今日は会社に会計士の先生が来ていたので仕事が終わった後の雑談時間に前から気になっていたことを質問してみた。
「スマホゲームでイベントとして運営会社からプレイヤーに有料アイテムがタダで配布されることがありますが、その費用は会計上何に計上されるのでしょうか？」
「プレーヤーに無料でアイテムを配り話題にしてもらうと言う目的を考えると広告宣伝費となるでしょう。またガチャをより多く引いてもらう為にアイテムを配っているのだとしたら販売促進費用としてもいいでしょう」
「なるほど。ゲーム会社にしたら利益を圧縮出来る上に既存ユーザーの満足度を上げつつ新規ユーザーも獲得出来る実に合理的なお金の使い方なのですね」
「テレビでCMを流したり、ケータイ販売店がスマホを0円で販売していたりしたのと同じ理屈です」
App StoreやPlayストアの販売価格からAppleやGoogleの手数料を差し引かられた金額がゲーム会社の売上となるから、無料魔法石で引いたレガガチャは何も利益に貢献していないとしても商売上は十分役立っていると考えている訳だ。
「いまなら、コレもらえる！」とテレビCMでアナウンスしているのを聞いて、有料アイテムだからポイント等と同じ扱いかなと思っていたら営業費用とは良い勉強になった。
【関連リンク】
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