今日は速報版として各社の内容を短くまとめてみたい。
11:00〜12:00 LINN AKURATE DSM:メーカーデモ
前半はネットワークオーディオ用途のデモ、後半はBDプレーヤーを用いたHDMI音質の比較を行った。DENON AVC-A1HDが鳴らすAKURATE 242 SEの音は前半のAKURATE DSM+AKURATE 2200/1に迫るもので「なかなか」と感心した。
ところがAKURATE DSMのHDMIの音はさらに濃密でしっかりと低音が沈むもので、その差に驚かされた。現時点はPCMマルチ音声しか扱えないが今後ビットストリーム音声もデコード出来るようになったら国産AVアンプの強力なライバルになりそうだ。
12:00〜13:00 ONKYO TX-NR818(B):堀切氏
TX-NR818(B)にJBL4319、JBL4312MK2等を用い視聴を行った。「デジタル・プロセッシング・クロスオーバー・ネットワーク」機能のオン/オフの聴き比べがあったが後で立ち見の私には難しい比較だった。(冷汗) 堀切氏から「秋には『ブレードランナー』音声リマスター版が出る」との話があった。
13:00〜14:00 AVアンプマラソン試聴会:堀切氏
「トゥルー・グリット」「黒衣の女(The woman in black)」を用いソニーTA-DA5700ES、パイオニアSC-LX85、オンキヨーPR-SC5509(B)+PA-MC5501(B)を比較試聴した。価格帯が違うことだけのことはあると納得出来る面白い試聴会だった。やはり情報量の多いXL85の音は魅力的だ。
堀切氏から「『JAWS コレクターズ・エディション』と『インディ・ジョーンズ コンプリート・アドベンチャーズ』BD-BOXはDVD化の時に加えられた音源は除き劇場公開時の音源のみでリミックスしている」との話があった。また版権の問題で日本では「パンズ・ラビリンス」BDは出ないらしい。(涙)
14:00〜15:00 Pioneer SC-LX56:メーカーデモ
S-3EXシリーズによる7.2ch構成のスピーカーを使用してSC-LX56の試聴が行われた。最新機能搭載というパフォーマンスの高さは感心したが、初めてLX85を聴いた時の様な音質の驚きは味わえなかった。
15:00〜16:00 SONY VW1000ESドリームイベント:麻倉氏
SONY VW1000ESのスタック投影と音は高級モデルを揃えた夢のシステム構成となっている。視聴盤8枚目として「コクリコ坂から」冒頭を上映した。HiViの取材で麻倉氏はスタジオジブリへ訪問したとのことだ。
16:00〜17:00 YAMAHA RX-A3010:麻倉氏
冬の大商談会に続きTCH調音パネルの有無でその効果を確認する試聴があった。新製品のACP-2Nブラウンはホームシアター向きの色合いで自立スタンド付属が便利だ。ボーカルが浮かび上がって前に出てくるような効果も分かり易い。
麻倉氏から「この秋『アラビアのロレンス』4Kニューマスター版が発売される予定で楽しみだ」との発言があった。
17:00〜18:00 DALI EPICON 6:メーカーデモ
DENONプリメインアンプPMA-SX(税込78.8万)とSA-CDプレーヤーDCD-SX(税込84万)との組み合わせでDALIの最新フラグシップスピーカーEPICON 6(税込ペア価格120万)のデモが行われた。さすがにハイエンドモデルで解像度が高く定位の良い音だ。見た目がコンパクトな為か音像が小さめに感じた。
10回塗装とのことでブラックの表面仕上げは美しい。リボンツィーターの高音が魅力的だが既にモニターオーディオPlatinum PL300(税込ペア価格89.3万)という強力なライバルがいる。
LINN AKURATE DSMとYAMAHA ACP-2Nが気になるもののやはり本命は秋の新製品だろう。ということで申し訳ないがそのまま帰宅させていただいたが・・・。(汗)
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