出演はMC吉田尚記氏(ニッポン放送アナウンサー)、神前暁氏(MONACA)、meg rock(日向めぐみ)さん、北川勝利氏(ROUND TABLE)、沖井礼二氏、mito氏(クラムボン)の計6名。私が参加したのは中盤17時からだったが話題が多岐に渡っていたのでテーマ別に各人の発言をまとめてみようと思う。
1.アニソンへ道
沖井氏:知り合いから竹達彩奈のアルバム『apple symphony』でベースを弾かないかと誘われたので行ったらポニーキャニオンの偉い人が待ち構えていて仕事を依頼された。竹達さんは『けいおん!』の声優と知っていた。どうして断ると思い込んで搦め手で来たのでしょうかね?
mito氏:毎週聴いていたアニラジでクラムボンの曲が掛かったの「嬉しい」とツイッターで呟いたらそのことを番組で話題にしてくれた。それが縁でプロデューサーから話がきた。
日向さん:楽曲を本格的に作り始めて6か月ほど経ったある日自分のオフィシャルサイトを作った。(1997年頃?)当時としては珍しかったので色々問い合わせがありアニソンに関わるようになった。
神前氏:アニメ好きで劇伴奏をやりたかった。
2.コンペティション
日向さん:『天元突破グレンラガン』のOP「空色デイズ」の作詞を依頼されたので当然作曲も、と思い込んでいたら作曲家はコンペ中でとてもそんなことを言える雰囲気ではなかった。
神前氏:私はコンペティションで1度も勝ったことがないんですよ。
沖井氏:それってご指名ばかりと言うことですか?(笑)
3. 花澤香菜アルバム『claire』制作秘話
沖井氏:ここにいないメンバーの一人が、アルバムに関する雑誌のインタビューの第一声で「花澤香菜さん可愛いなあ」とねっとりと変態じみたことを言ったのに掲載誌では「花澤香菜さんは可愛いです」とアーチスト的な台詞になっていた。大人の対応に笑ってしまった。
神前氏:花澤さんの仕事のメールでは文末に必ず「・・・かな」と入れていた。
日向さん:仕方ないので神前氏に付き合って文末に「・・・かな」と入れて返信しました。(笑)
神前氏:「happy endings」のイメージが冬のフランスと言われ、キーボードを背負い自腹で2週間フランスのアパートに滞在して作曲しました。
mito氏:行く前に楽しそうに「今度フランスへ行くんだ」と言っていたんですよ。(笑)
北川氏:俺は夏の暑い東京で「Silent Snow」を制作したんだぞ。
神前氏:それは想像力の差です。私には無理です。(笑)
日向さん:収録スタジオでは皆が甘い物を差し入れしていたのでいつもスイーツが山盛りになっていた。サビの部分まで終わったら皆で食べようとか決めていました。
神前氏:花澤さんが差し入れてくれたデパートのゼリーが美味しかった。
「最後には全員花澤さんのファンになっていた。」「花澤さんが好きだからいいアルバムに仕上がったんだと思う」という発言に全員が頷いていた。
4.質問「作曲する時のポリシーは何ですか?」
神前氏:サビの途中で転調するとショートバージョンが作れなくなるので注意している。
北川氏:打ち込みだとリズムが正確過ぎるのでフル、ショート、PV用と全部手で打ちこみグルーヴ感を出すようにしている。
まだまだ話は尽きないので次回に続く。
【関連リンク】
TAF2013 スペシャルトークショー 『アニソン研究部!』
http://www.tokyoanime.jp/ja/news/stage/846/
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