アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2015 サンシャイン蘭展・埼玉洋らん展・船橋洋らん展(C. trianaei編)

 C. trianaeiには様々なフォルマが存在します。

花型も良いし、我が家でも工夫すればどうにか咲くし、数が多いので入手しやすく、コレクションし易い原種カトレアの1つです。

もしかしたら、原種カトレアの中で最もファンが多いかもしれません。

C. labiata同様、C. trianaeiなしには原種カトレアは語れません。

そういう訳で、折角なので他のフォルマも特集してみようと思います。

 まずはtipo系統から。


C. trianaei 'Kameyama' 
写真だと分かりにくいですが、スラーデン系で一段と大きい花で、迫力があります。

*埼玉洋らん展
P1180335.jpg

P1180334.jpg


C. trianaei? 
名札が異なっていたようなので、もしかしたら私の間違いかもしれませんが、trianaeiとしてはsemialbaのような上品な花で、かなりレベルの高い個体だと思います。

*サンシャイン蘭展にて
P1190058.jpg

P1190059.jpg


C. trianaei 'O25~Q' 
スロートにも色が乗った、s/a風の良個体でした。

*サンシャイン蘭展にて
P1190176.jpg

P1190177.jpg


C. trianaei 'Franco' 
こちらもセミアルバのような色彩をした、形の良い上品な個体でした。orlata状のリップが特に美しいです。

*サンシャイン蘭展にて
P1190172.jpg

P1190173.jpg


C. trianaei 'Rotunda' 
花弁の色がパステルピンクの素敵な個体でした。ロツンダと言われているようですが、「円形」を意味するrotundus(ロトゥンドゥス)から派生したラテン語で、正確にはロトゥンダと発音するようです。ただし、外国語を強引に日本語風に発音しているだけなので、聞き取った人によって捉え方が異なると思います。

*埼玉洋らん展
P1180470.jpg

P1180471.jpg


C. trianaei 'Asahina' 
ちょっと他とはテイストの異なる、ふくよか系の個体でした。

*サンシャイン蘭展にて
P1180927.jpg

P1180928.jpg


C. trianaei splash 'Ji Roberto' 
ふくよかにsplashが入ったタイプ。

*サンシャイン蘭展にて
P1190168.jpg

P1190169.jpg


C. trianaei 'Rot Hexe' 
スロートまで深紅に染まる、labio solid系の美しい個体でした。

*サンシャイン蘭展にて
P1180778.jpg

P1180779.jpg


C. trianaei rubra 'TOTO' 
こちらもlabio solid系。ため息が出るくらい美しいです。

*サンシャイン蘭展にて
P1190166.jpg

P1190167.jpg


C. trianaei pincelada 'San Agusto' 
現在のスプラッシュ系の元祖、山採りの貴重な個体だそうです。

*埼玉洋らん展
P1180484.jpg

P1180356.jpg


C. trianaei splash 'Lyra' 
オープンリップでしたが、P幅があり、リップの色も、splashの入り方も綺麗でした。

*サンシャイン蘭展にて
P1190170.jpg

P1190171.jpg


C. trianaei splash 'Stewart' 
こちらはsplashの有名な個体。今回はオープンリップですが、筋が太くて綺麗でした。

*サンシャイン蘭展にて
P1180943.jpg

P1180944.jpg


C. trianaei splash 'Cometa de Misato' 
スジがペタルの基部まで届き、美しい個体でした。

*サンシャイン蘭展にて
P1190174.jpg

P1190175.jpg


C. trianaei splash 'Kaiser' 
こちらもスジがペタルの基部まで届き、さらに開花してから時間が経っているためなのかもしれませんが、ちょっとcoeruleaがかったtipoのように見えて美しかったです。

*サンシャイン蘭展にて
P1180725.jpg

P1180726.jpg


C. trianaei splash 'Rain Drop' 
rubra系splashで、個人的にはcoerulea splashより好きです。

*埼玉洋らん展
P1180337.jpg

P1180336.jpg


C. trianaei rubra flamea 'Gnomos' 
rubra系flameaということで、リップの色も素敵だし、花型も良いし、素晴らしいです。

*サンシャイン蘭展にて
P1180660.jpg

P1180661.jpg





 続いて、アメシアナやアルバ系。

アルバ系は良い花が非常に少ないです。

フォルマが多いC. trianaeiにおいて、恐らく最も改良の遅れている分野です。

その中でもレベルの高い個体を厳選してみました。



C. trianaei amesiana 
幻想的な色彩のアメシアナでした。色も形も良いと思います。

*埼玉洋らん展
P1180465.jpg

P1180466.jpg


C. trianaei albescens 'B' 
こちらも野趣と品を兼ね備えた、美しい個体でした。

*サンシャイン蘭展にて
P1180956.jpg

P1180957.jpg


C. trianaei ('Martha' × 'Pompeo') 
超絶魅惑的交配。このスプラッシュの色、固定していたらとても貴重だと思います。

*サンシャイン蘭展にて
P1180860.jpg

P1180861.jpg


C. trianaei alba 'Gold' 
スロートまで黄に染まる印象的な美個体。

*サンシャイン蘭展にて
P1180741.jpg

P1180742.jpg





 最後は、coeruleaです。

現在はあふれんばかりに存在していますが、ひと昔前までC. trianaeiのcoeruleaは非常に高価だったそうです。

改良が進んで、現在はcoerulea splashの時代です。

ここ最近では、coerulea splashを狙った実生苗が最も売れているのではないでしょうか。



C. trianaei coerulea 'Sulla' 
セルレアの最高峰といわれている個体。やはり素晴らしい花ですね。

*埼玉洋らん展
P1180340.jpg

P1180342.jpg


C. trianaei coerulea 'Luna de Laja' 
あまり聞いたことのない個体名ですが、均等のとれた花で大株仕立てでした。

*船橋洋らん展
P1190228.jpg

P1190229.jpg


C. trianaei coerulea 'Harry' 
株が出来ていない為かわかりませんが、全体的に細めの花でした。情報がないので、本来のポテンシャルもよくわかりませんでした。個人的にはこのくらいの花型の方が、整い過ぎた感がなくて好感が持てます。

*サンシャイン蘭展にて
P1180950.jpg

P1180951.jpg


C. trianaei coerulea ('Nadiata' × 'Reo Angel') 
色味が深めで、美しい個体でした。

*船橋洋らん展
P1190294.jpg

P1190295.jpg


C. trianaei coerulea 'Marina' 
今回はややオープンリップでしたが、P幅もあり、さわやかで明るい感じの良個体でした。MCがあるようです。MCされるくらい、当時人気のあった花だったのだなということが伺えます。

*船橋洋らん展
P1190306.jpg

P1190307.jpg


C. trianaei coerulea 'ESC' 
こちらも情報が少なくて良く分かりませんでしたが、もしかしたら昨年も出展されていたのかも。

*サンシャイン蘭展にて
P1180954.jpg

P1180955.jpg


C. trianaei coerulea 'Blass Kaiser' 
形の良い良個体でした。実生から出たようです。

*サンシャイン蘭展にて
P1180772.jpg

P1180773.jpg


C. trianaei coerulea 'Blass Drache' 
こちらも同じく良個体でした。上の個体と同一者が出展されたようですが、親が異なり、リップの感じや株高が大きく異なります。どちらも素敵でした。

*サンシャイン蘭展にて
P1180774.jpg

P1180775.jpg


C. trianaei coerulea 
出回り始めた頃のcoeruleaは貧相だったそうですが、改良が進み、短期間でここまで進化しました。非常にゆったりとした美しい個体だと思います。貧相なcoeruleaの形を改良するため、albaが使用されてきたそうなのですが、如何せんalbaにも良花がありません。時代のニーズに押される形で、自然とあの代表的な花が使われたのでしょう。花型やスロートにその面影が残り、3段飛ばしくらいの勢いで、ふくよかでハイレベルな花にジャンプアップしたのだろうな、という経緯を想像します。

*サンシャイン蘭展にて
P1180489.jpg

P1180490.jpg


C. trianaei coerulea 'Kamata' 
今回お立ち台にあがった良個体。リップが丸く、青の面積がえらく広いorlata系個体。こういう個体すごく好きです。

*サンシャイン蘭展にて
P1180587.jpg

P1180588.jpg


C. trianaei coerulea 'Taky Huaylla’ 
この個体の放つ青は他の青とは異なっていて、形も良く、更にオーバーラップしていたので、非常に目立っていました。もしかしたらこの個体はflameaも入るのか、、、

*サンシャイン蘭展にて
P1190043.jpg

P1190044.jpg


C. trianaei coerulea 'Fusa' 
品のある、希少な個体。

*サンシャイン蘭展にて
P1190049.jpg

P1190051.jpg


C. trianaei coerulea 'Dos Pinhos' 
こちらも根強い人気のある良個体。

*船橋洋らん展
P1190268.jpg

P1190267.jpg


C. trianaei coerulea 'Buga de Azul' 
こちらもセルレアの最高峰個体ですね。素敵です。昨年も出展されていたようでした。

*サンシャイン蘭展にて
P1190194.jpg

P1190196.jpg


C. trianaei coerulea 'Gesia' 
出ました、coerulea pincelada系。形も良いし、もう言うことないですね。

*サンシャイン蘭展にて
P1190182.jpg

P1190183.jpg


C. trianaei coerulea 'Star' 
こちらもcoerulea pinceladaになっていました。よく出ましたね。てか、皆さん良い株をお持ちですよね。

*船橋洋らん展
P1190288.jpg

P1190289.jpg




 そういう訳で、物凄い速さで進化し続けているトリアネーの特集でした。

個体数が多いので、多くの方が自分の気にいったトリアネーに出会えることを願っています。



この記事へのコメント

   
プロフィール

チームB
 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
カテゴリアーカイブ
検索
検索語句
ファンブログのおすすめサイト

Powered by ファンブログ

<< 2016年02月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          
月別アーカイブ
最新記事

人気ブログランキングへ にほんブログ村 花ブログ 蘭園芸(らん)へ
にほんブログ村
リンク集
・ベランダ蘭栽培48のドススメ!ヤフオク商品!!       ・ベランダ蘭栽培48の楽天選抜総選挙商品!!(13品)                    
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。