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桜宮高校とアムロ・レイ


 文部科学省によると、義務教育は、

国民が共通に身に付けるべき公教育の基礎的部分を、

だれもが等しく享受し得るように制度的に保障するものである。



 満6歳から9年間、小学校、中学校に就学させ、

普通教育を受けさせる義務を課すというものである。



 また、2010年からの高校無償化法により、

公立高等学校などの授業料を無償化、

また私立高等学校などに就学支援金を支給して授業料を

低減することを目的とした制度もできた。



 この制度のおかげで、全国でも経済的理由による

私立高校を中退する者が過去最小(1校当たり0・11人)

を記録した。



もう既に、高校教育も義務教育の様なものになっている。



 そんな中、大阪市立桜宮高校のバスケット部キャプテンが

バスケット部顧問の教師の体罰が原因で自殺した問題で、

桜宮高校の体育系2科の入試中止を決定し、

普通科に振り替えての入試になった。



 色々なところで、この問題に関するニュースや、

またはブログ等により見てきたが、

私なりに考えてみたいと思った。



 何故そう思ったのかは、

ドラマ『スクール☆ウォーズ』(TBS系)が大好きだったからだ。

そして、山下真司演じるラグビー部の熱血監督・滝沢賢治

のモデル教師の娘婿が、バスケット部顧問の教師だったからだ。



 夕方5時からの再放送を録画して見ていた私だが、

当時の京都・伏見工業高校の弱小ラグビー部での実話を

ベースにして作られたドラマで、

その影響で花園ラグビー場という言葉を初めて覚えたし、

ラグビーというスポーツを身近に感じたドラマだった。

よく泣く先生だし、また泣きながら生徒を殴ったドラマだ。



バスケット部顧問の教師は、

義理の父親から、殴る事しか教わらなかったのだろう。

とても残念な話だ。



 この『スクール☆ウォーズ』とは対極にある、

まったく殴らないドラマもある。

『ROOKIES (ルーキーズ)』(TBS系)だ。

二子玉川学園高校に赴任してきた

若手教師・川藤幸一 (佐藤隆太)が主人公の野球ドラマだ。

教師から生徒まで阪神タイガーズの選手名が役名になっている。

そして他校の対戦相手の役名はジャイアンツ。

どんだけ阪神が好きなんだ、と全国から突っ込まれたようだ。



 この川藤先生だが、まぁ、殴らない。

殴られても殴り返さない。

空手二段なので、やれば勝てるからだろう。

今時のドラマの教師は、殴らないのが主流だ。



 ところで、この桜宮高校で問題になった体罰だが、

昔はこんなものでは無かった、

私たちの頃はもっとひどかった、という論調が多い。



運動中は水を飲んではだめ。

髪の毛は坊主。

うさぎ跳びで階段を上る。

誰かが失敗すると団体責任。

竹刀でビビらせる。

殴られた方より殴った方が痛いと言い張る。



 並べ、と言われ皆が並ぶと、順番にビンタかゲンコツ。

殴る教師は決まっていた。

そして、教師が生徒を殴り、

殴られた生徒は下級生を殴り、

殴られた下級生は、新たな下級生を待つ、

という流れになる。

まるで洗脳である。

そして、将来学校の教師になると、

生徒を殴る教師の出来上がりだ。

そしてループする。



殴られて喜ぶのはドMだけである。

そしてドMは作られてなるものだ。

だから、奴隷や下僕と呼ばれるのだ。



 いつもいつも、殴られてばかりだと、

ひどい時にはうつ病や、PTSD(心的外傷後ストレス障害)

になる場合もあるという事を理解していないのだろうか。

しかも、物理的な暴力もあれば、

言葉の暴力だって、立派な体罰でもあるのだ。



 行き過ぎた体罰は良くないというが、

それでは行き過ぎていない体罰は許されるのか。

殴る事でしか教育できない、指導出来ないという教師は、

一番安直な方法を取った教師であり、

殴られても、それを生徒への愛だと思っている生徒は、

DVを受けても愛されていると勘違いしている

恋愛脳を持つ人と同じである。



 人が死なないと、体罰は良くない事だと気付かないのは、

世間知らずな教師しかいないのではないだろうか。

しかも、体罰を容認している親も多いらしいので、

教育における体罰は無くならないかもしれない。

家庭のしつけと、学校の体罰は別の物だと、

何故親は気がつかないのだろうか。



「言う事を聞かない時は殴って下さい」

ではない。

「言う事を聞かない時は、親である私に連絡して下さい」

が正解だろう。



 しかも、生徒も市役所で記者会見を開いている。

「大切な仲間を奪われ、何もできないうちに体育科を奪われ、

部活を奪われ、 先生も奪われてしまうかもしれない」

仲間である生徒が死んでいるにもかかわらず、

仲間を殺した教師を擁護するとは。

会見が終わった後、自分が言った言葉が独り歩きして、

後悔していると思うが、

この言葉を言わせた、この会見をセッティングした人は、

この会見をどう思っているのか聞いてみたいものだ。



物が無くなった訳でもなく、

人を傷つけた訳でもなく、

犯罪を犯した訳でもなく、

ただスポーツをして、殴られる、

これは情状酌量のない、ただの暴力ではないのか。

殴ってお金をもらえる職業の中に、

教師は含まれていないはずだ。



殴る事に愛は無い。

あるのは殴る側だけの自己満足だけだ。

まだ書きたい事はあるが、長くなったのでこれで終わる。





ガンダムのパイロットであるアムロは、

親父にもぶたれた事がなかった。



アムロ・レイ (アムロのワガママに怒ったブライトから殴られて)

「くっ、2度もぶった。親父にもぶたれた事ないのに!」






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ちぃ
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