暑い日が続いているので私が体験した怖い話でもしよう。
1人で寝ていると静かな家の中で柱が鳴ったり、床が軋んだりする音が聞こえることがある。夜になって温度や湿度の変化で木材が音を発生することがあるとのこと。私は霊感がないし原因は全てそれだと信じて気にしないで寝付いてしまう。
今年の初夏のことだ。その日は蒸し暑く寝付きが悪かった。寝ていたら私の右上1メートルくらいの場所で「ピシッ」とラップ音が鳴った。そこには柱はないし、天井ほど高くない。そう思った途端頭から背筋を通って足の先まで寒気が走り一気に涼しくなった。
単なる軋み音と思い込み目を瞑ったまま横になっていたら、寒くなっていたのでそのまま寝てしまった。初めての”寒気が走る”という体験だった…。
我が家のチャイムは単一電池4個を使用する。電池の電圧が下がってくると徐々にチャイム音が伸びてきて間の抜けた音になる。そのまま放置して一層電圧が下がると1回鳴った後、数分後電圧が回復したのか突然なる様に鳴る。
防犯対策で玄関のドアを開けても鳴るようになっているので、自分が帰宅してチャイムが1回鳴った後、5分後突然鳴ったので来客かと思い玄関に出てしまうこともある。電池がこうなっても交換せず放置していると、当然最後には鳴らなくなる。(^_^;;
通販の配達もないし特に困らないので電池切れのまま放置していたある日の22時過ぎ。突然チャイムが1回鳴った。こんな夜中に来客かと玄関に出たが人気はない。一瞬知人が最期のお別れの挨拶にでも来たのかと思い背筋が寒くなった。
偶然電圧が復活しチャイムを鳴らしたのだろうか。慌てて電池を1本抜いて絶対鳴らないようにした。翌日すぐに電池を買って来たことは言うまでもない。
実際のところ怖い話より、昨年8月に購入した熱中症対策グッズ「冷感タオル」と「冷却ベスト」が今年も大活躍だ。