイドル」は2018年公開の竹中優介と鈴木雅彦の共同監督作品。
竹中優介という名前はSKEファンなら見かけているとは思う。
鈴木雅彦という名前は聞き覚えがないのですが、
多分TBSというかテレビ関係の方なのではないかなと思います。
違ったらごめんなさい。
この映画「アイドル」はアイドルグループSKE48を扱ったドキュメンタリー。
前作に当る映画「アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48」から3年以上も経ちましたか。
後でも触れるのですが、監督も変わっているし、見せ方も違うので、
SKE48を扱ってるドキュメンタリーだけどこんなに違うんだというのも楽しめそう。
SKE48は今でも応援しているのですが、
そう言いながらも昨年の「豆腐プロレス The REAL 2018 WIP QUEENDOM in 愛知県体育館」以降、
イベントには参加できていない…いや、福袋は買ったか。
ここで自分が思うSKEなんて書きはじめたら映画の話にならないので、
それについては自粛…とりあえずライトなファンが観た感想と思っていただければ。
さて、映画「アイドル」の感想ですが、良い作品でした。
ファンが観た感想と思っていただければと書いたけど、
まあ基本的にはSKEファンとか興味がある人しか観ないジャンルかと思うので、
そういう人には楽しめる内容だと思います。
テレビだから、映画だからという事はこの作品では関係ないのですが、
映画が始まってちょっとしたら「テレビっぽい」なあと思った。
撮影しているビデオカメラの質感というのもあるのですが、
やっぱりナレーションかな。
それが悪い訳ではないけどね。
映画は高柳明音と元SKEメンバー古川愛李とその子供のショットから始まる。
同期で入った2人、途中で道を分かれた2人の現状。
未だに現役のアイドルとアイドルを辞め結婚、出産をした女性。
そんな対比を描いておきながらのタイトル「アイドル」ですよ。
これは映画が始まって早々にヘビーパンチが飛んできた。
その後、何も無かったかの様に、
SKEを知らない人向けにSKE48とはという説明がある。
ちょうど10周年を迎えるSKEが映画の軸になっているので、
親切な構成だと思います。
そして続くのがSKEというアイドルになる前はなんだったのか、
きっかけだったり、どんな職業だったのかというインタビューが、
軽いウォーミングアップみたいな感じで入ってました。
そしてSKE唯一の在籍1期生でエースの松井珠理奈にスポットが当る。
もう珠理奈も21歳かと過ぎた年月の長さを感じる。
圧倒的なエースではあるが須田亜香里の「弱いでしょ」は、
まあ実際そうなんだろうなと思う。
そう、SKEのファンだったらそれはなんとなく分かっているんだけど、
そうではない人には伝わらないんだよなあと色々なところで思う。
損してると思うのだが、それが魅力でもあるし難しいよなあ。
そして、SKEの主要なメンバーにスポットが移る。
須田亜香里の握手会での頑張り、
SKEキャプテンの斉藤真木子の言葉。
それぞれの立場からのインタビューによって、
SKEというものを上手く浮き上がらせていると思う。
ファンの方にもスポットが当るのだが、
このシーンはちょっとどうかなと思ったのだけど、
確かに「ファンを含めてSKE」という意識もあるので、
そのファン代表で出てもらった感じかなと。
ファンの方がヘビーな人だけだったのはちょっとなあ。
もしファンにもスポット当てるなら、
ある程度軽い人も扱って欲しかった気はする。
そして大場美奈へと話題が移る。
映画「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」が凄く好きな映画ですが、
あの頃からは考えられない今がありますよね。
ここまで結構手際よくSKEの主要メンバーとグループの説明ができていました。
そして10周年のSKEは「ナゴヤドームを目指す」という目標を打ち出す。
全盛期みたいなナゴヤドームコンサートをもう1度という事ですが、
紅白で「パレオはエメラルド」を歌った時の勢いは凄かった。
自分は当時のナゴヤドームのコンサートに行っていたのですが、
あれ以降ナゴヤドームのコンサートが出来なくなるとは思わなかったなあ。
映画ですが、まだ入ったばかりの研究生の話題へ。
研究生公演なのに正規メンバーが出演する事態。
SKEになることが大変なんではなくて、
SKEで普通に活動するのがどれだけ大変な事なのか。
さらにさいたまスーパーアリーナのコンサート。
今のSKEがこれだけ大きい場所でコンサートをする大変さ。
それなのに気持ちが揃わないメンバー。
SKEやAKBがドームとかでコンサートをやっているのを見て、
このグループに入ったメンバーにとっては、
そこまで重大な事という感じにならなかったのだろうか。
大人数の気持ちを揃える大変さは大人数グループの難しさだとは思う。
そして卒業するメンバーもいるという説明。
10周年とは言え、メンバーも1人の人間。
それぞれの選択した人生を送る権利はある。
その後に6期生を持ってくるのは上手いと思う。
つまりこれまで支えてきたメンバーもいれば、
これからSKEを支えるメンバーもいるという事だ。
北川綾巴をはじめ、
青木詩織や北野瑠華などの6期生の頑張り。
その6期生を見守る松村香織と斉藤真木子。
先輩に自分達が注意されたりした事を、
同じようにまた自分達が後輩を𠮟ってるとか、
あの鎌田菜月のシーンはちょっと響いた。
そんなこんなで総選挙があって、珠理奈が休業。
色々思う事もあるし、この部分のインタビューも、
なんかモヤッとしてるのでスッキリしないのだが、
珠理奈不在で迎えるSKE10周年のメンバーの奮闘を描く。
表では見せない須田亜香里のプレッシャーに潰れる映像とか、
あんまり気にしてなかったけどそうだよなと思ったり。
そう言えば未だに美浜海遊祭のハガキが届いていないのだが、
いつか行きたいなあ。
映画は松井珠理奈が復帰して、
珠理奈がいなかった事で成長した部分をそれぞれが理解し、
10周年にナゴヤドームという言葉は出せなかったが、
これからも頑張っていくという感じで終わっていく。
…と思いきや、エンドロールの後に、
「アイドルって答えないから」というストレートな言葉が本当の〆になる。
映画のタイトルでもある「アイドル」ですが、
アイドルとはなんなのか。
SKEというアイドルグループをドキュメンタリー的に追求して、
「アイドルとは?」を描こうとしているのは分かる。
ただちょっとエンドロール後のメッセージは、
唐突過ぎる感じはあるし少し、安易な気がする。
あまりSKEというものを知らない人にとっても、
「アイドル」というものをSKEで描くドキュメンタリーにはなってるし、
SKEを知ってる人にとっては10周年を振り返る内容にもなっている。
どっちにも楽しめる構成ではあると思うが、
自分としては「なんとなく中途半端な印象」があった。
もちろん、DISC2の3時間完全版を観たら印象は変わるかも知れないが。
凄く良かったというのを踏まえて、あえて言うなら、
もうちょっと「削っても良かったのではないかな」と思う。
3時間完全版というディスクを作るのであれば、
劇場公開は1時間30分ぐらいでも…ね。
あれも見せたい、このメンバーも出したいというのも分かるし、
これでもだいぶ削っているのは凄く伝わる。
あのメンバーに触れないんだとか、そこはサラッとなんだとか。
それでももう少しまとめれば浮き出る形がシンプルだったと思うんですよ。
とは言え、何を削れば良いとかは考えつかないんですけどね。
前の映画でもそうなんだけど、
結局映画1本じゃSKEは語りきれないって事なんですよ。
難しいですね。
だから映画作品としてSKEよりもアイドルを描く方に力を入れた方が、
ある意味で映画「アイドル」になったのかなと。
答えなんてないですけど。
あとこの映画の劇場公開、そしてBlu-rayの販売と、
どんどん時間が経ってしまうので、
SKEのドキュメンタリーとしてはテレビとかの方が合ってる気がする。
時間が経てば経つほど今のSKEとはちょっと状況が違ったりする。
そんな訳で、ほんと「アイドル」っていうよりも、
「SKEに答えなんてない」から何を作っても、
ああだこうだ意見が出てしまうんだろうけどさ。
コンサート行きたいなあ。
そう言えば通販でこの映画「アイドル」のパンフレットも買ったのですが、
まだ読んでないや…。
パンフレットとか読んだら制作スタッフの思いとか書いてないかな。
ほんとスタッフも含めてSKEでもあると思う。
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