2015年06月26日
第19回 つくば洋蘭展
「第19回 つくば洋蘭展」にイッテきました!
会場へいざなう通路で、まず出迎えてくれたのがこちらの株達。
あっ、蘭神様の作品がありました!
こちらの通路は、この蘭展の玄関・顔として重要な要素になるので、精鋭たちが並びます。
V. Nara 'Yumika'
昨年も巨大生物が今にも動き出しそうなインパクトがあったのですが、今年はさらに大きくなってパワーアップしていました!
Den. agregatum
黄金が降り注いでいるかのように仕立てられたアグレガタム。どの株を見てもそうですが、見せ方上手いですね。勉強になります。
こちらはお立ち台の風景。
華美さはないかもしれませんが、私はこの落ち着いた雰囲気、大切に育てられて、大切に飾られているこの雰囲気がなんとも好きです。
C. Hawaiian Variable
最優秀賞はこちらの2枚葉系交配種。花もイイし、栽培も素晴らしかったです。
蘭女帝の大株も発見!
それぞれのカトレアがもつポテンシャルを最大に引き出す栽培。
頭が下がります。
C. gaskelliana 'Blue Dragon'
C. warscewiczii 'Magdalena'
こちらは、カトレアとその近縁種。
C. purprata albecens × self
色が良いなと思ったパープラータの1つです。
Rl. digbyana #1('Yoko'HCC/AJOS × 'Shiny Akiko')
こちらのディグビアナはある蘭神様が交配されたものらしく、私も以前株市で入手して栽培してるのですが、どうりが花が異様に大きい個体な訳です。その個体を、当会でおそらく最高齢の方が立派に咲かせて展示されていました。素晴らしいです。
エンシクリアも数点展示されていました。
この種は全体的に地味な花が多い印象ですが、交配種は色合いが綺麗になっています。
どちらも魅力的ですが、私は現在のところ地味な、地味過ぎるくらいの原種に惹かれます。
Enc. U/R(diurna × incumbens)
Epi. Serena O'neill
☆Enc. selligera
最近流行っているラディカンス系のエピデンの良さは私にはよく分からないのですが、このようなフォルムのエピデンは好きです。
Epi. oerstedii
色も形もシンプルなのですが、花が比較的大きい原種で目を引きました。御夫婦揃ってオンシ系栽培が非常に優れている、そして人柄も素晴らしいオンシ夫婦の旦那様の出展でした。
Btt.(Eplc.) Haiku Twinkle 'Red Elf'
Wエースの1人の方、センスの良い色彩バランスをしたエピデンを漆器を鉢カバーにして。このようなきめ細かいテクニックは重要で、仮に同じようなレベルの株が2つ並んだ場合、最後に差をつけるのはやっぱりこのような手の行き届いた株になるのだと思います。この見せ方のセンス、真似したいです。
Epi. prismatocarpum
こちらはこの時期よく見かけますが、この個体は点が大きくハッキリしていて、綺麗なトラ柄でした。
Epi. difforme
昨年最優秀賞を受賞された、Wエースのもう1人の方。いつもどの株でも栽培レベルが高いです。
そしてソブラリアやツニアがありました。
ソブラリアはちょっと流行ってるのか、1日花と言われている割に最近やたらと見かけるので、テンションが上がります。
☆Sobralia macrantha alba
私にはソブラリア自体が珍しいのですが、その原種のアルバ個体のようです。いつも言ってしまいますが、この方はセンスが良くて、目利きです。
Sobralia macranthe alba
(名前を撮り忘れてしまい申し訳ないです、、、)
☆Thunia marshalliae
ツニアは株が細長い割に花が大きいので魅力的です。
☆Thunia bracteata
花弁が細くて暴れやすいツニアの花ですが、こちらは色合いも形も上品なタイプでした。
ここからは会場内で見かけて良いなと思ったものを順次紹介していきます。
☆Paph. philippinense album
アルバをみるとやっぱり良いなぁ、と改めて思います。もうそれだけで芸術的です。
Dtps. Kaoda Twinkle
こちらはファレノプシスの栽培が得意な方の出展株。センスが良いなと思います。
Phal. U/R(Joy Micholuedde × Fortune Buddha)
このような柄?模様?のファレノプシスは花が小さめの印象なのに、こちらの交配種は株の割に花が大きかったです。
Vasco. Mishima Lime × Prra. Luke Thai
フレグランスの女王が手掛けたバンダ系交配種。涼しげなグリーンの色遣いで魅力的でした。残念なことにフレグランスを確認し忘れてしまいました、、、、。きっと良い香りがしただろうに、勿体無いことをしたな、と思いました。
Aer. houllettiana × sib.
Wエースの方のエリデスの原種。花も素敵ですが、この見せ方にも惹かれます。
Asctm. Sagarik Gold
元気なオレンジアスコ。花びっしりでした!
Asctm. anpullaceum 'C.B'
こちらは可愛いピンクアスコ。原種なのにこの花の丸さ。こちらも花びっしりでした!
☆Asctm. anpullaceum alba
こちらは珍しいアルバアスコ。アスコって株が小さい割に花は綺麗だし、栽培してみたいなと思いました。蘭展や例会では、時々こういう風に思える出会いがふいにあって、これって一目惚れっていうんでしょうか、何歳になってもときめくことができるし、好きになっても誰も傷つかないし、蘭をやっている人は気持ちが若い人が多いですが、こういう出会いが多いことが若々しくいられる秘訣ではないかと思います。
Den. bensoniae
なんかさっきからとても視線を感じるなと警戒していたら、、、、こちら!こんなの部屋にあったら変なことできないですね。
Den. convolutum
超絶魅力的だった濃緑デンドロ。
Den. hellwingianum
栽培が難しそうなデンドロを綺麗に栽培されて、たくさん咲かせていらっしゃいました。出展者は何を栽培されても上手い、つくばの後藤兼吉氏のような方です。
Pescatorea cerina
指を差し出したら噛みつかれそうなペスカトレアでした。
☆Bif. atropurpuea
リップの質感が美しいビフレナリアでした。花弁の色もどうやら濃いめの個体のようです。
☆Coel. fragrans 'Harper'
セロジネのフレグランスをたくさん咲かせていらっしゃいました。香りが無いという人もいらっしゃいますが、時間帯(昼だったかな?)によっては良い香りがしたハズ、、、
Epipactis thunbergii
カキランという渋すぎる東洋蘭の出展。花をよく見るとすごく綺麗です。柿色とピンクという、東洋蘭には珍しいメルヘン系の配色センス。
Stan. tigrina
スタンホペアは蘭の中でも変わり者の属です。どういう訳か花茎が株の下方に伸び出す性質があるので、鉢底に穴を開けて栽培しないとなりません。見かけることの少ない蘭ですが、今回タイミング良く開花していて、見れて嬉しかったです。
Bulb. longiflorum 'Tokyo'
ラストを飾るのは、Wエースの方のバルボ。昨年も出展されていたのですが、今年もこの時期にピッタリ合わせて開花させていらっしゃいました。バルボはへんてこりんな花が多いですが、この方が仕立てると可愛くなったり、上品に仕上がったりするから不思議です。
最後にこちらが私が回っていた会場です。
もう終わってしまったのですが、この写真を見るとついまた行きたいなと思ってしまいます、、、、
しかし、今年と同じ景色には二度と戻れない訳で、蘭展は一期一会だなとしみじみ感じます。
このような記録を通して、少しでも思い出せるよう努めたいと思います。
来年も開催される場合は、お近くの方は是非足をお運び下さいませ。
会場へいざなう通路で、まず出迎えてくれたのがこちらの株達。
あっ、蘭神様の作品がありました!
こちらの通路は、この蘭展の玄関・顔として重要な要素になるので、精鋭たちが並びます。
V. Nara 'Yumika'
昨年も巨大生物が今にも動き出しそうなインパクトがあったのですが、今年はさらに大きくなってパワーアップしていました!
Den. agregatum
黄金が降り注いでいるかのように仕立てられたアグレガタム。どの株を見てもそうですが、見せ方上手いですね。勉強になります。
こちらはお立ち台の風景。
華美さはないかもしれませんが、私はこの落ち着いた雰囲気、大切に育てられて、大切に飾られているこの雰囲気がなんとも好きです。
C. Hawaiian Variable
最優秀賞はこちらの2枚葉系交配種。花もイイし、栽培も素晴らしかったです。
蘭女帝の大株も発見!
それぞれのカトレアがもつポテンシャルを最大に引き出す栽培。
頭が下がります。
C. gaskelliana 'Blue Dragon'
C. warscewiczii 'Magdalena'
こちらは、カトレアとその近縁種。
C. purprata albecens × self
色が良いなと思ったパープラータの1つです。
Rl. digbyana #1('Yoko'HCC/AJOS × 'Shiny Akiko')
こちらのディグビアナはある蘭神様が交配されたものらしく、私も以前株市で入手して栽培してるのですが、どうりが花が異様に大きい個体な訳です。その個体を、当会でおそらく最高齢の方が立派に咲かせて展示されていました。素晴らしいです。
エンシクリアも数点展示されていました。
この種は全体的に地味な花が多い印象ですが、交配種は色合いが綺麗になっています。
どちらも魅力的ですが、私は現在のところ地味な、地味過ぎるくらいの原種に惹かれます。
Enc. U/R(diurna × incumbens)
Epi. Serena O'neill
☆Enc. selligera
最近流行っているラディカンス系のエピデンの良さは私にはよく分からないのですが、このようなフォルムのエピデンは好きです。
Epi. oerstedii
色も形もシンプルなのですが、花が比較的大きい原種で目を引きました。御夫婦揃ってオンシ系栽培が非常に優れている、そして人柄も素晴らしいオンシ夫婦の旦那様の出展でした。
Btt.(Eplc.) Haiku Twinkle 'Red Elf'
Wエースの1人の方、センスの良い色彩バランスをしたエピデンを漆器を鉢カバーにして。このようなきめ細かいテクニックは重要で、仮に同じようなレベルの株が2つ並んだ場合、最後に差をつけるのはやっぱりこのような手の行き届いた株になるのだと思います。この見せ方のセンス、真似したいです。
Epi. prismatocarpum
こちらはこの時期よく見かけますが、この個体は点が大きくハッキリしていて、綺麗なトラ柄でした。
Epi. difforme
昨年最優秀賞を受賞された、Wエースのもう1人の方。いつもどの株でも栽培レベルが高いです。
そしてソブラリアやツニアがありました。
ソブラリアはちょっと流行ってるのか、1日花と言われている割に最近やたらと見かけるので、テンションが上がります。
☆Sobralia macrantha alba
私にはソブラリア自体が珍しいのですが、その原種のアルバ個体のようです。いつも言ってしまいますが、この方はセンスが良くて、目利きです。
Sobralia macranthe alba
(名前を撮り忘れてしまい申し訳ないです、、、)
☆Thunia marshalliae
ツニアは株が細長い割に花が大きいので魅力的です。
☆Thunia bracteata
花弁が細くて暴れやすいツニアの花ですが、こちらは色合いも形も上品なタイプでした。
ここからは会場内で見かけて良いなと思ったものを順次紹介していきます。
☆Paph. philippinense album
アルバをみるとやっぱり良いなぁ、と改めて思います。もうそれだけで芸術的です。
Dtps. Kaoda Twinkle
こちらはファレノプシスの栽培が得意な方の出展株。センスが良いなと思います。
Phal. U/R(Joy Micholuedde × Fortune Buddha)
このような柄?模様?のファレノプシスは花が小さめの印象なのに、こちらの交配種は株の割に花が大きかったです。
Vasco. Mishima Lime × Prra. Luke Thai
フレグランスの女王が手掛けたバンダ系交配種。涼しげなグリーンの色遣いで魅力的でした。残念なことにフレグランスを確認し忘れてしまいました、、、、。きっと良い香りがしただろうに、勿体無いことをしたな、と思いました。
Aer. houllettiana × sib.
Wエースの方のエリデスの原種。花も素敵ですが、この見せ方にも惹かれます。
Asctm. Sagarik Gold
元気なオレンジアスコ。花びっしりでした!
Asctm. anpullaceum 'C.B'
こちらは可愛いピンクアスコ。原種なのにこの花の丸さ。こちらも花びっしりでした!
☆Asctm. anpullaceum alba
こちらは珍しいアルバアスコ。アスコって株が小さい割に花は綺麗だし、栽培してみたいなと思いました。蘭展や例会では、時々こういう風に思える出会いがふいにあって、これって一目惚れっていうんでしょうか、何歳になってもときめくことができるし、好きになっても誰も傷つかないし、蘭をやっている人は気持ちが若い人が多いですが、こういう出会いが多いことが若々しくいられる秘訣ではないかと思います。
Den. bensoniae
なんかさっきからとても視線を感じるなと警戒していたら、、、、こちら!こんなの部屋にあったら変なことできないですね。
Den. convolutum
超絶魅力的だった濃緑デンドロ。
Den. hellwingianum
栽培が難しそうなデンドロを綺麗に栽培されて、たくさん咲かせていらっしゃいました。出展者は何を栽培されても上手い、つくばの後藤兼吉氏のような方です。
Pescatorea cerina
指を差し出したら噛みつかれそうなペスカトレアでした。
☆Bif. atropurpuea
リップの質感が美しいビフレナリアでした。花弁の色もどうやら濃いめの個体のようです。
☆Coel. fragrans 'Harper'
セロジネのフレグランスをたくさん咲かせていらっしゃいました。香りが無いという人もいらっしゃいますが、時間帯(昼だったかな?)によっては良い香りがしたハズ、、、
Epipactis thunbergii
カキランという渋すぎる東洋蘭の出展。花をよく見るとすごく綺麗です。柿色とピンクという、東洋蘭には珍しいメルヘン系の配色センス。
Stan. tigrina
スタンホペアは蘭の中でも変わり者の属です。どういう訳か花茎が株の下方に伸び出す性質があるので、鉢底に穴を開けて栽培しないとなりません。見かけることの少ない蘭ですが、今回タイミング良く開花していて、見れて嬉しかったです。
Bulb. longiflorum 'Tokyo'
ラストを飾るのは、Wエースの方のバルボ。昨年も出展されていたのですが、今年もこの時期にピッタリ合わせて開花させていらっしゃいました。バルボはへんてこりんな花が多いですが、この方が仕立てると可愛くなったり、上品に仕上がったりするから不思議です。
最後にこちらが私が回っていた会場です。
もう終わってしまったのですが、この写真を見るとついまた行きたいなと思ってしまいます、、、、
しかし、今年と同じ景色には二度と戻れない訳で、蘭展は一期一会だなとしみじみ感じます。
このような記録を通して、少しでも思い出せるよう努めたいと思います。
来年も開催される場合は、お近くの方は是非足をお運び下さいませ。
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