2014年06月07日
【都立中高一貫校】 努力は天才に勝つ!
★ これは真実か?
「努力は天才に勝つ」
この言葉、真実と思いますか?
私は、高校までの学校の勉強においては、ほぼ真実に近いのだろうと思います。
「真実だと断定できない」のは、やはり数学・物理など理数系科目はなかなか勉強量と成績UPは比例しにくいと思う点。
しかし、理数系科目以外の科目は、基本的に勉強量X勉強法(能率)=成績UPの関係にあると思いますので、「ほぼ真実」との結論にしています。
★ 灘中学の例
今日は、なぜこのような話を持ち出したかですが、ブログ更新のネタ探しに、先ほどインターエデュという掲示板を見てみると、やはりコツコツと勉強する子供は成績が伸びていく(逆に勉強しないと成績は落ちていく)ということを意味する書き込みがありました。
書き込みの内容は、ある年の灘中学入学時点の成績上位者と下位者(それぞれ約25%づつの母集団)が、約6年後の高校3年生時点でどのような成績分布になっているかを表したものです。
これを見ると、やはり6年も経つと、かなり成績順位が入れ替わるものだとわかります。
他の方が載せた内容をそのまま引用するのは憚られますので、概略だけを書かせて頂きます。
<中学入学時成績上位者(46名)の高校3年生時成績順位>
○ 1~56位 :18人
○ 57~111位 :12人
○ 112~166位 :10人
○ 167~ :6人
<中学入学時成績下位者(44名)の高校3年生時成績順位>
○ 1~56位 :8人
○ 57~111位 :8人
○ 112~166位 :14人
○ 167~ :14人
これは灘中学に合格できるような子供達のかなりハイレベルな競争結果ですが、今回注目して頂きたいポイントは中学・高校の6年間でかなり順位が変わるという事実です。
灘中学・高校だけの話ではなく、どこの中学・高校でも、同じような割合で成績がどんどん落ちていく子供、逆にグングン伸びていく子供がいます。
もっと大きな視点で見ると、学校単位でも、生徒の成績を上手く伸ばせている学校となかなか思うように伸ばせない学校があるのが現実だろうと思います。
★ 成績UP・DOWNの原因はなんだ?
中学生以降に成績が伸びる子供と成績を落としていく子供との間には、どのような違いがあるのでしょうか?
様々な要因が絡み合っているとは思いますが、私の中学・高校時代の記憶に基づく感覚としては、コツコツときっちり勉強できる子供は中学生以降も成績が伸びやすいと思います。
おそらく、多くの方も同じような見方をされるのではないかと思います。
兎に角、地道な努力を継続的に行える子供が、着実に成績を上げていくことができるのだろうと思います。
★ 地道な努力には環境が大切
ただ、この「地道な努力を継続的に行う」ことは、口で言うのは容易ですが、実践するのは非常に難しいです。
この実践には、「自主的な勉強への意欲を子供に持たせるような育て方」が最も大切なのだろうと思いますが、「友達と切磋琢磨し、コツコツときっちり勉強することが当たり前と思う環境に子供を置く」ことも、非常に大切な要素だろうと思います。
今まで何度も書かせて頂いたことですので具体的な話は省略させて頂きますが、都立中高一貫校はこの「コツコツときっちり勉強することが当たり前と思う環境」がしっかり作られています。
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