2018年9月も最終週となり7月放送開始となったアニメも次々と最終回を迎えている。毎クール放送されるアニメの本数が多いので、予備知識なく観始めて私の好みに合う合わないと判断している。今期は声を出して笑えるギャグアニメが豊作で良いストレス解消になった。折角なので私が気に入った作品を記録しておこう。
『ちおちゃんの通学路』は女子高生ちおちゃんの登下校中に遭遇する奇想天外な出来事を描くギャグアニメだ。ゲームマニアの彼女は徹夜でゲームをプレイしてしまい大失敗をしでかしたり、ゲームプレイのアクションを現実に実行しようとして自らトラブルハマったりして笑わせてくれる。最終回のエンディングではNG集を流すという手間を掛けたサービスを見せてくれた。
『あそびあそばせ』は個性的な美少女中学生3人による「遊び人研究会」のクラブ活動を描く。残念な3人組のボケまくりやツッコミが笑える。オリヴィアの兄や本田華子の執事の前田といった個性的なキャラも話を彩ってくれた。
『Back Street Girls −ゴクドルズ−』は極道3人が仕事大失敗の責任を取らされ、組長命で性転換と全身整形手術を受けアイドルとしてデビューするという話。アイドル物のアニメは何作もあるがこの無理な設定は凄過ぎる。外見アイドル、中の人は極道男というギャップで笑わせてくれる。
『ハイスコアガール』は90年代のアーケードゲームにハマった男女中学生の成長を描くラブコメだ。妙にバーチャルボーイ推しだったり、ネオジオCDのローディング時間の長さで耐えることを覚えたりとアーケードだけでなく家庭用ゲーム機の知識があると大いに楽しめる。
最後に『プラネット・ウィズ』を取り上げない訳にいかない。ロボットヒーローものかと思い観始めたら復讐譚となり、文明批判を繰り広げたと思ったら最後は大宇宙な大団円を迎えた。二転三転する王道のストーリー展開から目が離せなかった。クライマックスの最終回はゾクゾクしながら観ていて本当にアニメ好きにとっては満漢全席を堪能させてもらったと言える作品だ。何かお布施したい気持ちだ。
さて2018年10月放送開始の新作アニメも楽しみだ。