2015年01月24日
2015 サンシャイン蘭展・埼玉洋らん展・船橋洋らん展(原種パフィオ編)
2015 サンシャイン蘭展・埼玉洋らん展・船橋洋らん展の続きです。
今回は私の好きなPaph. fairrieanumをはじめ、原種パフィオにフューチャーしてみました。
まずは、他の原種パフィオとは造詣がやや異なる、Paph. fairrieanumから。
原種パフィオの中でも飛び抜けて異質なこの存在感、どうしても気になります。
Paph. fairrieanum
'Horatio'という個体を使った実生の子供で、親は'Horatio' × 'Grissom'とのこと。この実生からはレベルの高い個体も咲いているようです。'Horatio'を用いた実生は、他にも'Horatio' × 'Tailor'もあるようです。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. fairrieanum 'Kinako'
形の良い、大きめの個体でした。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. fairrieanum
'Mayumi' × 'Ruru'のsib.から出た個体とのこと。濃色で、特にドーサルの色がくっきりしていて、力強さを感じさせる個体した。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. fairrieanum 'Purple Fair'
親は不明ですが、sib.から出た個体とのこと。こちらも濃色で、リップの色彩も特徴があり面白かったです。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. fairrieanum 'Yoko'
濃色で、ドーサルが広くて線の入り方も綺麗で、個人的にはこの個体が1番好きです。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. fairrieanum 'Madchen'
ドーサルもそうですが、ペタルの色や形も綺麗な個体でした。
*サンシャイン蘭展にて
続いて、アルバム個体です。
ちょっと個体数が少ないですが、フェイリアナムのアルバムは神々しい美しさです。
Paph. fairrieanum album
花が大きくて、しっかりしていた個体。
*埼玉洋らん展にて
Paph. fairrieanum album 'Ducks'
色彩はこちらの方が透明感があり、美しかったです。
*埼玉洋らん展にて
ここからは、私が気になったその他の原種パフィオです。
Paph. insigne 'Oddity'
100年以上前に発見されたと言われる、ペロリック個体。'Oddity'とは、奇人変人という意味らしいです。強健なのかあちこちで見かけますが、こんな大株に出会ったのは多分初めてです。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. roebelinii album
フィリピンの低地に自生する種で、philippinenseの変種として扱われているそうですが、フィリピネンセより花が小さいです。その貴重なアルバム個体で美しかったです。今回サンシャイン蘭展では、1000株を超える展示があったそうです。原種パフィオは地味なのでうっかり見落とされがちですが、宝石のような、こんなにも神秘的な美しさを秘めた花が展示されていたことを、1人でも多くの方に再確認して頂ければ幸いです。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. micranthum
*サンシャイン蘭展にて
Paph. micranthum 'Yoko'
色といい、形といい、完璧だった個体。周囲のものがかすんで見えてしまうくらい、別次元に引きずり込まれるような、圧倒的存在感。
*サンシャイン蘭展にて
Paph.insigne ’Oditty'
文中にも登場したペロリック個体、オディッティー。
Paph.insigne variegata
斑入りのインシグネ。
Paph.insigne var. sylhetense
Paph.insigne sanderianum
sanderaeには斑点が入りますが、sanderianumにはその斑点さえ消えて、美しいアルバム個体になります。
Paph.micranthum eburneum
eburneumとは通常ピンクのリップが白く、ドーサルやペタルの黄色が濃い個体のことです。
今回は私の好きなPaph. fairrieanumをはじめ、原種パフィオにフューチャーしてみました。
まずは、他の原種パフィオとは造詣がやや異なる、Paph. fairrieanumから。
原種パフィオの中でも飛び抜けて異質なこの存在感、どうしても気になります。
Paph. fairrieanum
'Horatio'という個体を使った実生の子供で、親は'Horatio' × 'Grissom'とのこと。この実生からはレベルの高い個体も咲いているようです。'Horatio'を用いた実生は、他にも'Horatio' × 'Tailor'もあるようです。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. fairrieanum 'Kinako'
形の良い、大きめの個体でした。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. fairrieanum
'Mayumi' × 'Ruru'のsib.から出た個体とのこと。濃色で、特にドーサルの色がくっきりしていて、力強さを感じさせる個体した。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. fairrieanum 'Purple Fair'
親は不明ですが、sib.から出た個体とのこと。こちらも濃色で、リップの色彩も特徴があり面白かったです。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. fairrieanum 'Yoko'
濃色で、ドーサルが広くて線の入り方も綺麗で、個人的にはこの個体が1番好きです。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. fairrieanum 'Madchen'
ドーサルもそうですが、ペタルの色や形も綺麗な個体でした。
*サンシャイン蘭展にて
続いて、アルバム個体です。
ちょっと個体数が少ないですが、フェイリアナムのアルバムは神々しい美しさです。
Paph. fairrieanum album
花が大きくて、しっかりしていた個体。
*埼玉洋らん展にて
Paph. fairrieanum album 'Ducks'
色彩はこちらの方が透明感があり、美しかったです。
*埼玉洋らん展にて
ここからは、私が気になったその他の原種パフィオです。
Paph. insigne 'Oddity'
100年以上前に発見されたと言われる、ペロリック個体。'Oddity'とは、奇人変人という意味らしいです。強健なのかあちこちで見かけますが、こんな大株に出会ったのは多分初めてです。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. roebelinii album
フィリピンの低地に自生する種で、philippinenseの変種として扱われているそうですが、フィリピネンセより花が小さいです。その貴重なアルバム個体で美しかったです。今回サンシャイン蘭展では、1000株を超える展示があったそうです。原種パフィオは地味なのでうっかり見落とされがちですが、宝石のような、こんなにも神秘的な美しさを秘めた花が展示されていたことを、1人でも多くの方に再確認して頂ければ幸いです。
*サンシャイン蘭展にて
Paph. micranthum
*サンシャイン蘭展にて
Paph. micranthum 'Yoko'
色といい、形といい、完璧だった個体。周囲のものがかすんで見えてしまうくらい、別次元に引きずり込まれるような、圧倒的存在感。
*サンシャイン蘭展にて
Paph.insigne ’Oditty'
文中にも登場したペロリック個体、オディッティー。
パフィオペディラム インシグネ オディッティーPaph.insigne var. Oditty【花なし株】 価格:10,800円 |
Paph.insigne variegata
斑入りのインシグネ。
パフィオペディラム インシグネ バリエガータ Paph.insigne var. variegata【花なし株】 価格:5,400円 |
Paph.insigne var. sylhetense
Paph.insigne var. sylhetense パフィオペディラム インシグネ シルヘテンセ TIZR-80604【現物品】【花付き株】【原種】【耐寒性】 価格:10,800円 |
Paph.insigne sanderianum
sanderaeには斑点が入りますが、sanderianumにはその斑点さえ消えて、美しいアルバム個体になります。
価格:21,600円 |
Paph.micranthum eburneum
eburneumとは通常ピンクのリップが白く、ドーサルやペタルの黄色が濃い個体のことです。
パフィオペディラム ミクランサム エバーネウムPaph.micranthum var. eburneum【花なし株】 価格:10,800円 |
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