『クジラの子らは砂上に歌う (2017年10月放送)』を視聴した。本放送時にその世界観と作画クオリティが魅力的で後でじっくり鑑賞しようと思いそのまま5年以上経っていた。
砂の海を漂う泥クジラと呼ばれる小島の様な船に住むチャクロは漂着した廃墟船の調査で少女リコスと巡り会う。この直後泥クジラは帝国の攻撃を受け町長を含め大勢の町民が殺されてしまう。この悲劇からチャクロ達は泥クジラの隠された秘密と町の歴史を知ることになる…というストーリーだ。
参考:「クジラの子らは砂上に歌う」
https://kujisuna-anime.com/introduction/
幼馴染のサミがヒロインかと思ったらリコス登場後早々に退場とは驚き。過去販売されたグッズを見ると男性キャラ推しだったことが分かるが、舞台はディストピアであり、話の内容は政治的だから女性人気が得られなかった様だ。
今後連合王国と泥クジラの関係はどうなるのか?リコスと兄オルカと再会するのか?兵士リョダリが再び泥クジラに上陸したらどんな惨劇がおこるのか?など先が気になることが多いのに第2期はないのは残念と思う作品だ。
『アカメが斬る (2014年7月放送)』を視聴した。ローマ字表記が「AKAME GA KILL」とは洒落ている。DMR-BZT9600の本体HDDに残っていた一番古いアニメ作品だ。当時からスクウェア・エニックスは熱心に自社マンガ作品のアニメ化を進めていたことに気づかされる。
帝国の騎士になろうと貧しい田舎から出てきた少年タツミが猟奇的な貴族の魔の手に落ちる。偶然世直し暗殺集団ナイトレイドに助けられたことで彼らと行動を共にすることになり帝国の手先となる帝具持ちの強敵達と戦い続ける…というストーリーだ。
参考:『アカメが斬る』
http://akame.tv/
当初「必殺仕置き人」みたいな爽快な話と思って見ていたら次々と仲間が倒れていく総力戦となり、お互いが信じる正義が衝突する革命史ストーリーになり最後まで面白く視聴した。ただ話が進むにつれ仲間が次々倒れていくと計画的な感じが出てきてしまい先が読めるようになったのは残念だ。
笑わせるエピソードやラブコメ要素もあり話の緩急のバランスも良い。全24話で物語も見事に完結し満足度は高い。この内容で放送当時は話題にならなかったのだろうか?
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