2015年06月01日
2015初夏 サンシャイン蘭展 (前半戦)
こ、怖い、、、
ここ数日のアクセス数がいつもに増して凄まじく、サンシャイン蘭展をアップすることが求められている気がする、、、、
昨夜は疲れていたため、PCも電気もつけっぱなしで寝てしまったのだが、朝起きてふと目をやると既に数百アクセスがあり、朝からとにかくビンビンなのだ。
ていうか、深夜〜早朝になんでこんなにアクセスが多いのか、皆さんナニをされているのかちょっと興味深いのでした!
そういう訳で、第55回 蘭友会らん展 in サンシャインシティ 〜日本の蘭とその世界〜にイッテきました!
今回も私なりの視点で構成しているので、全く期待しないで下さい。
そして、途中でSDカードが一杯になってしまった為、全体を網羅できませんでした。
他にも良い花が多数あったのに残念です、、、、
良い花はだれかしらのブログにはアップされているのではないかと思うので、そちらをご参照くださいませ。
ではまず、業者の方の展示から。
多分、プロだからということで別コーナーが設けられていました。
業者の方が蘭展で良いものを出展されても、業者ということで、フェアな評価を受けていないように感じることがあります。
蘭展は、特にドームやサンシャインはそれなりの宣伝の場所になると思うので、もうちょっと取り上げられても良いのではと思うのですが、、、、、
いろんな大人の事情とかもあると思うので、今回は私が惹かれた株を個人的に特集してみました。
Coel. nitida fma. lemoniana 'J&L'
久々にあの江尻イズムを思い出した須和田農園さんの1株で、嬉しくなりました。
C. purpurata rubra 'Taquara'
望月さんのパープラータ、濃色だし形も良いし、綺麗でした。そして相変わらず株の状態が綺麗です。
Bletilla (striata × ochracea)
あの紫蘭と同種です。こんな交配がなされているなんて、それ以前にそもそも紫蘭に仲間がいたなんて全く知らなかったです。アルペンガーデンやまくささんでした。
Bletilla (striata × ochracea) × formosana '丹頂'
こちらもアルペンガーデンやまくささんの。さらに交配が複雑になって、個体名が付いていました。これ、トリラベロでは!?
Bletia patula
こちらは大場オーキッドさん。Bletillaと綴りや花の感じが似ていますが、別もののようです。大場オーキッドさんは、原種カトレアだけでなく色々なものに詳しくて、あの丁寧な針金の使い方をみてお分かりのように、人柄も気さくで面白いので蘭展で私が必ず立ち寄るお店の1つです。
Paph. tonsum album 'Left Fuji'
こちらはナーセリーイデさんの綺麗なトンサムのアルバム個体。
C. forbesii aurea 'Ten'
大場オーキッドさんの、フォーベシーの珍しいオーレア個体。
Epi. parkinsonianum 'Mille- Feuilles'
こちらは大場蘭園さんのパーキンソニアナム。この花、シャープな鳥のようでカッコよくて好きなのですが、栽培が難しそうで手が出せません。綺麗に栽培されていました。ちなみにミルフィーユは大場蘭園さんの個体名です。千葉だから千枚の葉ということで、ミルフィーユでしたっけ??
Graphorkis concolor var. alphabetica
こちらも須和田農園さんの惹かれる花。
Gomesa recuva 'Mille-Fenilles'
透き通るような大場蘭園さんのゴメサ。株を含めたトータルバランスが綺麗でした。パーキンソニアナムもそうですが、仕立てが上手いですね。
Den. parishii album ’Snow Drift’
望月さんのパリシー。フワッフワの雪が流れているように見え、美しかったです。アルバムなのに綺麗に作られていました。
Tetratonia Dark Prince '#1'
須和田農園さん。このような蘭も栽培されているんだ、と意外でした。
Pleurothallis purpureoviolacea
松本洋蘭園さんのマニアックな路線。いつも面白いです。
ここからは一般の展示で、特にこの時期の蘭展の定番パープラータです。
私の中では、これをみないとこの蘭展の醍醐味が薄れてしまうくらい、重要な存在です。
C. purpurata schusteriana-striata
花型も色もすっきり、フレッシュな感じでした。
C. purpurata
acoでしょうか、濃いwerkhauseriにもみえて綺麗でした。
C. purpurata striata
リップが濃いフラメア個体でP幅もあり、つい目がいきます。
C. purpurata
trilabelo × striataから出た個体とのこと。こちらもP幅が結構ありました。
C. purpurata '?'
花も迫力があるし、大株だったのですが、私が訪れた時には終わりかけでした。名札を獲り忘れてしまい、すいません。
C. purpurata oculata 'Karina'
パープラータには様々なフォルマが存在するので面白いです。こちらは私が大好きなオクラータ。
C. purpurata flamea
面白い筋の出方だったので、大切にしてほしいです。最近のパープラータはここまで進化しているんだ、と感心しました。
C. purpurata carnea 'S.H.'
ピンクが濃いめで、株の割に1花茎あたりの輪数も多かったです。お立ち台に上がっていたパープラータでした。
ここからはカンハミアナです。
こちらもこの時期の蘭展では定番的存在です。
C. Canhamiana 'Purple Shadow'
面白い色の出方で、さっきも言いましたがカンハミアナもここまで進化しているのかと感心しました。
C. Canhamiana 'Cobalt'
お立ち台にあがっていたカンハミアナです。
ここからは私が会場内で気になったヤツです。
Phal. mannii alba
alba × selfから出たようです。今回の蘭展で、私の10選に入る株でした。
Paraphalaenopsis labukensis
こちらも1度は栽培してみたいパラファレノプシス。
Phal. Yangho Gelb Camany 'Crystal Green'
綺麗な黄色のファレでセンスいいですね。こんなの見せられたら、私の物欲がムラムラするので大変です。
Cym. Little Black Sambo 'Black Magic'
こちらも私をしびれさせた黒シンビ。
Cal. okinawaensis
こちらも私をしびれさせた青エビネ。
Den. kingianum 'Dream of Kimi'
あれ?花ないけど?って思ってたら、斑入りの品種のようで、斑に観賞価値があるため展示されていた個体のようでした。白い斑は時々みかけますが、赤い斑は珍しいと思います。
Cynorkis purprascens
シノルキスと読むそうです。この花自体可愛いのですが、大株にすると賑やかで見栄えが良かったです。
Cynorkis purprascens 'Blumen Insel'
上と同種ですが、色が濃く、ハナジマオーキッドさんの個体名がついたもの。やっぱりこの方は目利きなんだなと思います。
Cynorkis umcinata
こちらは同属の別種のようです。
Mormodes revoluta
なんじゃこりゃ、って思いました!
Ctsm. (Susan Fuch 'Oxblood' × pileatum 'Imperial Couxt')
黒いカタセタムで、形も面白かったです。パリコレのモデルが着て歩いてそう。
Ctsm. fimbriatum
吟遊詩人が被っていそうな帽子のようなカタセタムで、カタセタムはヘルメットとか帽子とかそんなのばっかで、おしゃれな感じ。
Den. parishii s/a
パリシーは様々なフォルマがあるようで、フラメアや、色がかすり状に抜けたやつとか、トリラベロとか大技がスゴイみたいで、ついたくさん集めたくなります。s/aは落ち着きのある上品路線です。
Den. aphyllum
多分多くの人のストライクゾーン、柔らかい色彩の珍しいアフィラムでした。
Den. aphyllum album 'Onoda'
こちらはアフィラムのアルバ個体。
Den. Lea Takfuji
こんなのあるのかと思った、青スパチュラータ。
Den. Formidible
こちらはナマで見た人は分かると思いますが、1バルブ当たりの花付きがすごかったんです。
Appendicula malindangensis
綺麗な小型の紫花で、フィリピンの1600mに自生するそうです。
Tebpogon ariasii
名札が読めずよく分かりませんでしたが、面白い黄色の花でした。
Sarcochilus ceciliae
オーストラリアの150〜900mの日陰の岩場に自生する、美しい蘭です。
Sarcoglottis sceptroides 'Silver Sward'
プラスチックで作ったような透明感のある面白い質感で、葉も綺麗だし、観賞価値の高い蘭だと思いました。メキシコ、エルサルバトル、ニカラグア、パナマの1000mまでの熱帯雨林に自生します。
Coel. virescens
タイ、ボルネオに自生する、緑色でバルブが細い、ちょっと変わったセロジネ。
Phaius flavus
場所を獲りそうなので手が出せませんが、やっぱり気になるファイウス。
Eria pannea
モジャモジャが素晴らしいエリア!
Diworphordris rossii
途中で何故か花の色が変わる、面白い蘭。
Barkeria lindleyana
栽培が難しいバーケリアを、綺麗に咲かせていらっしゃいました。
前半戦のラストは、私の好きな原種カトレアに〆てもらいましょう。
C. mendelii 'Sakura'
ここまでフラメアが入る個体は少なく、メンデリーの中ではトップクラスの超素敵個体。昨年よりパワーアップしてました。
C. warneri 'Guns and Roses'
写真だと分かりにくいですが、この花はとにかく大きくて、色や形も素晴らしく、ワーネリーのトップクラスの個体なのです。
C. mossiae coerulea 'Mego'
堂々としたモシェのセルレア個体。
C. warneri s/a 'Naoko'
ワーネリーのs/aは数が少なくて、あってもまだまだペタルが貧相なものやリップの色が物足りないものが多いのですが、こちらは品があって完璧な個体でした!
最後におまけの画像です。
今回の蘭展で私が購入したものです。
蘭展に行くと欲しいのがいっぱい出てきて目移りしてしまい、これでもかなり抑えたのですが、もうどうしたことか、物欲が止まらなくて、、、、ちょっと病院イッテ来ます、、、、
大場オーキッドさんから、C. labiata coerulea 'Canaima's Indigo' × self'と'Ceara'。
ちょっと話が長くなりますが、ラビアタのセルレアは結構良い個体が多くて、出尽くした感があり、今更実生を作る人も購入する人も少ないと思います。
加えて、このカナイマ系は親として思ったような結果が出せていないという話も聞きます。
そのセルフ系実生なので、花のレベルがある程度予想がついてしまいます。
しかし、競争率が低いからこそ、私は面白いと思って敢えてアンフラをチェックしています。
coeruleaは実生すると色が濃くなるパターンもあるので、確率は低いかもしれませんが、形は親に似て、色濃いめで出てくれれば最高で、それに近い個体を狙います。
大場オーキッドさんでは、Canaima's Heidel Beer' × 'Canaima's Indigo'という実生も扱っており、そちらはselfより花がバラけると思うので、そっちを狙ってみるのも面白いと思います。
ちなみに文雄さんが作った実生だそうです。
文雄さんの処女作で、確かリメイクされたs/aの実生も、今もあるかどうかわかりませんが、個人的にチェックしています。
こちらはハナジマオーキッドさんから、Cym. erythrostylum 'Magnificum' AM/RHS × self。
この種自体が綺麗な上に、親が良いので絶対面白い実生だと思います。
そして最後は、仲里園芸さんからC. labiata rubura × sib.
親に関しては、園主の方も良く分からないらしく、九州の趣味家の方の実生だそうです。
知らない人の、良く分からないナゾ実生。
なんて魅力的な響き!!
私が惹かれないはずがなく、出来心で手を出したのでした!
、、、、病院に行かなければと思ったのですが、物欲が沸き過ぎる私がおかしいのではなく、そういう魅力的な蘭をたくさん売っている業者が、そもそも蘭が存在するこの地球が悪いのだと途中で気付き、安心しました!
これで、これからもたくさん蘭が買えます(笑)
ここ数日のアクセス数がいつもに増して凄まじく、サンシャイン蘭展をアップすることが求められている気がする、、、、
昨夜は疲れていたため、PCも電気もつけっぱなしで寝てしまったのだが、朝起きてふと目をやると既に数百アクセスがあり、朝からとにかくビンビンなのだ。
ていうか、深夜〜早朝になんでこんなにアクセスが多いのか、皆さんナニをされているのかちょっと興味深いのでした!
そういう訳で、第55回 蘭友会らん展 in サンシャインシティ 〜日本の蘭とその世界〜にイッテきました!
今回も私なりの視点で構成しているので、全く期待しないで下さい。
そして、途中でSDカードが一杯になってしまった為、全体を網羅できませんでした。
他にも良い花が多数あったのに残念です、、、、
良い花はだれかしらのブログにはアップされているのではないかと思うので、そちらをご参照くださいませ。
ではまず、業者の方の展示から。
多分、プロだからということで別コーナーが設けられていました。
業者の方が蘭展で良いものを出展されても、業者ということで、フェアな評価を受けていないように感じることがあります。
蘭展は、特にドームやサンシャインはそれなりの宣伝の場所になると思うので、もうちょっと取り上げられても良いのではと思うのですが、、、、、
いろんな大人の事情とかもあると思うので、今回は私が惹かれた株を個人的に特集してみました。
Coel. nitida fma. lemoniana 'J&L'
久々にあの江尻イズムを思い出した須和田農園さんの1株で、嬉しくなりました。
C. purpurata rubra 'Taquara'
望月さんのパープラータ、濃色だし形も良いし、綺麗でした。そして相変わらず株の状態が綺麗です。
Bletilla (striata × ochracea)
あの紫蘭と同種です。こんな交配がなされているなんて、それ以前にそもそも紫蘭に仲間がいたなんて全く知らなかったです。アルペンガーデンやまくささんでした。
Bletilla (striata × ochracea) × formosana '丹頂'
こちらもアルペンガーデンやまくささんの。さらに交配が複雑になって、個体名が付いていました。これ、トリラベロでは!?
Bletia patula
こちらは大場オーキッドさん。Bletillaと綴りや花の感じが似ていますが、別もののようです。大場オーキッドさんは、原種カトレアだけでなく色々なものに詳しくて、あの丁寧な針金の使い方をみてお分かりのように、人柄も気さくで面白いので蘭展で私が必ず立ち寄るお店の1つです。
Paph. tonsum album 'Left Fuji'
こちらはナーセリーイデさんの綺麗なトンサムのアルバム個体。
C. forbesii aurea 'Ten'
大場オーキッドさんの、フォーベシーの珍しいオーレア個体。
Epi. parkinsonianum 'Mille- Feuilles'
こちらは大場蘭園さんのパーキンソニアナム。この花、シャープな鳥のようでカッコよくて好きなのですが、栽培が難しそうで手が出せません。綺麗に栽培されていました。ちなみにミルフィーユは大場蘭園さんの個体名です。千葉だから千枚の葉ということで、ミルフィーユでしたっけ??
Graphorkis concolor var. alphabetica
こちらも須和田農園さんの惹かれる花。
Gomesa recuva 'Mille-Fenilles'
透き通るような大場蘭園さんのゴメサ。株を含めたトータルバランスが綺麗でした。パーキンソニアナムもそうですが、仕立てが上手いですね。
Den. parishii album ’Snow Drift’
望月さんのパリシー。フワッフワの雪が流れているように見え、美しかったです。アルバムなのに綺麗に作られていました。
Tetratonia Dark Prince '#1'
須和田農園さん。このような蘭も栽培されているんだ、と意外でした。
Pleurothallis purpureoviolacea
松本洋蘭園さんのマニアックな路線。いつも面白いです。
ここからは一般の展示で、特にこの時期の蘭展の定番パープラータです。
私の中では、これをみないとこの蘭展の醍醐味が薄れてしまうくらい、重要な存在です。
C. purpurata schusteriana-striata
花型も色もすっきり、フレッシュな感じでした。
C. purpurata
acoでしょうか、濃いwerkhauseriにもみえて綺麗でした。
C. purpurata striata
リップが濃いフラメア個体でP幅もあり、つい目がいきます。
C. purpurata
trilabelo × striataから出た個体とのこと。こちらもP幅が結構ありました。
C. purpurata '?'
花も迫力があるし、大株だったのですが、私が訪れた時には終わりかけでした。名札を獲り忘れてしまい、すいません。
C. purpurata oculata 'Karina'
パープラータには様々なフォルマが存在するので面白いです。こちらは私が大好きなオクラータ。
C. purpurata flamea
面白い筋の出方だったので、大切にしてほしいです。最近のパープラータはここまで進化しているんだ、と感心しました。
C. purpurata carnea 'S.H.'
ピンクが濃いめで、株の割に1花茎あたりの輪数も多かったです。お立ち台に上がっていたパープラータでした。
ここからはカンハミアナです。
こちらもこの時期の蘭展では定番的存在です。
C. Canhamiana 'Purple Shadow'
面白い色の出方で、さっきも言いましたがカンハミアナもここまで進化しているのかと感心しました。
C. Canhamiana 'Cobalt'
お立ち台にあがっていたカンハミアナです。
ここからは私が会場内で気になったヤツです。
Phal. mannii alba
alba × selfから出たようです。今回の蘭展で、私の10選に入る株でした。
Paraphalaenopsis labukensis
こちらも1度は栽培してみたいパラファレノプシス。
Phal. Yangho Gelb Camany 'Crystal Green'
綺麗な黄色のファレでセンスいいですね。こんなの見せられたら、私の物欲がムラムラするので大変です。
Cym. Little Black Sambo 'Black Magic'
こちらも私をしびれさせた黒シンビ。
Cal. okinawaensis
こちらも私をしびれさせた青エビネ。
Den. kingianum 'Dream of Kimi'
あれ?花ないけど?って思ってたら、斑入りの品種のようで、斑に観賞価値があるため展示されていた個体のようでした。白い斑は時々みかけますが、赤い斑は珍しいと思います。
Cynorkis purprascens
シノルキスと読むそうです。この花自体可愛いのですが、大株にすると賑やかで見栄えが良かったです。
Cynorkis purprascens 'Blumen Insel'
上と同種ですが、色が濃く、ハナジマオーキッドさんの個体名がついたもの。やっぱりこの方は目利きなんだなと思います。
Cynorkis umcinata
こちらは同属の別種のようです。
Mormodes revoluta
なんじゃこりゃ、って思いました!
Ctsm. (Susan Fuch 'Oxblood' × pileatum 'Imperial Couxt')
黒いカタセタムで、形も面白かったです。パリコレのモデルが着て歩いてそう。
Ctsm. fimbriatum
吟遊詩人が被っていそうな帽子のようなカタセタムで、カタセタムはヘルメットとか帽子とかそんなのばっかで、おしゃれな感じ。
Den. parishii s/a
パリシーは様々なフォルマがあるようで、フラメアや、色がかすり状に抜けたやつとか、トリラベロとか大技がスゴイみたいで、ついたくさん集めたくなります。s/aは落ち着きのある上品路線です。
Den. aphyllum
多分多くの人のストライクゾーン、柔らかい色彩の珍しいアフィラムでした。
Den. aphyllum album 'Onoda'
こちらはアフィラムのアルバ個体。
Den. Lea Takfuji
こんなのあるのかと思った、青スパチュラータ。
Den. Formidible
こちらはナマで見た人は分かると思いますが、1バルブ当たりの花付きがすごかったんです。
Appendicula malindangensis
綺麗な小型の紫花で、フィリピンの1600mに自生するそうです。
Tebpogon ariasii
名札が読めずよく分かりませんでしたが、面白い黄色の花でした。
Sarcochilus ceciliae
オーストラリアの150〜900mの日陰の岩場に自生する、美しい蘭です。
Sarcoglottis sceptroides 'Silver Sward'
プラスチックで作ったような透明感のある面白い質感で、葉も綺麗だし、観賞価値の高い蘭だと思いました。メキシコ、エルサルバトル、ニカラグア、パナマの1000mまでの熱帯雨林に自生します。
Coel. virescens
タイ、ボルネオに自生する、緑色でバルブが細い、ちょっと変わったセロジネ。
Phaius flavus
場所を獲りそうなので手が出せませんが、やっぱり気になるファイウス。
Eria pannea
モジャモジャが素晴らしいエリア!
Diworphordris rossii
途中で何故か花の色が変わる、面白い蘭。
Barkeria lindleyana
栽培が難しいバーケリアを、綺麗に咲かせていらっしゃいました。
前半戦のラストは、私の好きな原種カトレアに〆てもらいましょう。
C. mendelii 'Sakura'
ここまでフラメアが入る個体は少なく、メンデリーの中ではトップクラスの超素敵個体。昨年よりパワーアップしてました。
C. warneri 'Guns and Roses'
写真だと分かりにくいですが、この花はとにかく大きくて、色や形も素晴らしく、ワーネリーのトップクラスの個体なのです。
C. mossiae coerulea 'Mego'
堂々としたモシェのセルレア個体。
C. warneri s/a 'Naoko'
ワーネリーのs/aは数が少なくて、あってもまだまだペタルが貧相なものやリップの色が物足りないものが多いのですが、こちらは品があって完璧な個体でした!
最後におまけの画像です。
今回の蘭展で私が購入したものです。
蘭展に行くと欲しいのがいっぱい出てきて目移りしてしまい、これでもかなり抑えたのですが、もうどうしたことか、物欲が止まらなくて、、、、ちょっと病院イッテ来ます、、、、
大場オーキッドさんから、C. labiata coerulea 'Canaima's Indigo' × self'と'Ceara'。
ちょっと話が長くなりますが、ラビアタのセルレアは結構良い個体が多くて、出尽くした感があり、今更実生を作る人も購入する人も少ないと思います。
加えて、このカナイマ系は親として思ったような結果が出せていないという話も聞きます。
そのセルフ系実生なので、花のレベルがある程度予想がついてしまいます。
しかし、競争率が低いからこそ、私は面白いと思って敢えてアンフラをチェックしています。
coeruleaは実生すると色が濃くなるパターンもあるので、確率は低いかもしれませんが、形は親に似て、色濃いめで出てくれれば最高で、それに近い個体を狙います。
大場オーキッドさんでは、Canaima's Heidel Beer' × 'Canaima's Indigo'という実生も扱っており、そちらはselfより花がバラけると思うので、そっちを狙ってみるのも面白いと思います。
ちなみに文雄さんが作った実生だそうです。
文雄さんの処女作で、確かリメイクされたs/aの実生も、今もあるかどうかわかりませんが、個人的にチェックしています。
こちらはハナジマオーキッドさんから、Cym. erythrostylum 'Magnificum' AM/RHS × self。
この種自体が綺麗な上に、親が良いので絶対面白い実生だと思います。
そして最後は、仲里園芸さんからC. labiata rubura × sib.
親に関しては、園主の方も良く分からないらしく、九州の趣味家の方の実生だそうです。
知らない人の、良く分からないナゾ実生。
なんて魅力的な響き!!
私が惹かれないはずがなく、出来心で手を出したのでした!
、、、、病院に行かなければと思ったのですが、物欲が沸き過ぎる私がおかしいのではなく、そういう魅力的な蘭をたくさん売っている業者が、そもそも蘭が存在するこの地球が悪いのだと途中で気付き、安心しました!
これで、これからもたくさん蘭が買えます(笑)
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