2015年09月16日
【AC】大人になっても親を許せない気持ちの裏側にある「傷ついた心」に気づくヒント2。
前回からの続き。
⇒【AC】大人になっても親を許せない気持ちの裏側にある「傷ついた心」に気づくヒント1。
高校に入学して、中学生の時のような100点近い点数が取れなくなってきた
ことから、母親は不満そうな態度や発言が目立ってきます。
今まで勉強をしなさいとは、私に言ったことが無かったのにもかかわらず、
「ちゃんと勉強しているの?大丈夫なの?」と聞いてきたりする始末。
我が子が成績も良く進学校へ入学した段階では、世間から見ても
鼻が高かったのでしょう。そしてその子供は「私が産んだのよ」という、
母親の自己肯定感もあげたのだろうと思います。
しかし、それが少し陰りが見えると、態度を変えてくるのが毒親の特徴です。
子供は潜在的に敏感なので気づいてしまうんですね。
勉強して成績がトップクラスの自分、
成績が下がってしまった自分、
私という人間性は何も変わっていないにもかかわらず、
親の目線や態度、発言がかわるのです。
「この人(母親)俺のありのままの姿でなく点数だけで俺を判断しているな」
当時は、もの凄く裏切られたような、鈍器で後頭部を打たれたような、
痛みが体中に稲妻のように走った気がします。
〇良いときでも悪いときでも等身大の自分を見てもらいたいという欲求
今までは勉強をしていないと不安だったものの、それ以降は、
勉強することは一切止めることに。
学校に行かず、街へ遊びに出たり、ゲーセンに入り浸ったり、
世間的に見たら、たいした悪いことでもありませんが、
真面目で通っている私にとっては、母親が困ることをしたかったのかもしれません。
「真面目で勉強ばかりしている俺ばかりじゃないんだぞ!」
「こんな悪いこともしちゃうんだぞ!」
母親に対する当てつけだったのだろうと思います。
その頃話す会話は、
母親「どうしちゃったの?」
私「うるせえなぁ。」
こればっかり。
今思うと、母親に一体何をしてもらいたかったのだろう。
やはり、ありのままの自分を受け止めて欲しかったのでしょう。
私の場合は、母親に対して、罵詈雑言を浴びせまくったり、暴力で
やり返したりということまではしませんでしたが、ほぼ無視という
スタイルで、甘ったれ、かつ、ふてくされ態度を続けるのでした。
「早く家から出て行きたい。」
この頃はこんなことしか考えていませんでした。
何か嫌なことや、上手くいかないことがあれば、
心の中では、「こいつ(母親)が無計画に産むからこうなったんだ」とか
何から何まで、全部親のせいだと本気で思っていました。
そのぐらい、自分としては「心を傷つけられた」ということなのですが、
そのことに気づくのは、社会人になってからです。
とにかく、母親に「甘えたい!愛情が欲しい!僕だけを見て!」という
幼い心が今まで我慢していた分、吹き出したのかもしれません。
つづく。
⇒【AC】大人になっても親を許せない気持ちの裏側にある「傷ついた心」に気づくヒント1。
高校に入学して、中学生の時のような100点近い点数が取れなくなってきた
ことから、母親は不満そうな態度や発言が目立ってきます。
今まで勉強をしなさいとは、私に言ったことが無かったのにもかかわらず、
「ちゃんと勉強しているの?大丈夫なの?」と聞いてきたりする始末。
我が子が成績も良く進学校へ入学した段階では、世間から見ても
鼻が高かったのでしょう。そしてその子供は「私が産んだのよ」という、
母親の自己肯定感もあげたのだろうと思います。
しかし、それが少し陰りが見えると、態度を変えてくるのが毒親の特徴です。
子供は潜在的に敏感なので気づいてしまうんですね。
勉強して成績がトップクラスの自分、
成績が下がってしまった自分、
私という人間性は何も変わっていないにもかかわらず、
親の目線や態度、発言がかわるのです。
「この人(母親)俺のありのままの姿でなく点数だけで俺を判断しているな」
当時は、もの凄く裏切られたような、鈍器で後頭部を打たれたような、
痛みが体中に稲妻のように走った気がします。
〇良いときでも悪いときでも等身大の自分を見てもらいたいという欲求
今までは勉強をしていないと不安だったものの、それ以降は、
勉強することは一切止めることに。
学校に行かず、街へ遊びに出たり、ゲーセンに入り浸ったり、
世間的に見たら、たいした悪いことでもありませんが、
真面目で通っている私にとっては、母親が困ることをしたかったのかもしれません。
「真面目で勉強ばかりしている俺ばかりじゃないんだぞ!」
「こんな悪いこともしちゃうんだぞ!」
母親に対する当てつけだったのだろうと思います。
その頃話す会話は、
母親「どうしちゃったの?」
私「うるせえなぁ。」
こればっかり。
今思うと、母親に一体何をしてもらいたかったのだろう。
やはり、ありのままの自分を受け止めて欲しかったのでしょう。
私の場合は、母親に対して、罵詈雑言を浴びせまくったり、暴力で
やり返したりということまではしませんでしたが、ほぼ無視という
スタイルで、甘ったれ、かつ、ふてくされ態度を続けるのでした。
「早く家から出て行きたい。」
この頃はこんなことしか考えていませんでした。
何か嫌なことや、上手くいかないことがあれば、
心の中では、「こいつ(母親)が無計画に産むからこうなったんだ」とか
何から何まで、全部親のせいだと本気で思っていました。
そのぐらい、自分としては「心を傷つけられた」ということなのですが、
そのことに気づくのは、社会人になってからです。
とにかく、母親に「甘えたい!愛情が欲しい!僕だけを見て!」という
幼い心が今まで我慢していた分、吹き出したのかもしれません。
つづく。
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4183165
この記事へのトラックバック