17/11/25 (土)は予定通り「ホームシアター大商談会 2017 Winter」に参加してきた。4つのイベントに参加したので、今夜は速報版としてレポートしようと思う。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)
11:30〜12:30 SONY「VPL-VW245」ハイコストパフォーマンス・リアル4Kプロジェクターの実力
ソニー説明員からは、色は設定により好みに近づけられるのでプロジェクターにリアル4Kの精細感を求めるのであればソニーを、黒の沈みというコントラストを重視するのであればJVCという選択方法がある。8K対応モデルを待つのであればVPL-HW60を使いながら待って頂きたい。Full HDモデルだが十分高画質だ。
VPL-VW745の電子回路はVPL-VW5000相当で、レンズはVPL-VW245同様4K対応プラスチックレンズを使っている。ガラスレンズを採用すると価格は20万円近く高くなるので価格設定からこのレンズを搭載した。画質的には問題ない。
VPL-VW245は2015年10月発売のVPL-VW315の後継機だが価格が20万円下がっているので新しい型番にした。4K/60P 10bit転送に対応していないので「宮古島 〜癒しのビーチ〜」やPS4「グランツーリスモSPORT」を最高画質モードで楽しむことは出来ないが、そういったソフトは数少ない。
2013年冬にVPL-VW500ESを購入したがプロジェクターのドルビービジョン対応はまだなので今しばらく使い続けることにしよう。買い替える時にはVPL-VW245後継機で十分だと思えるだけのパフォーマンスを見せてくれた。
13:00〜14:00 Integra最新AVアンプ「MODEL-X」映画番長・堀切日出晴氏 特別試聴会
“MODEL-X1”は当初11月発売予定だったが、2018年2月発売に延期されたため正式なモデル名は言えない。11.2chネットワークAVレシーバー”X1”、11.2chネットワークAVコントローラー”X2”、9.2chネットワークAVレシーバー”X3”が発売予定になっているとの説明があった。
プロジェクターのドルビービジョン対応はまだ先のことなので、ドルビービジョン対応等の新機能が必要なければ現行モデルのDRC-R1が45% OFFになっているのでこちらを手に入れるのもアリだ、との話があった。
14:30〜15:30 Pioneer「SC-LX901」フェイズコントロールとMCACCがもたらす完璧な音場空間
2005年入社の営業担当者が「MCACC Pro」と「フルバンド・フェイズコントロール」の歴史を説明したが、搭載モデルに2001年11月発売のVSA-AX10や2007年12月発売のSC-LX90の名前があり懐かしくなった。
ブレードランナー ファイナル・カット <4K ULTRA HD>を視聴したが、LDの時代から何度も話題になりお世話になったソフトだ。舞台が2019年のロサンゼルスとはあと2年後には車は空を飛ぶのか!?モニターがブラウン管なのはご愛嬌だが、では飛行船やビルのディスプレイはどうやって表示しているのだろうか?
前の回の堀切日氏もこのディスクを使用したが、ハイトスピーカーにもフル周波数の音声が送り込まれるので、それを知らず大音量で再生するとスピーカーが飛ぶ危険なソフトだと言っていた。(>_<)
16:00〜17:15 YAMAHA「RX-A3070」VS「CX-A5100/MX-A5000」禁断の比較試聴会
営業からは、プリメインアンプとセパレートアンプは別物なので通常比較しないが、問い合わせが多かったので今回この企画を行うことにした。RX-A3070はエンハンスド同様にエンターテイメント系5プログラムに新4音場処理アルゴリズムを採用したのが特徴だ、との説明があった。
ハイレゾステレオ音源で比較試聴したが、明らかに「CX-A5100/MX-A5000」は低音の沈み込みやS/Nの良さが上回りオーナーとして一安心。説明員は「オーディオの半分は電源の音を聴いているようなもので、電源を別に持てるセパレートは有利だ」と語っていた。あとはファームウェアのアップデートで5プログラム書き換えが行われるかだが、その話は出なかった。
夏に使用した8階特設会場はテナントが入ってしまい借りられなくなり、今回はこの2Fプロジェクタースタジオのみとなったと堀切日氏から説明があった。どの回も多数の立ち見が出る大盛況だった。