OS:Windows XP ProSP2、CPU:インテル(R) Celeron(R) D 325 2.53GHz、RAM:256MB、HDD:80GB (シリアルATA/100、S.M.A.R.T.対応 7,200rpm)、DVD COMBOドライブ、Office 2003 Personal付属、ビデオ:チップセット内蔵Intel(R) Extreme Graphics 2、ネット:10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T (Wake on LAN対応) オンボード、サウンド:AC97準拠 SoundMax Cadenza(オンボード)という構成で2004年8月26日発表時の価格は税込み134,400円だ。メモリが512MBに増設されているのでXPであればまだ実用的な速度で活用出来る。
このパソコンはBIOS起動時に「IBM」のロゴが表示される。この時「Enter」キーを押せば英語でオプションメニューが表示される。10秒しか待ってくれないので結構焦る。(笑)
F1:BIOSセットアップ
F11:OSリカバリ(HDDからのDtoDリカバリ対応)
F12:起動ドライブ変更
[F11]を押して「DtoDリカバリ」すればこの記事を書くネタにならなかったと思う。色々と調べて今でこそどんなパソコンか分かっているが、本体しかないので当初仕様はCPU,RAM、HDD位しか分からなかった。それでも再利用するには重くて邪魔な業務ソフトが入っている環境では使えないとOSの再インストールを始めることにした。
「DtoDリカバリ」と知らなかったので、手元にあった他社のWindows XP SP3リカバーディスクで上書き新規セットアップを行った。本体に貼ってあるシールのプロダクトキーを入力したら問題なくセットアップは終了してXPが起動した。だがネットワークに繋がらない。システムのデバイスマネージャを見ると3デバイスが不明となっていた。
1)ネットワーク
2)ディスプレイ
3)サウンド
ネットワークに繋がらないのでこのPCから対応ドライバを探すことは出来ない。他のPCでレノボのサポートページから該当モデルのドライバをダウンロードしてS50で実行するとドライバを解凍してフォルダを作成してくれた。デバイスマネージャのドライバの更新でフォルダC:\IBMTOOLS\DRIVERS\LAN\INTELを指定したが見つけてくれず、C:\IBMTOOLS\DRIVERS\LAN\INTEL\PRO1000を指定する必要があった。
手間取ったのはここまでで、ネットワークに繋がれば他のドライバ2つも自動的にインストール出来て全てのデバイスが使えるようになった。SP3からWindows Updateを行うと2時間弱掛かった。(汗)
こうしてクリーンなXPマシンに生まれ変わったS50は8年前の性能にしてはなかなか快適だ。「DtoDリカバリ」と判明したので[F11]を押したが何も起こらず、次回にオプションメニューを表示させたら消えて無くなっていた。これではOffice 2003が使えない。(涙)
サポートのドライバーとソフトウェアの中に「DtoDリカバリ」を復活させるパッチはあるのだろうか。該当数の多さとサイトのレスポンスの悪さから見つけられずにいる。(苦笑)
【関連リンク】
『ThinkCentre S50(8086-ADJ)』
http://support.lenovo.com/ja_JP/detail.page?LegacyDocID=SYP0-0318939
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