2014年07月03日
映画「DOCUMENTARY of AKB48 The time has come」を観た感想。
109シネマズ名古屋にて、
映画「DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?」を観てきた。
舞台挨拶の中継付きの前夜祭上映みたいな回でした。
もう、AKBドキュメンタリーも第4弾ですか、早い。
第4弾の感想を書く前に触れておきたいのがAKBドキュメンタリーの第2弾。
映画「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」です。
他の記事でもSKEにハマった、なんて事を書いていますが、
そもそもAKBグループに興味を持ったのは、この第2弾のAKBドキュメンタリーがきっかけ。
それより前にも自分の周りにはSKE好きな人はいたけど、
その時色々話を聞いてもほとんど頭に入ってこなかった…もったいなかったな。
ドキュメンタリー映画は好きなジャンル1つ。
見終わった後に、価値観が変わる感覚が他のジャンルに比べると大きいのが良い。
そのため、あんまり考えたくないとか疲れてる時にはなかなか手が出ませんが…。
「ゆきゆきて神軍」、「選挙」、「おいしいコーヒーの真実」、「ボウリング・フォー・コロンバイン」などなど、
もろもろドキュメンタリー映画の観た後に考えさせられる感じは、たまに欲しくなります。
AKBドキュメンタリーは第2弾から今の第4弾まで高橋栄樹監督。
ドキュメンタリーは「台本」がない状態での撮影なので、
編集というか、監督の意向が(脚本のある映画よりも)大きく反映される。
この第2弾はアイドル映画としても、ドキュメンタリー映画としても、
色んな人が語られていますが、
自分も書き始めると相当長くなってしまうので簡単に書きます。
単純に「面白かった」です。
この第2弾は、「震災とアイドル」の関係から「アイドルの価値、役割」を見せたり、
「アイドルの舞台裏」はまるで戦場みたいに過酷だったりが映し出されてます。
今まで気にしてこなかった部分がストレートに自分に響いた。
そういう部分以外にも、この年は総選挙であっちゃんが1位に返り咲いたり、
(震災も絡んでいるので)不謹慎な言い方になってしまうけど、
ドキュメンタリーの素材としては、これ以上ないぐらいの年だったのではないだろうか。
その素材を本当に高橋栄樹監督はうまく編集したなと思った。
どうしてもアイドル、AKBという題材が1年毎に激しく変化していくので、
今第2弾を観ても古く感じてしまう部分がありますが、
今でも変わらずドキュメンタリーとして、1本の映画として、
そして自分の価値観を変えた(笑)ものとして好きな映画です。
さて、で、やっと第4弾の話ですが、
簡単に言うとAKBの主力メンバー大島優子の卒業がメイン軸のドキュメンタリー。
映画を観る前はあの件はどう映すのか、を、半分期待…と言ったら怒られそうだが、
どう扱うのかなと気になってました。
あの件とは…某メンバーの丸刈り事件について。
…周知の事実なので隠す事でもないのか、
古株メンバー峯岸みなみの件である。
ちょうど時期的に第3弾のAKBドキュメンタリー、
映画「DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?」の、
公開日の前後ぐらいにその事件が起きたと記憶している。
なので、もちろん第3弾には映っていないので、
タイミング的に第4弾に収録されるはず。
いったいどんな感じで映るのか…と、思ったら、全く触れられていませんでした。
あれだけ衝撃的だった第2弾が好きだったので、触れて欲しいと思っていたし、
そこに触れないと「ただのAKBの宣伝映画」になっちゃうと危惧していたので、
観ていた時は、「ああ…そうなんだ」という感じでした。
ただ、先にも書いたみたいに、
ドキュメンタリー映画は監督の意向が強く反映されるもの。
「大島優子の卒業」を描きたい時に、
他の事まで(そしてインパクトの強い事件まで)を触れてしまうと、
全くまとまりのないものになってしまう、からなんだろうなと。
確かに1年間、AKBに起きていたことをまとめるだけでもドキュメンタリーになりそうだが、
それよりも、映画に入れるものを絞ってみせることで、
「監督が観てもらいたいAKB」みたいなものを作ったんだなと勝手に解釈。
映画タイトルは監督が考えたのか分からないですが、
端的に「少女たちは、今、その背中に何を想う?」という事をしたかったのだと。
一番印象に残っているのは大雨により大島優子の卒業コンサートが中止になるところ。
チケットも販売までしていて、ファンは仕事とかスケジュールの調整して行く人もいる訳だから、
中止はファンがかわいそうだなってぐらいの感覚だったのだが、
リハーサルの映像を観たら、「これは出来ないわ」というか、やっちゃダメだって。
そして何よりメンバーが一番残念なんだって思い、自分の考えを反省。
もちろん、優子の卒業だけでなく、
総選挙だったり大組閣だったりの事には触れている。
(大組閣はSKE推しの自分としては否定的な意見が多くでてしまうのでここでは触れず。)
総選挙は大島優子の卒業と渡辺麻友への世代交代みたいなテーマを勝手に感じてしまう。
結果うまくまとまった作品ではあると思う。
でも次回はどうするのかな…という期待の様な心配の様な気持ちはある。
今やSKE推しであり、本店(AKB)とかどうでもいいや〜なんて思う事もありますが、
それでも第5弾が出たら観に行くんだろうな。
いつAKBというムーブメントが無くなってしまうのか、と思うけど、
あっちゃんや優子が卒業してもまだまだ話題はAKBが多い様だ。
AKBとかテレビに出すなとかCD付き握手券を売上げ枚数にするなとか、
批判的な意見もたびたび目にしますが、
それでも話題にあがるAKBというものは強い。
ただ、いつまでもそうは言ってられないし、
やっぱりあっちゃんや優子とか昔の神7と言われてたメンバーほど、
今のメンバーにオーラを感じれないのは事実。
色々書いてるけど、アイドルって本当にエンターテイメントであり、
メンバーはエンターテイナーだなってたまに感じる。
ファンの前では苦労してるところなんて感じさせず笑って歌い、踊る。
改めて第4弾でもそういう彼女たちのアイドル(エンターテイメント)を感じる作品なのは間違いない。
ただ、どれだけこのシリーズが続くか分からないけど、
第2弾の衝撃はもう超えれないんだな、とは正直感じた。
もちろん、「衝撃を受ける=良い作品」という単純なものではないとは思うが…。
映画「DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?」を観てきた。
舞台挨拶の中継付きの前夜祭上映みたいな回でした。
もう、AKBドキュメンタリーも第4弾ですか、早い。
第4弾の感想を書く前に触れておきたいのがAKBドキュメンタリーの第2弾。
映画「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」です。
他の記事でもSKEにハマった、なんて事を書いていますが、
そもそもAKBグループに興味を持ったのは、この第2弾のAKBドキュメンタリーがきっかけ。
それより前にも自分の周りにはSKE好きな人はいたけど、
その時色々話を聞いてもほとんど頭に入ってこなかった…もったいなかったな。
ドキュメンタリー映画は好きなジャンル1つ。
見終わった後に、価値観が変わる感覚が他のジャンルに比べると大きいのが良い。
そのため、あんまり考えたくないとか疲れてる時にはなかなか手が出ませんが…。
「ゆきゆきて神軍」、「選挙」、「おいしいコーヒーの真実」、「ボウリング・フォー・コロンバイン」などなど、
もろもろドキュメンタリー映画の観た後に考えさせられる感じは、たまに欲しくなります。
AKBドキュメンタリーは第2弾から今の第4弾まで高橋栄樹監督。
ドキュメンタリーは「台本」がない状態での撮影なので、
編集というか、監督の意向が(脚本のある映画よりも)大きく反映される。
この第2弾はアイドル映画としても、ドキュメンタリー映画としても、
色んな人が語られていますが、
自分も書き始めると相当長くなってしまうので簡単に書きます。
単純に「面白かった」です。
この第2弾は、「震災とアイドル」の関係から「アイドルの価値、役割」を見せたり、
「アイドルの舞台裏」はまるで戦場みたいに過酷だったりが映し出されてます。
今まで気にしてこなかった部分がストレートに自分に響いた。
そういう部分以外にも、この年は総選挙であっちゃんが1位に返り咲いたり、
(震災も絡んでいるので)不謹慎な言い方になってしまうけど、
ドキュメンタリーの素材としては、これ以上ないぐらいの年だったのではないだろうか。
その素材を本当に高橋栄樹監督はうまく編集したなと思った。
どうしてもアイドル、AKBという題材が1年毎に激しく変化していくので、
今第2弾を観ても古く感じてしまう部分がありますが、
今でも変わらずドキュメンタリーとして、1本の映画として、
そして自分の価値観を変えた(笑)ものとして好きな映画です。
さて、で、やっと第4弾の話ですが、
簡単に言うとAKBの主力メンバー大島優子の卒業がメイン軸のドキュメンタリー。
映画を観る前はあの件はどう映すのか、を、半分期待…と言ったら怒られそうだが、
どう扱うのかなと気になってました。
あの件とは…某メンバーの丸刈り事件について。
…周知の事実なので隠す事でもないのか、
古株メンバー峯岸みなみの件である。
ちょうど時期的に第3弾のAKBドキュメンタリー、
映画「DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?」の、
公開日の前後ぐらいにその事件が起きたと記憶している。
なので、もちろん第3弾には映っていないので、
タイミング的に第4弾に収録されるはず。
いったいどんな感じで映るのか…と、思ったら、全く触れられていませんでした。
あれだけ衝撃的だった第2弾が好きだったので、触れて欲しいと思っていたし、
そこに触れないと「ただのAKBの宣伝映画」になっちゃうと危惧していたので、
観ていた時は、「ああ…そうなんだ」という感じでした。
ただ、先にも書いたみたいに、
ドキュメンタリー映画は監督の意向が強く反映されるもの。
「大島優子の卒業」を描きたい時に、
他の事まで(そしてインパクトの強い事件まで)を触れてしまうと、
全くまとまりのないものになってしまう、からなんだろうなと。
確かに1年間、AKBに起きていたことをまとめるだけでもドキュメンタリーになりそうだが、
それよりも、映画に入れるものを絞ってみせることで、
「監督が観てもらいたいAKB」みたいなものを作ったんだなと勝手に解釈。
映画タイトルは監督が考えたのか分からないですが、
端的に「少女たちは、今、その背中に何を想う?」という事をしたかったのだと。
一番印象に残っているのは大雨により大島優子の卒業コンサートが中止になるところ。
チケットも販売までしていて、ファンは仕事とかスケジュールの調整して行く人もいる訳だから、
中止はファンがかわいそうだなってぐらいの感覚だったのだが、
リハーサルの映像を観たら、「これは出来ないわ」というか、やっちゃダメだって。
そして何よりメンバーが一番残念なんだって思い、自分の考えを反省。
もちろん、優子の卒業だけでなく、
総選挙だったり大組閣だったりの事には触れている。
(大組閣はSKE推しの自分としては否定的な意見が多くでてしまうのでここでは触れず。)
総選挙は大島優子の卒業と渡辺麻友への世代交代みたいなテーマを勝手に感じてしまう。
結果うまくまとまった作品ではあると思う。
でも次回はどうするのかな…という期待の様な心配の様な気持ちはある。
今やSKE推しであり、本店(AKB)とかどうでもいいや〜なんて思う事もありますが、
それでも第5弾が出たら観に行くんだろうな。
いつAKBというムーブメントが無くなってしまうのか、と思うけど、
あっちゃんや優子が卒業してもまだまだ話題はAKBが多い様だ。
AKBとかテレビに出すなとかCD付き握手券を売上げ枚数にするなとか、
批判的な意見もたびたび目にしますが、
それでも話題にあがるAKBというものは強い。
ただ、いつまでもそうは言ってられないし、
やっぱりあっちゃんや優子とか昔の神7と言われてたメンバーほど、
今のメンバーにオーラを感じれないのは事実。
色々書いてるけど、アイドルって本当にエンターテイメントであり、
メンバーはエンターテイナーだなってたまに感じる。
ファンの前では苦労してるところなんて感じさせず笑って歌い、踊る。
改めて第4弾でもそういう彼女たちのアイドル(エンターテイメント)を感じる作品なのは間違いない。
ただ、どれだけこのシリーズが続くか分からないけど、
第2弾の衝撃はもう超えれないんだな、とは正直感じた。
もちろん、「衝撃を受ける=良い作品」という単純なものではないとは思うが…。
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