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Cephalanthera falcata

Cephalanthera falcata(セファランセラ ファルカタ、和名:キンラン)の自生地にイッテきました!
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 なんと、私、キンランの自生地、発見!

キンランは、レッドデータブックの絶滅危惧U類(絶滅の危険が増大している種)です。

全体の高さは30〜70cmで、葉は縦じわのある狭楕円形状のものを5枚ほど互生し、頂部に3〜10数輪の黄色の花を咲かせます。

開花時期は4〜5月です。


(開きかけ)
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 自生地は日本(本州、四国、九州)、朝鮮半島、中国です。

花は全開せず半開きで、直径1〜2cm程度、明るい黄色をベースにリップにオレンジの筋が入ります。



P1230302.jpg

(アップ)
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 疎林や林縁に生えるとされ、明るくやや乾き気味な環境を好むため,歩道沿いなどの開けた場所に出てきやすいそうです。

私が見つけたキンランも、まさに歩道沿いに咲いていました。

この金色の美しい花が、そのような場所に無防備に咲いているので、盗掘の被害がかなり多く、問題となっています。

ちなみに、冬は地上部は枯れてしまうそうです。



P1230304.jpg



 多くのラン科植物は、落ち葉や倒木などを栄養源にして独立生活しているリゾクトニアなどの腐生菌が菌根菌(ラン菌)です。

ところが、キンランが依存している菌は腐生菌ではなく、樹木の根に外菌根を形成する樹木共生菌(ベニタケ科やイボタケ科の外生菌根菌)です。

樹木共生菌の多くは腐生能力を欠き、必要な栄養源の多くを樹木の根から得ています。

そのような菌から栄養分を吸収しているキンランは、樹木が作った栄養を、菌を通じて間接的に摂取しながら生きているとも言えます。

つまり、キンランの生存には、共生関係を成立させ得る特定の樹木が必要不可欠となります。

よって、キンランは鉢植えで栽培するのがきわめて難しく、掘り取って鉢植えにしても多くの場合数年以内に枯死すると言われています。

仮に鉢内で特定の樹木と共生させても、鉢植えのような不安定な条件下では、雑菌が容易に侵入して、環境変動によって菌交代が起こり得るので、ラン菌との共生関係を維持することは極めて難しいです。


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 そういう訳で、自宅で鉢植えにしても結局生きていけないので、絶対に盗掘などせず、近年少なくなっているこの日本の蘭を絶滅から守りましょう。


 こういうちょっと明るい斜面(西向き)も好きみたいで、見にくいですがポツポツ咲いています。

見つけたときはすごく興奮しましたよ〜。

その時カメラを持っていなかったので、後日珍しく早起きして、仕事前に30分かけて撮影に行きました。

カメラに収めた時の嬉しさ!

あんなにワクワクしたのは久々でした!

しかし、職場に到着すると、意外にも駐車場の近くに咲いていて、あれ?あのワクワクと往復1時間は何だったんだろうって脱力しました、、、、

それでもたくさん見れたし、自生地も分かったし、良しとしました!

私が生まれたこの日は、毎年こうやって穏やかに過ぎていくのでした。




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 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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