2015年06月22日
Spiranthes sinensis var. amoena(和名;ネジバナ)
Spiranthes sinensis var. amoena(和名;ネジバナ)の季節になりました!
良く観察すると、捻じれの向きが反対のもの、あまり捻じれないもの、捻じれたうえにカーブするもの、色が濃いrubra type、薄いもの等様々なものがあり、興味深いです。
ちなみに右巻きと左巻きの比率は1:1とのこと。
私が異常に興味津々だったせいか、知人がconcolor、quasi alba等を見せてくれました(写真はありません)。
私はナマでみたことはありませんが、albaや斑入りも存在するようです。
芝生の中や、ちょっとした路側帯など、日本全土のいたる所に自生しています。
シベリアの方まで自生しているというから驚きです。
自然環境でクラスターとして世代交代しながら咲いている分には強健ですが、個体寿命が短いようで、同一個体の長期的栽培は非常に難しいそうです。
私も以前栽培していましたが、鉢植えでの栽培は難しかったです。
枯れる要因として、植え替え等により土中の共生菌との関係が崩れることが挙げられるそうです。
いっそ植え替えとかしない方が良いのか、、、、
でも水遣りとか他の雑菌の混入とかで、容易に共生菌との関係は崩れるだろうし、やっぱり鉢での栽培は難しいんだと思います。
そういう訳で、私はこの時期の風物詩として、外でみるようにしています。
自宅で育てるのは難しいし、置き場所もないし、今後も外で毎年大量に見れる訳だし、、、、たまに珍しいのが見れたらラッキーと思う程度にしています。
すぐに絶滅するような種ではないと思いますが、できれば盗掘などせず自然の状態で愛で、大切に保護していきたいですね。
さて本日のヤフーニュースで、これまで四国・関東・北陸で確認されていた、Cremastra sp.(和名;トクシマサイハイラン(仮称))が、近畿(滋賀県)でもみつかったらしく、ニュースとして取り上げられていました。
このトクシマサイハイランは、通常のサイハイランに比べて花は赤く、構造も異なり、モイワランに似たところがあるらしいです。
しかし、葉の出方や花の形状がモイワランとも異なり、新種の可能性があるそうです。
光合成をせず、お辞儀をして自家受粉するGastrodia flexistyloides(和名;ヌカヅキヤツシロラン)発見のニュースも記憶に新しいですが、蘭関連のニュースが採り上げられると、趣味家として正直嬉しいですね。
研究者の方はきっと我々が考えている以上に大変だと思いますが、今後の発展を切に願うばかりです。
そして記事にも書かれていましたが、我々も蘭愛好家としてこのような希少種は絶対に盗掘などせず、種を絶滅から守りましょう。
最後に、脈略はありませんが、例会のファレノプシスの勉強会が面白かったのと、会場で見かけたファレノプシスが素敵だったので2種紹介。
Phal. violacea var. Mentawai
日本では入手困難と言われているらしいレアなvarietyとのこと。
Phal. mannii?
なんだか取り留めのない内容になってしまい、これはどうやって終わったら良いのかよくわからなくなりましたが、そういう訳でまた次回〜(笑)
良く観察すると、捻じれの向きが反対のもの、あまり捻じれないもの、捻じれたうえにカーブするもの、色が濃いrubra type、薄いもの等様々なものがあり、興味深いです。
ちなみに右巻きと左巻きの比率は1:1とのこと。
私が異常に興味津々だったせいか、知人がconcolor、quasi alba等を見せてくれました(写真はありません)。
私はナマでみたことはありませんが、albaや斑入りも存在するようです。
芝生の中や、ちょっとした路側帯など、日本全土のいたる所に自生しています。
シベリアの方まで自生しているというから驚きです。
自然環境でクラスターとして世代交代しながら咲いている分には強健ですが、個体寿命が短いようで、同一個体の長期的栽培は非常に難しいそうです。
私も以前栽培していましたが、鉢植えでの栽培は難しかったです。
枯れる要因として、植え替え等により土中の共生菌との関係が崩れることが挙げられるそうです。
いっそ植え替えとかしない方が良いのか、、、、
でも水遣りとか他の雑菌の混入とかで、容易に共生菌との関係は崩れるだろうし、やっぱり鉢での栽培は難しいんだと思います。
そういう訳で、私はこの時期の風物詩として、外でみるようにしています。
自宅で育てるのは難しいし、置き場所もないし、今後も外で毎年大量に見れる訳だし、、、、たまに珍しいのが見れたらラッキーと思う程度にしています。
すぐに絶滅するような種ではないと思いますが、できれば盗掘などせず自然の状態で愛で、大切に保護していきたいですね。
(こういうところに良く咲いています)
(こういう道路脇でもよく見かけます)
さて本日のヤフーニュースで、これまで四国・関東・北陸で確認されていた、Cremastra sp.(和名;トクシマサイハイラン(仮称))が、近畿(滋賀県)でもみつかったらしく、ニュースとして取り上げられていました。
このトクシマサイハイランは、通常のサイハイランに比べて花は赤く、構造も異なり、モイワランに似たところがあるらしいです。
しかし、葉の出方や花の形状がモイワランとも異なり、新種の可能性があるそうです。
光合成をせず、お辞儀をして自家受粉するGastrodia flexistyloides(和名;ヌカヅキヤツシロラン)発見のニュースも記憶に新しいですが、蘭関連のニュースが採り上げられると、趣味家として正直嬉しいですね。
研究者の方はきっと我々が考えている以上に大変だと思いますが、今後の発展を切に願うばかりです。
そして記事にも書かれていましたが、我々も蘭愛好家としてこのような希少種は絶対に盗掘などせず、種を絶滅から守りましょう。
最後に、脈略はありませんが、例会のファレノプシスの勉強会が面白かったのと、会場で見かけたファレノプシスが素敵だったので2種紹介。
Phal. violacea var. Mentawai
日本では入手困難と言われているらしいレアなvarietyとのこと。
Phal. mannii?
なんだか取り留めのない内容になってしまい、これはどうやって終わったら良いのかよくわからなくなりましたが、そういう訳でまた次回〜(笑)
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