2017年06月24日
欲しいのはアドバイスや押しつけではない!アダルトチルドレンの承認欲求(その2)
→欲しいのはアドバイスや押しつけではない!アダルトチルドレンの承認欲求(その1)
■100個のありがたい言葉より、1回の肯定的な言葉
子どもの立場からすると、親はさまざまな価値観で教訓的な
「ありがたい言葉」を押しつけてくるときがあります。
発達障害の子どもの場合はなにか人に物をもらった場合、
親に「御礼を言いなさい!」といわれても言えない場合があります。
むしろ「なんで御礼できないの!」と言われれば言われるほど黙り込む
なんてことは幼少期ではあり得ることです。大人の世界では御礼をすること
でコミュニケーションがスムーズになるということがわかっているから
御礼を励行するわけですが、子どもにはその理屈がわかりません。
ましてや自分が欲しくない物をもらった場合はどうでしょう。
もしかしたら、「こんなの欲しくない!」というかもしれません。
欲しくない物を無理にくれると言われているとすれば、
「なぜ、いらないのに御礼を言わなければいけないの?」と思う子もいるでしょう。
御礼をもらったときは御礼を言おうね!といっても
もらいたくなければ、その理屈は通用しないと言うこともあります。
さらに親はどうしても教訓めいたことを言いがちです。
しかし子どもはそんな言葉を説教じみて何度も聞かされるより、
自分自身の言っていることを肯定してくれることを望んでいます。
どんなにありがたい言葉でも、親切や価値観の押し売りは親のエゴです。
子どもが求めているものは自分が良いことをしても悪いことをしても
ありのままのあなたが好きですということでしょう。
■自分の存在を認めて欲しいアダルトチルドレンの承認欲求
こういったことが幼いころに満たされずに大人になると
高い確率でアダルトチルドレン的な要素をはらむことになります。
なぜか心が満たされず、自分が子育てをするようになるとよりいっそう
心が苦しくなると言うことも珍しくありません。
自分の考え方などを抑圧された子どもの場合は、子どもの頃は
一見良い子ちゃんにみえます。大人の言うことは聞くし、変な行動も
しないし、みんなのお手本的な行動をとることもあるでしょう。
しかし、それはかりそめの姿なのです。
自分の親に認められたいがため、承認欲求を満たしたいがために、
周りが求める人間像にあわせてカメレオンのように自分を演じています。
これは自己防衛本能が生きていくためにそうさせているとも言えますが、
次第にこの思考のクセを持って大人になると、どの自分が本当の自分なのか
わからなくなってくるのです。
自分の素直な感情を抑圧しすぎて長い年月を過ごすと、
親が良い子と称する自分が本当の自分なのか、自分とは何なのか
よくわからずに、自分の存在価値すら否定するなんてこともあるでしょう。
この原因としては子どものころの満たされなかった承認欲求が沸々と
ふたを開けてしまい、大人になったアダルトチルドレンタイプを苦しめます。
親との対立も目立ってきますが、親を批判したり、自分を否定しても
根本は解決しません。自分は誰がなんと言おうとありのままでもいいのだという
ことを受け止められると緩和してきますが、これが一番むずかしいのかもしれません。
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「ありがたい言葉」を押しつけてくるときがあります。
発達障害の子どもの場合はなにか人に物をもらった場合、
親に「御礼を言いなさい!」といわれても言えない場合があります。
むしろ「なんで御礼できないの!」と言われれば言われるほど黙り込む
なんてことは幼少期ではあり得ることです。大人の世界では御礼をすること
でコミュニケーションがスムーズになるということがわかっているから
御礼を励行するわけですが、子どもにはその理屈がわかりません。
ましてや自分が欲しくない物をもらった場合はどうでしょう。
もしかしたら、「こんなの欲しくない!」というかもしれません。
欲しくない物を無理にくれると言われているとすれば、
「なぜ、いらないのに御礼を言わなければいけないの?」と思う子もいるでしょう。
御礼をもらったときは御礼を言おうね!といっても
もらいたくなければ、その理屈は通用しないと言うこともあります。
さらに親はどうしても教訓めいたことを言いがちです。
しかし子どもはそんな言葉を説教じみて何度も聞かされるより、
自分自身の言っていることを肯定してくれることを望んでいます。
どんなにありがたい言葉でも、親切や価値観の押し売りは親のエゴです。
子どもが求めているものは自分が良いことをしても悪いことをしても
ありのままのあなたが好きですということでしょう。
■自分の存在を認めて欲しいアダルトチルドレンの承認欲求
こういったことが幼いころに満たされずに大人になると
高い確率でアダルトチルドレン的な要素をはらむことになります。
なぜか心が満たされず、自分が子育てをするようになるとよりいっそう
心が苦しくなると言うことも珍しくありません。
自分の考え方などを抑圧された子どもの場合は、子どもの頃は
一見良い子ちゃんにみえます。大人の言うことは聞くし、変な行動も
しないし、みんなのお手本的な行動をとることもあるでしょう。
しかし、それはかりそめの姿なのです。
自分の親に認められたいがため、承認欲求を満たしたいがために、
周りが求める人間像にあわせてカメレオンのように自分を演じています。
これは自己防衛本能が生きていくためにそうさせているとも言えますが、
次第にこの思考のクセを持って大人になると、どの自分が本当の自分なのか
わからなくなってくるのです。
自分の素直な感情を抑圧しすぎて長い年月を過ごすと、
親が良い子と称する自分が本当の自分なのか、自分とは何なのか
よくわからずに、自分の存在価値すら否定するなんてこともあるでしょう。
この原因としては子どものころの満たされなかった承認欲求が沸々と
ふたを開けてしまい、大人になったアダルトチルドレンタイプを苦しめます。
親との対立も目立ってきますが、親を批判したり、自分を否定しても
根本は解決しません。自分は誰がなんと言おうとありのままでもいいのだという
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