2013年12月14日
【都立中高一貫校】本当に大変なのは合格後から!
★ 新しい環境への適応、膨大な宿題、そして部活・学校行事
さて、先日書いたブログでの宣言通り、「都立中高一貫校に合格した後に待つ厳しい現実」をツラツラ書こうと思います。
今でもよく覚えていますが、入学後から半年ほど続いた悪戦苦闘の日々・・・。
子供がピカピカの1年生となり、夢を大きく膨らませながら入学式に行った翌日から、その悪戦苦闘の日々がさっそく始まったような気がします。
あの日々は本当に大変でした。
父親の私が大変だったと思っているぐらいなので、当の本人は生まれて初めて経験する大きな試練の日々だったろう。
何が大変だったか・・・。
〇 学校までの通学時間が大幅増加+慣れない電車通学
〇 同じ小学校から行った人はおらず、友達ゼロからのスタート
〇 いきなりの宿題の山
〇 ほぼ毎日ある部活の練習・熱心な学校行事の準備
大体、このようなことが一気に子供に襲いかかったんです。
それに、周りは優秀な子供ばかりなので、小学校時代のように優等生として目立つ存在ではなくなったという精神的な虚無感のようなものもあるかもしれません。
ただ、これらのことは、都立に限らず、私立中高一貫校に行ったとしても、ある程度はあったろうと思う。
しかし、難関私立中高一貫校と大きく異なるのではないかと思うのは、4つ目に挙げた「ほぼ毎日ある部活の練習・熱心な学校行事の準備」ではないかと思う。
難関私立中高一貫校に進学すると、学力増進に直接結びつかないことにはあまり力を入れないと思うが、都立中高一貫校は何事にも全力投球なのである。
★ 都立中高一貫校は何事にも全力投球だ
部活・学校行事に熱心なのは、おそらく全ての都立中高一貫校に言えることだと思う。
要は、元の都立高校が普通に部活・学校行事へ取り組んでいた流れをそのままに、勉強も熱心に取り組むという+αの形となり、勉強・部活・学校行事の全てに全力を注ぐという風土になったのだろう。
この風土が良いか、悪いか・・・。
これは、各保護者の価値観によって異なるだろうから、一般論としての結論は見送りましょう。
ただ、私個人としての価値観で言うと、良いことだと思う。
中学・高校は、大学入学に向けた予備校ではない。
多感な時期に、多くの仲間と部活・学校行事に熱中することは良いことであり、更に勉強も頑張ろうとしているのであるのだから、尚良しと言うものである。
ただ、確かに、中には疲弊してしまう子供もいるだろう。
その時に、温かく全員で手を差し伸べられるか・・・そのサポート体制は重要であるが。
★ 都立中高一貫校を希望する理由は?
さて、ここまで読んで頂いて、いかがでしょうか?
とにかく、子供には世に言う難関大学にさえ行ってくれれば良いという価値観のご両親は、やはりやや高い学費を払ってでも、私立中高一貫校に行った方がいいだろう。
私立には、やはりムダが少ない。
(ここでは、敢えて、大学受験に直接関係しない学校行事や熱心な部活動のことをムダと表現しておきたいと思います。)
しかし、少しぐらいムダなことがあっても、中学生・高校生らしい学校生活を謳歌しながら、勉強にも全力投球する生活を送ろうと思う子供には、都立中高一貫校は最適だと思う。
繰り返しに近くなるが、私の価値観では、少しぐらいムダがあってよい。
そのムダが友達との絆を強め、豊かな経験となり、人間の幅を広げる重要な礎になるのであるから、迷う事なく、都立中高一貫校のスタイルを選ぶ。
皆さんは、自分の子どもに、どちらの環境を選択したいと思うだろうか・・・。
★ 合格後も大変だと覚悟して受検を!
都立中高一貫校の学校生活は大変だと言う事を書き始めたものの、どうも中途半端になった気がします。
いつの間にか、価値観の話にすり替わってしまいました。
さて、締めくくりに入りたいと思いますが、とにかく都立中高一貫校の生活はやはり大変と思います。
宿題のボリュームも平均的な中学校に比べるとかなり多いと思いますし、授業の進度も早いですからそのキャッチアップも大変です。
また、既に記載してきたように、部活・学校行事も非常に熱心です。
(ただ、入学後半年ぐらいで、徐々にこの全力投球生活にも慣れてきますけどね。)
都立中高一貫校の人気は続いていますが、合格したら終わりではなく、合格した後からが本当のスタートだということをしっかり認識して受検することが大切だと思います。
最後は、偉そうな発言になってしまいました、すいません。
では、次回は、Yahoo知恵袋で記載したことがありますが、都立中高一貫校間における偏差値・大学合格実績の比較に触れたいと思います。
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以上
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