2017年06月14日
もったいない症候群は過去を整理できずに心をまどわす!(その3)
→もったいない症候群は過去を整理できずに心をまどわす!(その1)
→もったいない症候群は過去を整理できずに心をまどわす!(その2)
勝手な自分の脳内では称賛ステージができあがっています。
〇「あなたができないからやってあげている」
↓
〇「ありがとう!本当に助かったよ。本当に頼りになるね!」
良いことをすれば当然称賛されるべきなんて意識的には思っていませんでしたが、
無意識に良いことしたから見直され称賛され、自分を必要としてくれるだろう。
みたいな見捨てられたくない感覚があったのかもしれません。
アスペルガー受動型の嫁の場合は、
〇「あなたができないからやってあげる」
↓
〇「こっちがやってあげたことを細かく言わないと気がつかない」
↓
〇「自分で自分の功績を説明してから御礼を言われるとむなしくなる」
↓
〇「イライラ、精神的に疲弊」
ひとことでいえば、私の承認欲求の強さが問題でした。
家族の共用部分はきれいにできるのですが、いつしか
イライラしている日々が続くと自分の部屋だけがもの凄い
手の付けられないような汚さになるのです。
「あいつがイライラさせるから自分の部屋が片付けられない」
そんな風に責任転嫁をする日々もかなりありましたし、いまでも
全くなくなったわけではありません。
しかし、本当の意味で片付けとか掃除って何だろう?と
思うときがあり、結果的に「ものが多すぎる」ということに
気がつくようになっていくのです。
幼少期の写真から賞状から昔使っていた文房具、
昔集めたガラクタ品や段ボールの箱、ショップの紙袋
洋服などなど、正直今生きるためにはいらないものに
囲まれながら生活していた感じでしょうか。
家事をやるようになると、この感覚がもっとひどくなりました。
試供品でもらったシャンプー、使わなかった納豆のからし、
寿司をとったときについてきた醤油…
瞬間的に「捨てるのは駄目!」「もったいない」
「またつかえるじゃない」そんな気持ちがよぎって、
冷蔵庫へ押し込みます。
9割型はこうしてとっておいた物はつかわず、
最終的にいついれたものかわからなくなり捨てるという始末です。
戦後の日本であれば物がない時代ですのでこれでもいいでしょう。
でも現代でこの思考ですと私みたいなタイプは本当にしんどくなります。
物を捨てることはべつに良いとか悪いとかはないと思います。
なんとなく断捨離が良い!みたいのはあくまでその人にとっての話です。
個人的には管理をしっかりできるひとなら物をたくさんもっていても
全然問題ないと思います。
私は管理できないタイプなのに、できている振りをしている歌舞伎役者みたいなものです^^
管理できない人は物を持ちすぎない方が心が楽になるんです。
あくまで物への執着が和らいでくればですけどね。
ただ感情的に「もう全部捨ててやる!」見たいに冷静でないときに
ヤケで捨てるのは後で自責の念に駆られますので注意が必要です。
どうしても捨てられないときは私の場合、
「これがあることで現在どういった幸せな気分になれるのか?」
と自分に問いかけます。ほとんどは答えは出てきません。
パッと答えが出たり、いついつに使う予定だとか具体的な使い道が
出てくる物はまだとっておいても良いでしょう。
そうでない場合は、少しずつでも捨ててみるのも良いでしょう。
捨てられない気持ちは結果的に自分の心をまどわす最大の敵に
なりかねません。すこしでも気持ちを安らぐためには思考を
先入観や固定観念、そして執着などから緩めて自分ののりしろを
設けてあげることが大切だと想います。
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