2013年09月24日
Gom(旧Onc).Moon Shadow 'Tiger Tail' BM/JOGA
Gom(旧Onc).Moon Shadow 'Tiger Tail' BM/JOGA(ゴメサ ムーン シャドウ タイガー テイル)が咲きました。
ムーンシャドウ タイガーテイルは黄色と黒のコントラストが美しく、アロハイワナガにはない美しさを持っています。
Gom(旧Onc).Moon Shadow 'Tiger Tail'は、Gom(旧Onc).Hornet x Gom(旧Onc).Big Beeの交配で、1996年登録とのこと。
flexuosum、concolor、forbesii、crispum、marshallianum、varicosum等の原種の血が混じっているようですが、私は旧オンシの原種について特別詳しい訳ではないので、ここから特徴を割り出すことはできず。
詳しく調べれば、面白い発見があるのかもしれません。
旧オンシは、交配が盛んだったのか、現在も精力的に交配が行われているのか等の情報は全く分かりませんが、多くの先人が一生懸命この煌めくコントラストを作ったのだということを想像すると、さらに美しさが際立つ気がします。
栽培は、アロハイワナガ等のオンシと特に変わらず、育てやすい印象があります。
ただし、我が家では、アロハイワナガは不定期に年に2回くらい生育して、2回くらい咲きます。
これに対して、ムーンシャドウ タイガーテイルは、我が家では年に1回しか咲きません。
だいたい今頃咲くことが多く、少し休んで中秋頃から新芽を伸ばし、冬から春にかけて生育し、夏に花茎を伸ばして秋に咲くので、冬の管理が十分できない環境では、もしかしたら上手く生育しないかもしれません。
我が家では、まだ温かいうちにできるだけ新芽を出させて、育てておきたいので、全輪開花するや否や、花茎を早めに切っています。
ある程度の寒さには耐えてくれるので、我が家では結構ぎりぎりまで外に出しており、日中の気温が7〜8℃以上ある場合は、できるだけ屋外で光合成をさせて夜間は取り込むようにしています。
そして、冬は生育期といえど、乾湿のメリハリをある程度つけて、春から水を多めにあげていればよく育ちます。
小さい鉢で、ミズゴケで栽培した方が、バルブがブリブリに育つ印象を受けます。
花茎を伸ばす頃から、バルブに皺が寄ってきますが、これは心配要りません。
アロハイワナガを含めて、上述の栽培方法は、きちんと覚えていないうえに、我が家での様子なので、間違っているかもしれません。
交配に使われている原種の特徴が分かれば、もしかしたら生育サイクルのルーツや、より適した栽培方法が分かるのかもしれません。
今回試みたことは、支柱を使わないで花茎をできるだけ美しく誘引するテストです。
オンシ系は、花茎が長く伸びるので、意外と邪魔になるというか、他の蘭の世話をする時に、折ったりしないよう気を遣います。
よって、できるだけ狭いスペースにコンパクトに収めたいのですが、支柱を立てて誘引するのも面倒臭いです。
これを解決するためには、まずは、株の外側から光を当てて、花茎を株の外側へ伸ばさせます。
ある程度伸びたら、今度は鉢の向きを180°ひっくり返して、次は株の内側から光を当てて、花茎を内側に伸ばさせます。
下の写真で説明すると、まずは左から当てて、次に右から当てる、ということですね。
これをやれば、花茎が株の上に緩やかな曲線を描いて、見栄えもよく、いくらかコンパクトになります。
また、株自体の重心が、基底面内に収まるので、バランスが良く、鉢が倒れにくくなります。
更に細かいコツとして、鉢を180°ひっくり返した後は、むやみに鉢の位置を動かさないことです。
途中で鉢の位置を動かすと、花があっち向いたり、こっち向いたりします。
そのまま放っておけば、下の写真のように、だいたい同じ方向を向いて咲いてくれます。
話は全く変わりますが、先日私は実家へ帰省し、船上からたくさんの島々をみました。
自然が織りなす青と緑の美しさに、程良く晴れた秋空から、やさしい風が吹いていました。
関東に戻ったその夜、実はまた別の船に乗りました。
屋形船から、たくさんのライトが煌めく、東京の夜景をみました。
モダンで洗練された黒と黄色の美しさに、オリンピック招致の決定に沸く東京の空から、ちょっと乾いた秋の風が吹いていました。
過去の東京オリンピック前後の高度経済成長期、多くの先人が一生懸命この煌めくコントラストを作ったのだということを想像すると、さらに美しさが際立つ気がします。
Gom.Moon Shadow 'Tiger Tail'をみて、フラッシュバックした景色と感情。
秋が醸し出す独特の空気のせいか、現在の自分がオーバーラップします、、、、
歓喜ムードの中、大切な人とみている美しい景色なのに、何故か感じてしまう寂しさと虚しさ。
たまらず私は不安になって、また色を探す。
誰もみたことのないような金、銀、錦を探す、、、、、
、、、、、、やがて気付き、私はまた、蘭に帰っていく。
蘭に帰るしかないことを、知る。
アロハイワナガに比べると、それほど見かけにくいですが、根気よく探すともっと安く売られていることもあります。入手することが困難な方は、こちらもまあまあお求めやすいと思います。
上述の原種の1つようです。オンシの原種は競争も少なく、実は面白そう。
私が挑戦したいと思っている憧れのオンシです。他にもオレンジ色の小さいオンシ(あれは何ていうんだろ?)も好きです。
ムーンシャドウ タイガーテイルは黄色と黒のコントラストが美しく、アロハイワナガにはない美しさを持っています。
Gom(旧Onc).Moon Shadow 'Tiger Tail'は、Gom(旧Onc).Hornet x Gom(旧Onc).Big Beeの交配で、1996年登録とのこと。
flexuosum、concolor、forbesii、crispum、marshallianum、varicosum等の原種の血が混じっているようですが、私は旧オンシの原種について特別詳しい訳ではないので、ここから特徴を割り出すことはできず。
詳しく調べれば、面白い発見があるのかもしれません。
旧オンシは、交配が盛んだったのか、現在も精力的に交配が行われているのか等の情報は全く分かりませんが、多くの先人が一生懸命この煌めくコントラストを作ったのだということを想像すると、さらに美しさが際立つ気がします。
栽培は、アロハイワナガ等のオンシと特に変わらず、育てやすい印象があります。
ただし、我が家では、アロハイワナガは不定期に年に2回くらい生育して、2回くらい咲きます。
これに対して、ムーンシャドウ タイガーテイルは、我が家では年に1回しか咲きません。
だいたい今頃咲くことが多く、少し休んで中秋頃から新芽を伸ばし、冬から春にかけて生育し、夏に花茎を伸ばして秋に咲くので、冬の管理が十分できない環境では、もしかしたら上手く生育しないかもしれません。
我が家では、まだ温かいうちにできるだけ新芽を出させて、育てておきたいので、全輪開花するや否や、花茎を早めに切っています。
ある程度の寒さには耐えてくれるので、我が家では結構ぎりぎりまで外に出しており、日中の気温が7〜8℃以上ある場合は、できるだけ屋外で光合成をさせて夜間は取り込むようにしています。
そして、冬は生育期といえど、乾湿のメリハリをある程度つけて、春から水を多めにあげていればよく育ちます。
小さい鉢で、ミズゴケで栽培した方が、バルブがブリブリに育つ印象を受けます。
花茎を伸ばす頃から、バルブに皺が寄ってきますが、これは心配要りません。
アロハイワナガを含めて、上述の栽培方法は、きちんと覚えていないうえに、我が家での様子なので、間違っているかもしれません。
交配に使われている原種の特徴が分かれば、もしかしたら生育サイクルのルーツや、より適した栽培方法が分かるのかもしれません。
今回試みたことは、支柱を使わないで花茎をできるだけ美しく誘引するテストです。
オンシ系は、花茎が長く伸びるので、意外と邪魔になるというか、他の蘭の世話をする時に、折ったりしないよう気を遣います。
よって、できるだけ狭いスペースにコンパクトに収めたいのですが、支柱を立てて誘引するのも面倒臭いです。
これを解決するためには、まずは、株の外側から光を当てて、花茎を株の外側へ伸ばさせます。
ある程度伸びたら、今度は鉢の向きを180°ひっくり返して、次は株の内側から光を当てて、花茎を内側に伸ばさせます。
下の写真で説明すると、まずは左から当てて、次に右から当てる、ということですね。
これをやれば、花茎が株の上に緩やかな曲線を描いて、見栄えもよく、いくらかコンパクトになります。
また、株自体の重心が、基底面内に収まるので、バランスが良く、鉢が倒れにくくなります。
更に細かいコツとして、鉢を180°ひっくり返した後は、むやみに鉢の位置を動かさないことです。
途中で鉢の位置を動かすと、花があっち向いたり、こっち向いたりします。
そのまま放っておけば、下の写真のように、だいたい同じ方向を向いて咲いてくれます。
話は全く変わりますが、先日私は実家へ帰省し、船上からたくさんの島々をみました。
自然が織りなす青と緑の美しさに、程良く晴れた秋空から、やさしい風が吹いていました。
関東に戻ったその夜、実はまた別の船に乗りました。
屋形船から、たくさんのライトが煌めく、東京の夜景をみました。
モダンで洗練された黒と黄色の美しさに、オリンピック招致の決定に沸く東京の空から、ちょっと乾いた秋の風が吹いていました。
過去の東京オリンピック前後の高度経済成長期、多くの先人が一生懸命この煌めくコントラストを作ったのだということを想像すると、さらに美しさが際立つ気がします。
Gom.Moon Shadow 'Tiger Tail'をみて、フラッシュバックした景色と感情。
秋が醸し出す独特の空気のせいか、現在の自分がオーバーラップします、、、、
歓喜ムードの中、大切な人とみている美しい景色なのに、何故か感じてしまう寂しさと虚しさ。
たまらず私は不安になって、また色を探す。
誰もみたことのないような金、銀、錦を探す、、、、、
、、、、、、やがて気付き、私はまた、蘭に帰っていく。
蘭に帰るしかないことを、知る。
アロハイワナガに比べると、それほど見かけにくいですが、根気よく探すともっと安く売られていることもあります。入手することが困難な方は、こちらもまあまあお求めやすいと思います。
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上述の原種の1つようです。オンシの原種は競争も少なく、実は面白そう。
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私が挑戦したいと思っている憧れのオンシです。他にもオレンジ色の小さいオンシ(あれは何ていうんだろ?)も好きです。
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投稿者:チームB|18:40|旧Oncidium属
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