DLA-V90Rは0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスと口径100mm16群18枚オールガラス・オールアルミ鏡筒レンズ搭載で税抜価格275万円。ネイティブコントラスト100,000:1、輝度3,000lmとなっている。「8K/e-shiftXテクノロジー」搭載で8K高精細映像表示(8192 x 4320画素)を実現している。
DLA-V80Rは0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスと口径65mm15群17枚のオールガラスレンズ搭載で税抜価格165万円。ネイティブコントラスト80,000:1輝度2,500lmとなっている。
DLA-V70Rは0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスと口径65mm15群17枚のオールガラスレンズ搭載で税抜価格125万円。ネイティブコントラスト40,000:1輝度2,200lmとなっている。
3モデルとも48Gbps/HDCP2.3対応HDMI端子搭載で8K60p信号の入力に対応している。ブルーレーザーダイオードを光源としHDR10コンテンツを最適な画質に調整する「Frame Adapt HDR」と「Theater Optimizer」機能を搭載している。今回「HDR10+」にも対応した。
別売RF方式3Dシンクロエミッターを接続することで3Dブルーレイ再生にも対応可能だ。「DLA-V90R」「DLA-V80R」の2モデルはシネマフィルター採用でDCI-P3の広色域を実現している。
参考:『D-ILAホームプロジェクター計3モデルを発売』
https://www.victor.jp/news/2021/0913.html
3年ぶりの新製品なので最新規格に対応し機能満載のフルモデルチェンジとなっている。まさか超高圧水銀ランプモデルがなく3モデルともブルーレーザーダイオード光源採用とは驚いた。
日本のホームプロジェクター市場はかなり小さいと聞くので、高付加価値の高額モデルで収益性を高めるマーケット戦略を取ることに決めた様だ。DLA-V50Rというモデルがないのはそうゆうことだろう。
3モデルの仕様を比較すると松竹梅3価格戦略のセオリー通り“竹”の「DLA-V80R」が魅力的で大ヒットしそうな予感がする。
“梅”の「DLA-V70R」はシネマフィルター不採用だから「DLA-V5」と「DLA-V7」の中間後継機という位置付けに思え「DLA-V60R」という型番の方がしっくりくる気がする。勘違いさせられそうな型番だ。(^_^;;
私のプロジェクター使用時間では高価過ぎてもったいない3機種だが、視聴会で一度このモデルが映し出す画を観てみたいものだ。
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