2015年06月28日
第19回 つくば洋蘭展(裏)
裏、、、なんて魅力的な響き。
未知への好奇心、危険と隣り合わせのスリル、刺激的な大人の誘惑、、、、
イケナイと分かっていても覗いてみたくなる心理、、、、
そう、ウラに惹かれない人間などいないのだ。
そういう訳で、今回は前回紹介しきれなかった、「第19 回つくば洋蘭展」の裏蘭展、私の個人的お気に入りを紹介していきます。
勝手に選抜総選挙をしたり、勝手に目玉企画を作ったりしていますが、あくまで個人的な妄想の世界なので、自己責任でお気をつけてご覧下さい(?)
まずは私が見ていた景色。
顔を上げると目の前にこんな絶景があって、それなのに隣の人とおしゃべりをしたり、ちょっとウトウトしたり、そしてたまに受付を頑張ってみたりして、でもふと気付くとまた絶景を眺めていて、、、、あ、なんかここ特等席だなって思います!
今回、個人的選抜総選挙の1位、センターの座に輝いたのはこちらです!
Bulb. phalaenopsis 'Tsukuba'
この色彩はアルバと呼ぶのでしょうか。私はこの会に所属しているため度々お見かけしますが、他ではまず見かけることが少ない超希少個体だと思います。時々外部の蘭展にも出展されているので、見かけた方はラッキーだと思います。何を栽培されても上手い、つくばの後藤兼吉氏のような方の出展でした。
個人的選抜総選挙の神7こと2〜7位はブログの構成上、最後に発表したいと思います。
さて、個人的好きカトレアにランクインしたのは2点!
Psh. mariae
花が大きく、各パーツのレベルも高かったマリエの良個体でした。こちらもなかなかみかけない花のレベルで、個体名を付けて区別した方が良いくらい素敵でした。
C. tigrina 'Akiko'
花型が整っていて、スポットの入り方も面白く、輪数も何輪咲いてるんだろうってくらい凄かった蘭神様のレオポル。見せ方も素晴らしく、株姿全体のバランスを整えて花を引き立てるために、精巧な誘引がなされています。
今回の個人的目玉はアングロアでした。
この全開しない感じ、惹かれます。
Anguloa uniflora
1輪でしたが、花と葉、鉢、コンポストのヴィジュアル的なトータルバランスに品があり、惹かれました。
☆Anguloa ruckeri
こちらも色彩・形状共に面白く、魅力的でした。
個人的好きパフィオにランクインしたのは、4点!
Paph. parishii
花の素晴らしさもさることながら、株の割に2花茎で輪数も多く、お立ち台に上がっていたパリシー。
Paph. parishii 'Riverside'
濁りのない質感、リップの色・形等、個人的にはこちらの花の方が好き。
Paph. Conco-callosum
面白い色彩でした。
Paph. godefroyae var. leucokilum 'Raicho #1'
理想的な形に加えて、この展開の良さとスポットの美しさ、品の良さ。相変わらず素晴らしかったです。
個人的好きその他にランクインしたのは、9点もあります!
Bulb. macranthum alba
マクランサムはtipoも好きですが、そのアルバ個体。アルバなのに形も良かったです。
☆Luisia thailandica
花も面白いですが、この棒状のバルブ自体にすでに観賞価値があるような気がします。
Pleurothallis U/R(phymatodea × tiaguei)
あのー、さるぼぼがくっついてますよ?
☆Cal. sylvatica
私のカランセに対する興味関心をさらに引き上げてくれました。
Den. munifcaum
栽培・花付き・仕立てが3拍子揃って見事でした。
Sarcophyton pachyphyllum
フィリピンの500mまでの標高に自生する、高温を要する種。株の形も花も魅力的でした。出品者の方のセンスが非常に素晴らしいです。
Eulophia spectabilis
アジア〜オセアニアの200〜900mに広く分布する種。こちらも花も球根?も、細い何かも、何もかもに惹かれます。
Bulb. echinolabium
まだ蕾の状態だったのですが、ちょっと衝撃的なフォルムでした。
Angracum calcoelus
あまりみかけないアングレカムで、ちっちゃい花がたくさん咲きまくってました!
さて、最後に個人的選抜総選挙の2〜7位、神7を発表します。
この蘭展の魅力は、ここでしかみられないレベルの花、栽培、仕立てが、何気なく多いことです。
私はここで、そのような半端ではないレベルの株に、当たり前のように触れながら過ごしています。
その時間は幸福で、こんなに幸せを感じまくると頭がショートして死んでしまうのではないかと、時に幸せ過ぎることが怖くなります。
Hab. carnea f.alba
第3位はこちらのハベナリア。こちらが1位でもヨカッタのですが、、、、今回はごめんなさい。通常ピンクですが、その色彩変異の珍しい個体で形も大きさも素晴らしく、もっと評価されても良い個体だと思いました。ここでしかみたことない、蘭神様の一級品。
Tolumnia sylvestris
第4位。こちらは栽培が難しいのに、綺麗に咲かせていらっしゃいました。ミズゴケなんかに植え込むと、葉がハラハラハラッと少しずつ落ちていって上手く育ちません。この栽培、お見事でした!オンシ奥様の出展。さすが!
☆Vandopsis(syn.Hygrochilus) parishii
5〜7位は同率です。こちらはファレノプシスかと思いきや違うみたいで、個人的に欲しいと思った花です。つまり、この選抜総選挙は私が欲しいと思うくらい個人的に好きな花で構成されている、超適当な総選挙なのでした。
Onc. henekenii
こちらも同じく5位。株の割に花が大きくて、花もこの種ではあまり見ない感じだし、栽培も難しそうだし、でもこの大きさの割にお高くて5000円くらいはするはず、、、。もっと安ければ欲しいところですが、買ってもすぐ枯れそうで手が出せません。そういうところを加味してランクイン。個人的には5000円オンシと呼んでいます。
Aenth. Hsinying Ramosa(エランテス シンイン ラモサ)
こちらも同じく5位。葉や花の色・形、長い花茎、特徴的なこれらの素材を完璧に仕立てた美的センス。全てのバランスが良くて、その仕事に惚れました。
☆V. merrillii
こちらは2位。こちらもあまり見かけない黒系バンダ。ワックスをかけたような渋い色合いで、株も良く育てていらっしゃいました。途中で気になった方もいらっしゃると思いますが、☆マークをつけているのは全て同一者の出展株です。見て頂くと分かる通りセンスが良くて、つくばの最終兵器ともいえるお方でしょう。
そういう訳で、第19回つくば洋蘭展も無事に終わったのでした。
ご来場頂いた皆様ありがとうございました!
また次回、素敵な出会いができることを楽しみにしております。
さてさて、本日根岸園芸のBBQにイッテきました!
早速、素敵な出会いをしてきましたよ、「No Orchid, No Life.」というブログを手掛ける、PLANTさんです。
あ、pure waterさんって呼んだ方が良いのかな?
pure waterさんは、蘭界の次の時代を間違いなく牽引していくであろう最重要人物です。
蘭栽培もブログも丁寧で、知識や経験が豊富だし、私がよく拝見させて頂いているブロガーの1人です。
pure waterさんのブログをまだ見たことない人は是非見てみて下さい、面白いですよ。
そういう訳で、pure waterさんにあやかるために、pure waterさんが手掛けるブログと我が家の良く分からない花を無理矢理コラボ。
pure waterさん、このパフィオ札落ちだったんですけど、すごいデカくなっちゃって何すかね?
もしかして呪われてるんでしょうか?
未知への好奇心、危険と隣り合わせのスリル、刺激的な大人の誘惑、、、、
イケナイと分かっていても覗いてみたくなる心理、、、、
そう、ウラに惹かれない人間などいないのだ。
そういう訳で、今回は前回紹介しきれなかった、「第19 回つくば洋蘭展」の裏蘭展、私の個人的お気に入りを紹介していきます。
勝手に選抜総選挙をしたり、勝手に目玉企画を作ったりしていますが、あくまで個人的な妄想の世界なので、自己責任でお気をつけてご覧下さい(?)
まずは私が見ていた景色。
顔を上げると目の前にこんな絶景があって、それなのに隣の人とおしゃべりをしたり、ちょっとウトウトしたり、そしてたまに受付を頑張ってみたりして、でもふと気付くとまた絶景を眺めていて、、、、あ、なんかここ特等席だなって思います!
今回、個人的選抜総選挙の1位、センターの座に輝いたのはこちらです!
Bulb. phalaenopsis 'Tsukuba'
この色彩はアルバと呼ぶのでしょうか。私はこの会に所属しているため度々お見かけしますが、他ではまず見かけることが少ない超希少個体だと思います。時々外部の蘭展にも出展されているので、見かけた方はラッキーだと思います。何を栽培されても上手い、つくばの後藤兼吉氏のような方の出展でした。
個人的選抜総選挙の神7こと2〜7位はブログの構成上、最後に発表したいと思います。
さて、個人的好きカトレアにランクインしたのは2点!
Psh. mariae
花が大きく、各パーツのレベルも高かったマリエの良個体でした。こちらもなかなかみかけない花のレベルで、個体名を付けて区別した方が良いくらい素敵でした。
C. tigrina 'Akiko'
花型が整っていて、スポットの入り方も面白く、輪数も何輪咲いてるんだろうってくらい凄かった蘭神様のレオポル。見せ方も素晴らしく、株姿全体のバランスを整えて花を引き立てるために、精巧な誘引がなされています。
今回の個人的目玉はアングロアでした。
この全開しない感じ、惹かれます。
Anguloa uniflora
1輪でしたが、花と葉、鉢、コンポストのヴィジュアル的なトータルバランスに品があり、惹かれました。
☆Anguloa ruckeri
こちらも色彩・形状共に面白く、魅力的でした。
個人的好きパフィオにランクインしたのは、4点!
Paph. parishii
花の素晴らしさもさることながら、株の割に2花茎で輪数も多く、お立ち台に上がっていたパリシー。
Paph. parishii 'Riverside'
濁りのない質感、リップの色・形等、個人的にはこちらの花の方が好き。
Paph. Conco-callosum
面白い色彩でした。
Paph. godefroyae var. leucokilum 'Raicho #1'
理想的な形に加えて、この展開の良さとスポットの美しさ、品の良さ。相変わらず素晴らしかったです。
個人的好きその他にランクインしたのは、9点もあります!
Bulb. macranthum alba
マクランサムはtipoも好きですが、そのアルバ個体。アルバなのに形も良かったです。
☆Luisia thailandica
花も面白いですが、この棒状のバルブ自体にすでに観賞価値があるような気がします。
Pleurothallis U/R(phymatodea × tiaguei)
あのー、さるぼぼがくっついてますよ?
☆Cal. sylvatica
私のカランセに対する興味関心をさらに引き上げてくれました。
Den. munifcaum
栽培・花付き・仕立てが3拍子揃って見事でした。
Sarcophyton pachyphyllum
フィリピンの500mまでの標高に自生する、高温を要する種。株の形も花も魅力的でした。出品者の方のセンスが非常に素晴らしいです。
Eulophia spectabilis
アジア〜オセアニアの200〜900mに広く分布する種。こちらも花も球根?も、細い何かも、何もかもに惹かれます。
Bulb. echinolabium
まだ蕾の状態だったのですが、ちょっと衝撃的なフォルムでした。
Angracum calcoelus
あまりみかけないアングレカムで、ちっちゃい花がたくさん咲きまくってました!
さて、最後に個人的選抜総選挙の2〜7位、神7を発表します。
この蘭展の魅力は、ここでしかみられないレベルの花、栽培、仕立てが、何気なく多いことです。
私はここで、そのような半端ではないレベルの株に、当たり前のように触れながら過ごしています。
その時間は幸福で、こんなに幸せを感じまくると頭がショートして死んでしまうのではないかと、時に幸せ過ぎることが怖くなります。
Hab. carnea f.alba
第3位はこちらのハベナリア。こちらが1位でもヨカッタのですが、、、、今回はごめんなさい。通常ピンクですが、その色彩変異の珍しい個体で形も大きさも素晴らしく、もっと評価されても良い個体だと思いました。ここでしかみたことない、蘭神様の一級品。
Tolumnia sylvestris
第4位。こちらは栽培が難しいのに、綺麗に咲かせていらっしゃいました。ミズゴケなんかに植え込むと、葉がハラハラハラッと少しずつ落ちていって上手く育ちません。この栽培、お見事でした!オンシ奥様の出展。さすが!
☆Vandopsis(syn.Hygrochilus) parishii
5〜7位は同率です。こちらはファレノプシスかと思いきや違うみたいで、個人的に欲しいと思った花です。つまり、この選抜総選挙は私が欲しいと思うくらい個人的に好きな花で構成されている、超適当な総選挙なのでした。
Onc. henekenii
こちらも同じく5位。株の割に花が大きくて、花もこの種ではあまり見ない感じだし、栽培も難しそうだし、でもこの大きさの割にお高くて5000円くらいはするはず、、、。もっと安ければ欲しいところですが、買ってもすぐ枯れそうで手が出せません。そういうところを加味してランクイン。個人的には5000円オンシと呼んでいます。
Aenth. Hsinying Ramosa(エランテス シンイン ラモサ)
こちらも同じく5位。葉や花の色・形、長い花茎、特徴的なこれらの素材を完璧に仕立てた美的センス。全てのバランスが良くて、その仕事に惚れました。
☆V. merrillii
こちらは2位。こちらもあまり見かけない黒系バンダ。ワックスをかけたような渋い色合いで、株も良く育てていらっしゃいました。途中で気になった方もいらっしゃると思いますが、☆マークをつけているのは全て同一者の出展株です。見て頂くと分かる通りセンスが良くて、つくばの最終兵器ともいえるお方でしょう。
そういう訳で、第19回つくば洋蘭展も無事に終わったのでした。
ご来場頂いた皆様ありがとうございました!
また次回、素敵な出会いができることを楽しみにしております。
さてさて、本日根岸園芸のBBQにイッテきました!
早速、素敵な出会いをしてきましたよ、「No Orchid, No Life.」というブログを手掛ける、PLANTさんです。
あ、pure waterさんって呼んだ方が良いのかな?
pure waterさんは、蘭界の次の時代を間違いなく牽引していくであろう最重要人物です。
蘭栽培もブログも丁寧で、知識や経験が豊富だし、私がよく拝見させて頂いているブロガーの1人です。
pure waterさんのブログをまだ見たことない人は是非見てみて下さい、面白いですよ。
そういう訳で、pure waterさんにあやかるために、pure waterさんが手掛けるブログと我が家の良く分からない花を無理矢理コラボ。
pure waterさん、このパフィオ札落ちだったんですけど、すごいデカくなっちゃって何すかね?
もしかして呪われてるんでしょうか?
「No Orchid, No Life.」 pure waterさんのブログ
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