ホラー好きのフライマン

　 今年の初釣りを海アメマスに絞って苫小牧の海岸に釣行。３日間に渡って大荒れとなった天気も苫小牧では回復して、波がなく陽も射すという絶好のコンディションとなった。向かった先は、サクラマス釣りで定評のある元町海岸。サクラマスにはまだ早いが、アメマスならば、という狙いから。第1投は、海アメで実績のあるピンクのメタルジグ18グラム。風のない海面を勢いよく飛んでいく。遠投するのは気持ちがいいが、１０投ほどしてもアタリはない。

　今度は赤金のジグミノーにチェンジ・・・・・・・？。これにもアタリが無い。その後、ミノーやブルーのメタルジグ、スプーンと繰り出すが、どれにも応えてくれない。潮まわりのせいか、それともまだこの海岸に入っていないのか。















　元町海岸をあきらめて、まだ陽の高いうちに次のポイントの苫小牧東港に移動、火力発電所前のフェンスを目指した。苫小牧東港は、平日とあって釣人の姿はまばらだったが、1箇所だけ多くの釣人で賑っていた場所があった。
それは、いつも肩を寄せ合って竿を出しているフェンス前ではなく、その奥にある発電所のタービンを回した後の水が流れ出る用水地。縦横が30メートルほどの正方形の用水地からは、水が勢いよく海に流れ出る。海と直結しているために、海から温かい水を求めて魚が遡上する。シーズンになればアメマスやサクラマスがよく集まる場所だ。

　この釣堀のような狭い用水地で、おおなごを1本掛けした餌釣りや、ルアー、フライなど様々なスタイルで釣りを行っている。しばらく観ていると、フライと１本掛けの餌釣りに頻繁にアタリが。小は30センチ、大は50センチ余りのアメマスがかかっていた。
　
　その釣りの輪の中に入る勇気はなく、流れ出た水が海水と交わる港の流れ出しの中で、メタルジグやジグミノーなどのルアー釣りを行った。深場に対応できるルアーを駆使したが、一向にアタリが来ない。今日は見物するほうに回ったほうがいいのかもしれない。あきらめて、youtube投稿用の動画を撮ることに専念した。

写真上左：天候に恵まれた苫小牧・元町海岸だったが・・・、同上右：苫小牧東港・火力発電所前の用水路。アメマス釣りで賑っている、下は今回の釣行をまとめたyoutube動画












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