2012年12月02日
天才が現れると世界は一変する
スポーツの世界に限らずだが、ある日突然、
突然変異のように、天才が現れ、それを追うかのように、
二人目、三人目と、天才が現れる。
もちろん、その人たちは例えば、体力がずば抜けている、
技術がすごい、身体が大きい、等々、
今までとは違う形で現れる。
そしてその天才たちのおかげで、
そのスポーツ自体が変化し、別のものへと変貌していく。
それは、オリンピックの種目であれば、
幾つもの国を巻き込んでの狂想曲となる。
そして、何時の間にか天才は消え、
残るのは変わり果てた、別のスポーツなのだ。
しかも得てして、変わり果てたと思われたスポーツは、
別次元のスポーツとなり、新たなステージへと飛躍する。
その時代時代によって、天才は現れる。
そして、ゲームが変わる。
思いつくだけでも、
野球やゴルフにおける飛ぶボールの禁止。
水泳でのバサロの禁止。
ジャンプスキーの板の長さの変更。
柔道における指導。
バスケットボールの3ポイント。
大雑把なゲームにならないように。
一国だけが強くならないように。
逃げて勝てないように。
点の取り方に多様性を持たせるために、等々。
変更されたルールの中で、
また、ルールを変えざるを得ない選手が
現れて来るのだろう。
人の持つ可能性は、有限の中で無限大だ。
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