2015年07月11日
軽井沢オーキッドフェア 2015(2)
軽井沢オーキッドフェアの夜は、ホテルでパーティが催されます。
温泉に浸かった後、パーティ会場でお酒を飲んで食事をし、賞品が当たる抽選会に続いてオークションが行われ、昼間以上に楽しいひと時を過ごします。
抽選会では私も良い賞品が当たりましたよ!もし機会があれば、後で紹介したいと思います。
会場では榊原さんが各テーブルを回って来て下さるのですが、驚くことに来場者の名前を全て覚えていらっしゃるか、1人1人の名前を呼びながら、声をかけて下さいます。
なかなかできることではないので、ていうか私には絶対真似できないので、凄いなと思います。
さて、場所を温室の展示会場に戻します。
会場内には気になった花がたくさんありました。
人が多かったことと、会場内の光の関係で写真が上手く撮れていないものも多く、全ては紹介できませんが、抜粋して紹介します。
まず私が気になったのがレストレピア。
クール系のこの美しい蘭が、数点出展されていました。
私も数種栽培していたのですが、関東に越してきたら、いつだったかとてもクソ暑い夏があり、その時全て枯れました。
今回この独特なフォルム、美しいツヤ感を持つ花達をみて、また挑戦したくなったのでした。
Restrepia contorta
Restrepia persicina
Restrepia sanguinea 'Mark'
Restrepia striata
マスデや、他にもこれ絶対クールだろうなっていう感を醸し出している蘭が、多数出展されていました。
クール系にかなり強い方がいらっしゃるようで、私の心を鷲掴みにしたのでした。
以下は、クール系以外も混ぜて紹介しています。
Masd. nidifica
コスタリカ、パナマ、コロンビア、エクアドル、ペルーの450〜2500mに自生するそうです。こういう、小さいマスデ好きです。
Masd. triangularis 'Golden Gate'
コロンビア、エクアドル、ペルー、ヴェネズエラの750〜2300mに自生するそうです。黄色が鮮やかで、マスデの色彩の豊富さ、面白さを改めて思い出させてくれました。
Trisetella triglochin
パナマからボリビア、ブラジル、ベネズエラの200〜2000mの雲務林に自生するそうです。小型の個性的なマスデみたいで、とても可愛い花でした。以前マスデに分類されていたときもあったようです。
Trisetella cressleli
詳細不明ですが、こちらも魅力的な小型の花でした。
Pleurothallis lanceana
コスタリカ、パナマ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、ベネズエラの0〜2100mに自生するそうです。自生範囲も標高も幅があるので、割と栽培し易いのかも。
Pleurothallis nossax
先日根岸園芸でもみかけて気になっていたプレウロ。久々に超超欲しいと思ったのに、コロンビアのカウカ州の2050〜2300mに自生するクールタイプのようです。何かに似てるなって思っていたら、アレだ、ミジンコ!
Zootrophion dayanum aureum
私の好きなズートロフィオンにもいくつか種があるようで、その中のオウリューム個体。見れたことが嬉しくて、もうどうにかなりそうです。ベネズエラ、コロンビア、ペルー、エクアドルの1500〜1900mに自生するクールタイプ。
Ophidium pleurothallispils?
何だかよく分かりませんでしたが、なんか魅力的でした。
Schoenorchis fragrans alba
そもそも難しそうな蘭なのに、珍しいアルバ個体でした。インドのアッサム地方、ミャンマー、タイ、中国の500〜1200mの半落葉樹林に自生するそうです。
Goodyera repens
日本のとある山にも自生しているというクール系。高山に自生し下界では栽培困難と思われるので、自生地を守っていきましょう。
Ceratochilus biglandulosus
株の割に花が大きくて、白だからか目立つし、でも可憐さもあるし、pure waterさんのセンスの良いチョイスでした!ジャワ島の1000〜2000mに自生するややクールタイプのようです。
Bulb. biflorum album
ビフローラムの綺麗なアルバム個体を何輪も咲かせていらっしゃいました。
Bulb. macranthum album
マクランサムの綺麗なアルバム個体でした。
Bulb. pleurothalliadanthum?
詳細不明ですが、白と黄色が何だかとても綺麗だったのでした。何を栽培されても上手いですね。
Liparis bootanensis
ヒマラヤスズムシ草。若い昆虫に擬態したような緑色のリパリスで、欲しくなりました。
Ctsm. Dragon's Tooth
花の感じもシブくて素敵ですが、注目してほしいのは葉。斑が綺麗だったのでした!
Thunia bensoniae
ツニアは白ベースをよく見かけますが、こちらは素敵な濃紫色でした。インド、マレーシア、タイに自生するややクールタイプのようです。
Cal. okinawensis
こちらは琉球エビネ。これ程濃色の個体はまず見かけることはないらしく、かなり珍しいようです。そして会場の様子がチラッと写りこんでいます。たくさんの人が、ああやって解説等を聞き入っているのでした。
そうそう、会場で「No Orchid, No Life.」というブログで有名なpure waterさんに、1週間ぶりに再開しました!
先日から私の家で咲いている札落ちのパフィオのことを気にかけて下さっていて、「コクロ系 × デレナティ系」ではないかとのこと。
木ぶりから、あんなに大きくなるのはコクロ系を使った可能性が高いとのこと。
確かに、1輪咲いては散る頃にもう1輪咲いて、、、コクロっぽい咲き方してました!
何の情報もなく、写真だけでよく分かるよなぁと感心したのでした!
pure waterさん、今回もありがとうございました。
温泉に浸かった後、パーティ会場でお酒を飲んで食事をし、賞品が当たる抽選会に続いてオークションが行われ、昼間以上に楽しいひと時を過ごします。
抽選会では私も良い賞品が当たりましたよ!もし機会があれば、後で紹介したいと思います。
会場では榊原さんが各テーブルを回って来て下さるのですが、驚くことに来場者の名前を全て覚えていらっしゃるか、1人1人の名前を呼びながら、声をかけて下さいます。
なかなかできることではないので、ていうか私には絶対真似できないので、凄いなと思います。
(現在の日本の蘭界を牽引している神々のショット。右端が記憶力が半端じゃなかった園主)
さて、場所を温室の展示会場に戻します。
会場内には気になった花がたくさんありました。
人が多かったことと、会場内の光の関係で写真が上手く撮れていないものも多く、全ては紹介できませんが、抜粋して紹介します。
まず私が気になったのがレストレピア。
クール系のこの美しい蘭が、数点出展されていました。
私も数種栽培していたのですが、関東に越してきたら、いつだったかとてもクソ暑い夏があり、その時全て枯れました。
今回この独特なフォルム、美しいツヤ感を持つ花達をみて、また挑戦したくなったのでした。
Restrepia contorta
Restrepia persicina
Restrepia sanguinea 'Mark'
Restrepia striata
マスデや、他にもこれ絶対クールだろうなっていう感を醸し出している蘭が、多数出展されていました。
クール系にかなり強い方がいらっしゃるようで、私の心を鷲掴みにしたのでした。
以下は、クール系以外も混ぜて紹介しています。
Masd. nidifica
コスタリカ、パナマ、コロンビア、エクアドル、ペルーの450〜2500mに自生するそうです。こういう、小さいマスデ好きです。
Masd. triangularis 'Golden Gate'
コロンビア、エクアドル、ペルー、ヴェネズエラの750〜2300mに自生するそうです。黄色が鮮やかで、マスデの色彩の豊富さ、面白さを改めて思い出させてくれました。
Trisetella triglochin
パナマからボリビア、ブラジル、ベネズエラの200〜2000mの雲務林に自生するそうです。小型の個性的なマスデみたいで、とても可愛い花でした。以前マスデに分類されていたときもあったようです。
Trisetella cressleli
詳細不明ですが、こちらも魅力的な小型の花でした。
Pleurothallis lanceana
コスタリカ、パナマ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、ベネズエラの0〜2100mに自生するそうです。自生範囲も標高も幅があるので、割と栽培し易いのかも。
Pleurothallis nossax
先日根岸園芸でもみかけて気になっていたプレウロ。久々に超超欲しいと思ったのに、コロンビアのカウカ州の2050〜2300mに自生するクールタイプのようです。何かに似てるなって思っていたら、アレだ、ミジンコ!
Zootrophion dayanum aureum
私の好きなズートロフィオンにもいくつか種があるようで、その中のオウリューム個体。見れたことが嬉しくて、もうどうにかなりそうです。ベネズエラ、コロンビア、ペルー、エクアドルの1500〜1900mに自生するクールタイプ。
Ophidium pleurothallispils?
何だかよく分かりませんでしたが、なんか魅力的でした。
Schoenorchis fragrans alba
そもそも難しそうな蘭なのに、珍しいアルバ個体でした。インドのアッサム地方、ミャンマー、タイ、中国の500〜1200mの半落葉樹林に自生するそうです。
Goodyera repens
日本のとある山にも自生しているというクール系。高山に自生し下界では栽培困難と思われるので、自生地を守っていきましょう。
Ceratochilus biglandulosus
株の割に花が大きくて、白だからか目立つし、でも可憐さもあるし、pure waterさんのセンスの良いチョイスでした!ジャワ島の1000〜2000mに自生するややクールタイプのようです。
Bulb. biflorum album
ビフローラムの綺麗なアルバム個体を何輪も咲かせていらっしゃいました。
Bulb. macranthum album
マクランサムの綺麗なアルバム個体でした。
Bulb. pleurothalliadanthum?
詳細不明ですが、白と黄色が何だかとても綺麗だったのでした。何を栽培されても上手いですね。
Liparis bootanensis
ヒマラヤスズムシ草。若い昆虫に擬態したような緑色のリパリスで、欲しくなりました。
Ctsm. Dragon's Tooth
花の感じもシブくて素敵ですが、注目してほしいのは葉。斑が綺麗だったのでした!
Thunia bensoniae
ツニアは白ベースをよく見かけますが、こちらは素敵な濃紫色でした。インド、マレーシア、タイに自生するややクールタイプのようです。
Cal. okinawensis
こちらは琉球エビネ。これ程濃色の個体はまず見かけることはないらしく、かなり珍しいようです。そして会場の様子がチラッと写りこんでいます。たくさんの人が、ああやって解説等を聞き入っているのでした。
そうそう、会場で「No Orchid, No Life.」というブログで有名なpure waterさんに、1週間ぶりに再開しました!
先日から私の家で咲いている札落ちのパフィオのことを気にかけて下さっていて、「コクロ系 × デレナティ系」ではないかとのこと。
木ぶりから、あんなに大きくなるのはコクロ系を使った可能性が高いとのこと。
確かに、1輪咲いては散る頃にもう1輪咲いて、、、コクロっぽい咲き方してました!
何の情報もなく、写真だけでよく分かるよなぁと感心したのでした!
pure waterさん、今回もありがとうございました。
この記事へのコメント