アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

タイトルには、アダルトチルドレン限定みたいに
書きましたが、実際は抑うつ気味の人、悩みが
頭から離れない人、毎日なぜかイライラしている人、
などいろいろな人に利用できる本だと思います。

簡単に言えば、認知療法なのですが、
認知行動療法とも呼ばれますが、実際に自分で
やっても実感がなかなか得られにくいという人が
多いのでは無いかと思います。

おそらく、他人のためになら尽力できるのですが、
自分自身のために長い時間効果が出ないものを
続けるのって結構ストレスでしょうから、途中で
やめてしまったりも。。。


この本の中で、心理学的な言葉とかでなく、
低年齢にもわかりやすそうな表現で、自分の中に、
こんなキャラクターが潜んでいますよという
8種類のユガミン（歪んだ自動思考をもったキャラクター）
で紹介しています。

【シロクロン】
⇒物事を白か黒で割り切って完璧を求めるのが得意。

【フィルタン】
⇒物事の悪い面ばかり目について、良い点はほとんどみないのが得意。

【ラベラー】
⇒物事や人に対して、○○であると否定的なラベルを貼りつけて剥がさないのが得意。

【マグミニ】
⇒自分の短所や失敗を実際より大げさに考え、自分の長所や成功は小さくとらえるのが得意。

【ベッキー】
⇒自分や他人に対して、〜すべき、〜でなければならないと決めつけるのが得意。

【ジーブン】
⇒良くないことがおきると、自分が関係なくても自分のせいにするのが得意

【パンカー】
⇒わずかな出来事を根拠に、あらゆる出来事を一般化しすぎるのが得意

【ジャンパー】
⇒確かな理由もないのに悲観的な思いを信じ込んでしまうことが得意。


どんなキャラが自分に潜んでいるのか自己分析することも
大切なようです。

これらを抱えていることが問題なのではなく、
自分の硬くて極端な自動思考を全て鵜呑みにしてしまう
ということが問題になってくるようです。

私は結構全てにおいて当てはまります＾＾

自動思考って怖いですね。

無意識領域で自分が自分を苦しめるわけですから。

ただ、自分を救えるのも自分だと思いますので、
少し張り詰めた生活から逸脱して自分と向き合う
ということも良いのかもしれません。

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